経済学部
2021.03.23|最終更新日:2022.06.14|

【後編】ペットの悲しい現実を変えるため、企業は何ができるか?箱根駅伝を目指す中で「自分で考える」大切さに気づきました

【後編】ペットの悲しい現実を変えるため、企業は何ができるか?箱根駅伝を目指す中で「自分で考える」大切さに気づきました

陸上競技部で箱根駅伝を目指しながら、経営専攻で経営学を学んできた小林さんへのインタビュー。 後編は、陸上競技部で4年間を過ごし、どんな変化や成長があったのか?お話を伺いました。

小林 琢人
経済学部 経営学科 経営専攻 2021年3月卒業
愛知県名古屋市出身。麗澤大学陸上競技部に所属。2019年、2020年、箱根駅伝出場をかけた予選会のメンバーに選抜され出場。大学卒業後は、家業であり、ペットショップ150店舗を全国展開する有限会社ワンラブに就職予定。趣味はカラオケ。好きなアーティストは「BiSH」。※取材時、4年次生
目次

    体験合宿で風通しの良さを実感。麗澤大学陸上競技部は仲がいいんです

    箱根駅伝を走る夢を叶えるため、大学は関東の大学への進学を目指していました。麗澤大学を選んだのは、陸上競技部の山川監督に声をかけていただいたのがきっかけです。高校の陸上競技部の監督から「次に箱根駅伝初出場を決めるのは麗澤大学だ」と聞いていたこともあり、高校3年の7月、体験合宿に参加してみたんです。

    • 実際に寮生活や練習を体験し、「麗澤大学いいな、ここで箱根を目指したい!」と決意しました。運動部の場合、大学によっては上下関係が厳しくて、冗談なんて言えない雰囲気のところもあるようですが、麗澤大学は全くそんなことがないんです。1年次生が4年次生にふざけちゃうこともあるし(笑)、監督も接しやすい。学年関係なく、皆が和気あいあいとした雰囲気です。私の高校の陸上競技部からは、私も含めて3人、麗澤大学に進むことになり「3人で頑張ろう、麗澤大学を強くするぞ!」と意気込んで入学しました(笑)。

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    「やらされる」のではなく、自分で「考える」ようになったら伸び始めた

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    • 1年次の時、5000mのタイムが15分を切れていないのは、自分だけ。本当に遅くて、悔しい思いをしました。2年次の怪我で走れなくて落ちこんでいる時に、「予選会で走っている姿が想像できない」と監督から言われ。このままではいけないと気づき、そこから、練習のやり方を変えました。自分で「考えて」練習するようになったんです。練習メニューをただ、こなすのではなく、何のためにこのメニューをやるのか?一つひとつの意図を考えて取り組む。余裕が出てきたら、与えられたメニューに加えて、自分に最適なトレーニングメニューも組んでやるようになりました。

    そもそも1年次の時は練習についていくだけで精一杯、とても考える余裕など無かったのです。自分で考えて練習に取り組むようになると、徐々に力がついて、部内でも上級グループに入って練習できるようになりました。

    • 3年次の時には箱根駅伝のエースたちが集結する関東インカレ(関東学生陸上競技対校選手権大会)に出場。
      そして3年次、4年次と2年連続、箱根駅伝の予選会を走ることができました。
      陸上でも何でも自分が「やらされている」と感じている内は伸びないと思います。強制的にやらされている状態は、やっていても楽しくないし、そもそも、自分自身が陸上とちゃんと向き合えていない。伸び悩んでいる時はまず、「やらされる」から自分で「やる」と意識を変えていくことが大切だと思います。自分で考えて、やること一つひとつ、意識的に取り組むようになると、面白さも、成長速度も大きく変わります。大学4年間陸上に打ちこんできて、私が学んだことです。

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    いつも応援してくださる先生方がいる。麗澤大学に入学して良かった

    麗澤大学に入学して一番良かったと思うのは、環境に恵まれたことです。監督は温かい人柄で、陸上競技部の同学年の仲間は皆頑張り屋。「誰々が何キロ走ったから、自分はプラス何キロ走る」という仲間が多くて、お互いに切磋琢磨しながら強くなることができました。

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    • 3年次の時には大学の敷地内に競技用トラックが完成しました。素晴らしい環境を用意していただいたのもありがたかったです。それから、経営専攻の先生方を初め多くの先生方が、陸上競技部を温かく見守り応援してくださいました。学内の環状道路で行った箱根駅伝予選会のメンバー選考会や、箱根駅伝予選会にも応援にわざわざ駆けつけてくださる先生もいて、本当に嬉しかったです。やはり、応援してもらえると力が出ます。恵まれた素晴らしい環境のおかげで、力がつき、箱根駅伝予選会も2回走ることができました。充実した4年間の大学生活を送ることができたと思います。

    一生懸命になれるものがあると、成長できる

    私は大学の4年間で、大きく成長することができました。それは、陸上があったから。皆さんも、大学では何か一つでも、自分が一生懸命に打ちこめるものを見つけて努力すれば、きっと成長できると思いますよ。私もこの4年間で学んだこと、気づいたことを、次は社会人という新たなステージで活かしていきたいと思っています。

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