2017年度「麗澤・地域連携実習」全体報告会を開催いたしました。
2017.9.25

  当科目は2013年度より連携協定を結んでいる柏市 が取り組んでいる各種プロジェクトに、学生が参加して調査、立案をしていくPBL型学習(Project Based Learning)の科目 です。参加学生は、5月から9月までの約4ヶ月間、事前学習(事前学習の模様はこちら )、柏市へのヒアリング・企画提案を行い、柏市の職員の方々から多くのフィードバックをいただきました。

 報告会では、以下、8つのグループ毎に「このテーマを選んだ理由・きっかけ」、「調査方法」、「自分たちが考えた仮説」、「実際に取り組んでみての結果や学んだこと」を中心に成果が報告されました。

国際交流の活発化

男女共同参画社会の形成

地球温暖化対策

まちづくりへの市民参加推進

人口減少下における公共交通のあり方

市民の防災意識の向上

空き家対策

若者の投票率向上

 

 会場には履修者に加え、学生、教職員が集い、発表が終わるとフロアからさまざまなコメントや質問も飛び交い、会場は熱気に包まれていました。

 

 フロア参加者の「PBL型学習を通して学んだことは何か?」の質問に対し、履修者が答えた「高校までは決められた科目をこなしていればよかったが、この科目では、すべて自分で決めて、自分で考えてゴールへ導いていかなければならない。その難しさ、そして楽しさを学べました」というコメントが印象的でした。

 柏市へのヒアリング調査を行う前に学内で実施した「マナー講座」を踏まえ、「電話アポイントを取る」、「市役所の職員の方々やメンバー同士でのスケジュール調整をする」などの実際の活動を通じて「大人の方、社会人の方と触れ合うマナーや心得を経験的に学べた」といった声がありました。また、「(政策に対し)こうしたい、ああしたい、と意見を言うのは簡単かもしれないが、いざ『実行』となると、予算なども含めた様々な問題と向き合っていかねばならないことに気づき、その難しさも感じた」と語る履修者もいて、「実際の現場」を肌で感じたようです。

 「地球温暖化対策」の一案として「SNSを駆使して、低コストで、かつ多くの人たちに認知してもらうようにする」というアイデアを出したグループや、「市民の防災意識の向上」の方策として、火事現場を想定し、ダンボールの迷路を作り、「子どもたちが楽しみながら防災意識を高められる」のイベントを企画し、実際の防災イベントで披露したグループもありました。柏市の職員の方々からは「若者ならではのフレッシュな意見で、かつコストのかからない方策を出されていて職員としても違った観点で見ることができた」というような声もいただくことができ、柏市と本学とでの双方向での学びを感じた発表会となりました。

 

 今回、参加者の多くが「難しさに気づいた」や「課題に気づいた」といった経験を語っていました。「気づけたこと」自体、今後の活動の「第一歩」になるのではないでしょうか。

 当科目が学生諸君の「次なるステップ」となることを教職員一同願っております!

 

「麗澤・地域連携実習」テーマ選びから報告会までの流れ

 

日時

内容

5/8(月)-5/19(金)

個別オリエンテーション

5/22(月)-5/26

履修申込書受付期間

6/5(月)

参加課題発表(選考結果発表)

6/8(木)

全体会:PBLってどんな学び?

6/20(火)

全体会:柏市ってどんなところ?

6/27(火)

全体会:電話のかけ方・メールの書き方(マナー研修)

7/3(月)-8/25(金)

課題ごとに担当教員と 日程調整してグループワーク

9/19(火)

全体報告会

各班の活動報告のようす              フロアも真剣なまなざしで発表を聴いていました