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教育・研究
2017.06.09|最終更新日:2020.07.24|

2017年度新規科目「麗澤・地域連携実習」第1回全体会が開催

 2017年6月8日「麗澤・地域連携実習」受講者へ向けた第1回全体会を開催いたしました。
当科目は2013年度より連携協定を結んでいる柏市(※1)が取り組んでいる実際のプロジェクトに、学生が参加して調査、立案をしていく科目です。柏市と連携をして地域の課題解決に向けて知恵を出し合っていく、まさにPBL型学習(Project Based Learning)を体現した取り組みといえるでしょう。

参加を希望する学生は各プログラムの中から、自分の興味に合ったテーマを選び、個別オリエンテーションを受け、選考を経て履修登録をします。実習の概要やマナー研修など基礎的な学習を経て、大学の外に出て調査を行います。調査した内容をもとに、グループでディスカッションを重ね、解決・改善策を考案し、関係者の前でプレゼンテーションを行い、評価をしてもらいます。会場にはこうして自主的に参加した55名の学生が集まりました。

今回の第1回全体会は、当科目担当教員でもある、成瀬 猛 教授内尾太一 講師佐藤仁志 教授より、ミクロネシア・スタディーツアー(※2) 、カンボジアでの教育支援活動(※3) 、「かしわ環境ステーション」でのインターンシップ(※4) 等、これまで本学が取り組んできたPBL型学習の事例の紹介や、インタビューの仕方、「学生・若者が柏市の事業に関わる意義」など、各専門分野とからめて多角的な角度からミニ講義が展開されました。

当科目は2年次以降(経済学部は1年次も可)から取り組んでいく「自主企画ゼミナール」をはじめとする正課内外での各種プロジェクトへの「足がかり」とすべく、「課題解決の基礎力を身に付ける」ことを目標におき、2017年度より1年生対象に新規開講しました。当科目での経験をふまえ、学生たちが更に自身の学びの幅を広げ、地域、世界との架け橋になっていくことが楽しみです!

※1 柏市との連携協定に関する記事はこちら
※2 ミクロネシア・スタディーツアーに関する記事はこちら
※3 カンボジアでの教育支援活動に関する記事はこちら
※4 「かしわ環境ステーション」でのインターンシップに関する記事はこちら


「麗澤・地域連携実習」テーマ選びから報告会までの大まかな流れ(予定)

 

日時

内容

5/8(月)-5/19(金)

個別オリエンテーション

5/22(月)-5/26

履修申込書受付期間

6/5(月)

参加課題発表(選考結果発表)

6/8(木)

全体会:PBLってどんな学び?

6/20(火)

全体会:柏市ってどんなところ?

6/27(火)

全体会:電話のかけ方・メールの書き方(マナー研修)

7/3(月)-8/25(金)

課題ごとに担当教員と日程調整してグループワーク

9/19(火)

全体報告会

 

個別説明会の様子 

「空き家対策」、「人口減少下における公共交通のあり方」や「国際交流の活性化」などなどプロジェクトは多義に渡ります。

 

映像資料によるこれまでの麗澤大学が取り組んできたモデルケースを見てイメージをつかみます。

 

「インタビューを0から始めるあなたに」というテーマで、インタビュー調査を基礎から学びます。

 

各取り組みの「認知度」を上げ「賛同者」を増やすためには「学生・若者の視点」が必要!