経済学部
2021/04/02

【前編】大学生活は"一生懸命やったもん勝ち"
人生を変える恩師と出会えた麗澤大学

【前編】大学生活は
太田 開
経済学部 経済学科 経済専攻 2021年3月卒業
大学3年次から経済学部の近藤明人先生の授業でTA(ティーチング・アシスタント)として活動。2020年夏には、麗澤大学が主催する『SDGs 2020高校生ソーシャルビジネスコンテスト』に高校生をサポートするメンターとして参加し、サポートチームが見事最優秀賞を獲得しました。
趣味はフラリッシュ(カーディストリー)と呼ばれるトランプを用いた曲芸的な技。
目次

    2021年の春に麗澤大学を卒業した太田さん。実は、麗澤大学への進学は第一志望ではありませんでした。しかし、入学後は授業内で教員をサポートするTA(ティーチング・アシスタント)や、高校生のビジネスコンテストをサポートするメンターとしても活躍するなど、大学生活の4年間を満喫しました。そして、人をサポートすることを通じて感じた自身の成長を振り返りました。

    高校生のサポートは自分自身も成長できる機会となった

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    • 日本全国の高校2年生、3年生を対象に開催された『SDGs 2020高校生ソーシャルビジネスコンテスト』にメンターとして参加しました。所属ゼミナールの近藤明人先生からお誘いをいただいたことがきっかけです。3年次から、近藤先生の授業などでもTAとして後輩のサポートをした経験はありましたが、高校生のサポートをするのは初めて。大学生活では高校生と何かに取り組む機会は滅多にありません。自分自身が人として、そして知識の面でも成長する良い機会だと思い、参加することを決めました。

    今回のコンテストのテーマである「SDGs」とは2015年に国連サミットで採択された、持続可能でより良い世界を目指す国際目標のことで、17のゴールから構成されます。いずれのゴールも挑戦的で難しいものですが、私が担当した麗澤瑞浪高校2年生のメンバー3人は、SDGsについてはすでに知っていたようで、社会的使命感や熱い思いを持ってコンテストに臨んでいました。

    何よりも大切にしたのは「参加して良かった」と思ってもらうこと

    • 今回、メンターとしての私の主な役割は、高校生たちの意見やアイデアを引き出してまとめる、いわゆるファシリテーターです。活動は7月末からスタートして、週に2回各1時間くらいかけて、オンラインでの話し合いを続けました。最終選考のプレゼンテーションは9月9日。そこから逆算すると、準備期間は約1ヵ月、しかもコロナ禍の影響で直接会うことはできず、ミーティングはオンラインのみ。そんな制約のある中で高校生チームのプレゼンテーションを仕上げなければならないのは大変でした。準備期間が1ヵ月というのは、大学生でもハードスケジュール。

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    サポートをする高校生メンバーの3人に期限内に少しでも良いものを作ってもらえるよう、事前に資料を作ってわかりやすく伝えたり、毎回、私から宿題を出して、ミーティング後に取り組んでもらうなど、色々工夫して進めました。

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    • 私が担当した高校生たちが選んだテーマは、SDGsには17の目標がありますが、5番目の目標である「ジェンダー平等を実現しよう」でした。しかし、ジェンダーというテーマは、ビジネスにつなげようとすると難しいと思います。なぜなら、これまでジェンダー差別が問題視されながらも、それをビジネスとうまく関連づけることが難しいため、今でも数多くの問題が残っていると思います。それでも、高校生たちは「難しくてもやれるのであれば挑戦したい」と挑戦することにしました。 メンターの立場として難しかったのは、時間がないことに加えて、ファシリテーターの役割を果たすことですね。

    ファシリテーターですから、具体的なアイデアを出すわけにはいきませんが、熱が入るとつい私も「こうしたほうがいいのでは?」と口をはさみたくなります。そこを我慢して、彼らが意見やアイデアを出しやすくなるような雰囲気を作るよう心がけました。そして何よりも大切にしたかったのが、高校生たちが「参加して良かった」と思えること。

    • そのためには、彼らが何を求めているのか、それを満たすためにどう導くのかを考えなければなりません。たとえば、わかりやすく伝えることや、社会的使命感を持つこと、ビジネスコンテストなのでビジネスとして収益をどう得るのかなど、様々なことを考える必要がありました。ただ、考えることの大切さを経験してもらうことが重要で、今回の発表が成功しても失敗しても、きっと将来につながる大切な気づきになる。今回のコンテストがそうしたことを学べる機会になるように、私ができる限りのことを精一杯やろうと考えていました。

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    思いが「伝わっていた」ことが、何よりも嬉しかった

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    • 最終選考当日は、私はどうしても都合がつかず、参加できませんでした。後からチームが最優秀賞を獲得したと聞いた時は、自分のことのように嬉しかったですね。一次選考の企画書とプレゼンテーションの動画までは私も見ていたのですが、どちらも「これを高校生が作ったのか?!」というぐらいクオリティが高く、本当にすごいなと思いました。 最優秀賞は3人の頑張りで掴み取ったものだと思いますし、それをサポートできたことが本当に嬉しかったです。もし受賞していなかったとしても、素直で熱意を持っているメンバーだったので、そうした高校生の皆さんと関われたことが私にとっても刺激になりました。

    彼らの話を聞いていると、アイデアや発想がすごく柔軟でおもしろい。大学で専門的なことを学ぶと、「これは実際にプランにすると難しそうだな」と現実的に考えることも多くなり、発言することを躊躇してしまうこともありますが、彼らは「こうすればいいんじゃない?」と色んなアイデアをどんどん発言していく。

    • とても大事なことだなと改めて振り返り、私も見習わなければいけないと思いました。最終選考の結果は、近藤先生に教えていただいたのですが、彼らが受賞した際のコメントで、「報・連・相(報告・連絡・相談)は大事だ」と言っていたそうです。実は、準備期間中に私がよく言って言葉でした。まさか受賞インタビューで「報・連・相」の話か!と(笑)。自分がサポートしたチームがコンテストに最優秀賞を獲得できたことも素直に嬉しかったのですが、何よりも私が伝えたいことが伝わっていたんだと実感できたことが、結果以上に嬉しかったですね。

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