【後編】大学生活は"一生懸命やったもん勝ち"
人生を変える恩師と出会えた麗澤大学

2021年の春に麗澤大学を卒業した太田さん。実は、麗澤大学への進学は第一志望ではありませんでした。しかし、入学後は授業内で教員をサポートするTA(ティーチング・アシスタント)や、高校生のビジネスコンテストをサポートするメンターとしても活躍するなど、大学生活の4年間を満喫しました。そして、人をサポートすることを通じて感じた自身の成長を振り返りました。

趣味はフラリッシュ(カーディストリー)と呼ばれるトランプを用いた曲芸的な技。
※取材時、4年次生
近藤先生の一言が父への意識を変えてくれた
その話を聞いた近藤先生が「それは髪を切るだけではなくて、お父さんと話すために来ているのだろうね。お父さんの床屋という空間そのものや、お父さんの人としての魅力に惹かれて、遠くからであっても来てくれるのではないかな」と言ってくださったのです。
麗澤大学の多くの人に支えられて、今の私がある
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今思えば、なぜそんな自信を持っていたかはわかりません(笑)。しかし、そんな経緯で入学したのが麗澤大学でした。受験で悔しい思いをしたからこそ、その思いを前に進む力に変えて、大学では勉強をもっと頑張ろうと決意したのです。高校までの授業はどちらかというと先生から一方的に教えてもらって、覚えるというような受け身の学び方が多いですよね。でも大学は違います。自分の力で何でもできるし、学び方も多種多様。自分が行動さえすれば挑戦できることが多く、選択肢も広がります。麗澤大学にもたくさんのチャンスがありました。そこに気がついて、大学というたくさんのことに挑戦できる環境を活かし、様々なことに取り組めたことが、充実した4年間につながったと思います。
麗澤大学に入学したおかげで、私は恩師と出会えました。本当に人生何が起こるかわかりません。 卒業後は近藤先生の影響を受けて、ISO(国際標準化機構)の資格を審査する財団法人で働きます。産業界全体を支える仕事ですから、責任も重大。社会的使命を意識しながら働いていきたいと思います。
立ち止まらずに前に進む。大学生活は"一生懸命やったもん勝ち"
これから大学進学を目指す高校生の皆さんに伝えたいのは、大学生活は"一生懸命やったもん勝ち"だということ。もし、希望した進学先ではなかったとしても、そこで立ち止まっていては何も始まりません。どこにいくかではなく、そこで何をするか。とは言え、私も最初は落ち込みました。でも、まずは目の前のことを一生懸命やってみてほしいです。授業でもいいし、課外活動でもいい。それを続けていれば、自分にとって大切なチャンスや、重要なキーマンがきっと現れると思います。