【麗澤大学経済学部経営学科 近藤明人教授 監修】経営学とは経営者になるためだけの学問だと思っていませんか? 今回は経営学についてどんなことを学ぶのか、経済学との違いや経営学を学ぶメリットなどを分かりやすく説明します。経営学を学ぶことで身につくスキルや、将来の就職先についても解説していきます。
皆さんは「経営学」と聞いて一番に何をイメージしますか?
経営学は経営者が勉強するためだけの学問だと思っていませんか?
経営学は企業や組織がどう良くなるかを研究する学問なので、もちろん経営者も学んでおくべき学問かもしれません。
しかし経営者でなくても、皆さんが社会に出て就職し会社で働く時に、会社がより良くなるよう実績をあげなくてはいけません。
社会に出た時に経営学を学んでおくとどうなるのでしょうか?
自然と自分自身がどのように働けば良いかわかるようになると思います。
たとえば、部活で仲間と協⼒して組織をうまく運営していくのも、「経営」の一つ。
あらゆる組織のマネジメントや問題が起きた時の対応、危機管理を行うことが組織には大事になってきます。
そういった企業・会社や組織の仕組みを理解し、管理することで周りを成功に導く能力をつけるために学ぶのが経営学。
今回は、そんな経営学について麗澤大学経済学部経営学科の近藤明人教授が分かりやすく解説していきます。
大学卒業後に実家のファミリービジネスで経営に携わるとともにISOマネジメントシステムの審査員や経営コンサルティングを行っていました。2016年から麗澤大学で実務の経験を活かして教育と研究に取り組んでいます。
職名:教授
学部/学科:経済学部/経営学科
専門分野:経営管理論・ファミリービジネス論・環境経営論・行政経営論
現在の研究テーマ:経営目的達成のための経営管理システムに関する研究、SDGs経営(ESGマネジメント)及び情報開示、ファミリービジネスの事業継続・戦略マネジメント、事業承継プロセスの阻害要因の分析、地域環境マネジメントシステム、環境経営におけるサプライチェーンマネジメント
主な著書:1.『環境経営入門(第2版)』共著 日科技連出版社(2013.05)、『事例に学ぶ 自治体環境行政の最前線ー持続可能な地域社会の実現をめざしてー』共著 ぎょうせい(2008.03)
経営学とは何を学ぶ学問?
では具体的に、経営学とは何を学ぶ学問なのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
経営学とは?
経営学とは、企業・会社、組織経営に関わるすべての物事について「どうしたらもっと良くなるかな?」とさまざまな角度から見て考えていく学問です。
一人ひとり違う考えを持った人たちで形成された組織の中で起こるあらゆる現象を研究します。経営学は、それだけでひとくくりにすることはできず、経済学や心理学、法学や社会学といったさまざまな学問の側面を持ちます。
また、経営学では企業が事業継続(長期的または永続的な視点で経営や事業に取組む)するために企業を取り巻く環境に適応する戦略を学びます。つまり持続可能な企業や組織を目指し、存続させる方法を学ぶための学問といえます。
たとえばSDGs(エス・ディー・ジーズ)。
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標で、積極的にその活動に取り組む企業が増えています。
企業が取り組むことで社会的信頼の向上や社員のモチベーション維持につながるので「持続可能」な企業や組織形成を目指すには重要な取り組みといえます。
また、顧客のニーズを把握することも大切です。
お客さまが本当に求めているものを汲み取り、課題を解決する力「デザイン思考」をもつ必要があります。
急速な技術革新に加え変化が激しく予測困難な現代においては、固定観念や前例に捉われない、全く新しい製品やサービス、ビジネスが求められます。
その思考がなければ、求められる商品の開発や販売につながらないために商品が売れず、利益は出ません。顧客の心理をきちんと掴む必要があります。
AIやデジタル技術の革新が行われている現代では、進化したデジタル技術を浸透させ経営の合理性や効率性、製品の質などを高めていかなければ、ライバル企業との競争で負けてしまう可能性があります。
IT技術を「ビジネスの手段」として使い、企業の価値や競争力向上を実現していく力も求められており、デジタル技術を活用してビジネススタイルをより良いものに変化させていく取り組み、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)といわれる概念も意識していく必要があります。
社員を雇うなら、きちんと法律にのっとったルールを作ることが求められます。
企業活動を行うにあたって組織内外のステークホルダー(社員や顧客、消費者な)の信頼を獲得するために、社会において望ましい取組みを行う社会的責任、いわゆるCSRも重要視されます。
これらについて、「どうしたら良くなるかな?」と常に考え動いていくことが大切です。
企業がSDGsをはじめとした取り組みを行っていくことで、「社会や環境に良い影響をもたらす会社」として期待され、ESG投資としてお金を投資しようという動きもあります。ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業総治(Governance)それぞれの頭文字をとった投資手法のことです。
企業が持続可能な企業や組織を作るためには資金調達が必要で、投資家はそんな持続可能な企業や組織を作る企業にお金を投資することで間接的にSDGsに貢献しているといえます。
経営学は学問としての歴史は約100年と浅いですが、マーケティングや経営戦略論、経営管理論などさまざまな領域があり、会社や組織をより良くするための方法論が確立されています。
経済学と経営学の違い
経済学と経営学は名前が似ていますが異なる学問です。
大きな違いとして、経済学は個人や企業だけでなく国家など「社会全体」の経済活動の仕組みを幅広く学ぶのに対して、経営学は「企業やあらゆる組織」というところに注目します。
ちなみに行政(自治体)やNPOなどの非営利組織、広義での非営利組織として、学校や病院も対象です。
もう少し具体的にすると、国や企業、世界中を対象としたお金の流れ(経済活動)を学ぶ学問が『経済学』で、企業が発展するためにはどのように運営していくのが良いのか、マーケティングや法律、人材マネジメント、危機管理、経営戦略などをより細かく考えていく学問が『経営学』です。
また、経済学と経営学の特徴として、数学は切っても切り離せない関係といわれるほど数学(主に中学数学+微分)の知識を使う経済学に対して、経営学では学ぶ分野によって数学(主に統計数学や確率)を使います。
つまり何を専門的に学ぶかによって数学を使う頻度が変わってきます。
経営学を学ぶ目的・目標は?
経営学を学ぶ目的は、人それぞれあるでしょう。
「自分で起業してビジネスを成功させたい!」「社長になって両親の会社をもっと大きくしたい!」「お金をたくさん稼いでみたい!」という夢を叶えるために経営学を学んでみたい人もいるかと思います。
しかし経営学を学んだあとの進路は、ただそれだけではありません。
経営学は人の気持ちや行動心理、お金、時間の使い方などのマネジメント法を学びます。
目指すところは企業や組織の成功です。
そのためには企業や組織の利益を最大にし、存続するために仕組みや経営の方法論を理解して、より良い企業活動を生み出せる力をつけること、それによって適切な企業活動を管理し、マネジメント力をつけることです。
マネジメント力とは設定した目標に沿って組織を運営する力であり、リーダーシップとは少し違います。
リーダーシップの目的は皆に方向性を示すことですが、マネジメントは設定した目標に沿って組織を運営することです。
経営学は、ビジネスの場だけで実践されるものではなく、たとえば部活動やアルバイト先など、より身近なグループに対しても使える、人生で学んでおいて損はない学問といえます。
経営学は心理学?人の気持ちに寄り添う学問
経営学を学んでいると、お金の動きよりも、人の心の動きについて考えることが多いと気づきます。
それは会社や組織は人で構成されていて、提供するモノやサービスを生産するのも、消費するのも人だからです。「人はどんな時にどんな行動をとるのか」といった行動心理が分かると、商品の効率の良い売り方ができるし、「従業員がどんな時にストレスを感じているのか」ということにすぐに気がつくことができれば、従業員満足度は高くなります。
従業員のモチベーションをあげることで、作業効率が上がり生産性の向上に繋がります。
経営は理論だけではなく、人と人との信頼関係を築けるコミュニケーション能力を身につけることもとても大切です。
経営学を学ぶメリットは?
- 企業や組織の仕組み、企業活動の原理が分かる
- 経営管理・労務管理・生産管理など専門的な知識を身に付けられる
- 自分が行う仕事の必要性や意味を理解することができる
- 経営学の知識は、より身近な集団の中でも利用できる
- 自身のビジネスプランを持って起業することができる
- 良好な人間関係を築けるようになる
経営学で養った専門的知識はさまざまな仕事で役立ちます。
経営学で身につけたマネジメント力、分析力、問題解決力は、会社内部・外部で発揮でき、さらには独自のビジネスプランをたてて自ら新たな会社を起こす、すなわち起業する道も開けます。
また、自分はなぜ今の仕事を任されているか、自分の仕事が何に役に立っているのかを客観的に分析することができ、その必要性や意味が分かるようになります。
そして企業や組織をより良い方向に導くために自分がどう動くべきかということも自然と分かってきます。
もちろん経営学を学べば必ずなんでも成功するわけではありませんが、経営学の知識を強みに自分自身も成功に導いて行くことも可能でしょう。
経営学を学んだあとの就職先や職業、有利な資格は?
- 起業家(ベンチャー)
- 経営者
- 管理職
- 企画職
- 営業職
- メーカー
- 商社
- IT企業
- 金融業
- ファミリービジネスの後継者 など
経営学を学んだあとの就職率はとても高いと言われています。
経営学はさまざまなアプローチ方法で企業や組織を良くしていく方法を考える学問なので、たくさんの業界からそういった考えができる人材を求められているためです。
主にIT業界やメーカー、さらにはお金の流れにも詳しくなるため金融業界に就職する学生が多いです。
- 経営学検定
- 簿記
- 品質管理検定(QC検定)
- 中小企業診断士
- ファイナンシャルプランニング技能検定
- ITパスポート など
経営学検定をはじめ、日々のお金の出入りや取引を記録するための簿記や個人の夢や目標を叶えるためにお金の悩みを解決するためのファイナンシャルプランナーの資格、デジタル化の進む現代で注目されているITパスポートの資格などを積極的に取る学生が多い傾向にあります。
麗澤大学の経済学部経営学科で学ぶこと
- デザイン思考により、企業価値を作り出す力を磨く
- 企業とのプロジェクトで実践的な経営が学べる
- 授業を通して経営学検定や簿記、FPの資格を取得できる
経営学科では、マーケティング、組織論、経営戦略など経営の基礎知識が身につき、実際のビジネスの現場でビジネスマナーやプレゼンテーションなどを体験し学びます。
合わせて簿記やファイナンシャルプランナーなどの資格も取得し、現場で役立つ力を身につけることができます。
また「PBL(課題発見解決型学習)」を積極的に行っています。
経営学科の1年次秋セメスターの基礎ゼミナールでも、実在する企業・団体が直面する課題の解決を目指す産学連携プロジェクトを実施していたり、その後も学びを実践する場として学生たちがキャンパスを飛び出したりと、企業や社会と直に触れ合う機会が豊富にあり、実社会から学び、学びを社会に還元する機会に満ちています。
経営学検定試験(初級)の団体受験機会もあり、2021年度は大学生や若手社員レベルを想定されている「初級」の試験に2・3年次の32名が合格。
受験した学生の内約7割の学生が合格しましたが、これは2019年度の全体合格率39.5%と比べても高い合格率であることが言えます。
【経営専攻の特色】
麗澤大学の経済学部経営専攻では、信頼される人格、頼りになる経営センスを身につけることを目標に、経営理論や知識・技術などを身につけることに加えて、実社会で活躍できる人材に育てます。
あらゆる組織の「マネジメント」 に必要な知識と能力を養うのが、経営専攻です。
2022年度からはクォーター制の授業も積極的に導入し、基礎科目も週2コマの集中的な学びを提供することで、経営学の基本理論を集中的に学びながら、企業などに出向いてマーケティングや町おこしの課題を解決していくような実践的な授業に参加することもできます。実社会に活きるマネジメント力をつけるカリキュラムが組まれています。
1年次の「基礎ゼミナール」や2年次の「ビジネスリサーチ」「ビジネスデザイン」、企業などに出向く実践的なプログラム「ビジネスイノベーションプロジェクト」など、企業と連携して商品開発やビジネスモデル・プランの構築、経営課題の分析・改善案の立案などに取り組みます。
将来は、世の中に存在しない商品やサービスなどの自身のオリジナルのビジネスを作ったり、企業プロジェクトを通じて、実践力を身につけたい人に向いている専攻です。
※経営専攻は2024年にビジネスデザイン専攻にリニューアルを予定しております。
【AI・ビジネス専攻、スポーツビジネス専攻の特色】
そのほかに麗澤大学の経済学部経営学科には、「AI・ビジネス専攻」、「スポーツビジネス専攻」の専攻もあります。
■AI・ビジネス専攻
「AI・ビジネス専攻」では、AIがビジネスにどのように活用されていくのかを授業やPBL(課題発見解決型学習)を通じて学び、新しい時代の即戦力となれるよう、どんな業界・企業にも必要な会計について学び、統計、簿記、ファイナンシャルプランナー、プログラミング(Python)、パソコン(MOS)など、AIを軸に、情報扱うビジネスにおける具体的なスキルの習得を目指します。また、これらの知識を活用して、実際にビジネスで活用するアプリケーションを制作したり、業務の自動化のためのRPA(Robotic Process Automation)の技術を習得します。
AI・ビジネス専攻は、AIに職を奪われるのではなくAI技術を活用できる人になりたい人、ITやプログラミング、会計など幅広い資格を取得したい人に向いています。
■スポーツビジネス専攻
「スポーツビジネス専攻」では、『経営力・人間力』 を備え、スポーツビジネスを通じて地域社会やグローバル社会で貢献できる人材を育成します。
経営する側の視点でスポーツを見つめ直し、卒業後は指導者となれるよう「スポーツリーダー」「アシスタントマネージャー」など日本スポーツ協会公認のスポーツ系の資格を取得し、即戦力を目指します。
また、PBL(課題発見解決型学習)を通じてJリーグやプロ野球球団などのプロクラブや企業から提示された課題に対し、解決策を企画・提案したり、プロスポーツチームやスポーツメーカーでのインターンシップがあったり、国外でも活躍できるようにスポーツビジネスのための特設英語クラスなどが用意されています。
スポーツビジネス専攻は、スポーツを一生の仕事にしたい人、またビジネスとして企画・運営をしたい人、スポーツビジネスをするうえで必要な技能や資格を取得したい人に向いています。
【2024年】麗澤大学は経営学部を設置構想中!
現在、麗澤大学で経営学について学べる学部は、経済学部の「経営専攻」「AI・ビジネス専攻」「スポーツビジネス専攻」ですが、2024年には新たに「ファミリービジネス専攻」が加わり、経営専攻がビジネスデザイン専攻にリニューアルし、経営学部として生まれ変わる予定です。(※)
日本経済が抱える課題にどう向き合うか、またAIやビックデータを使って課題をどう解決していくのか。社会のニーズに応えた進化する新学部にご期待ください。
※2024年4月に麗澤大学は工学部、経営学部を設置構想中。国際学部、外国語学部、経済学部と合わせて文理融合の5学部となる予定です。
経営学を教える先生や学んだ先輩たちの声
■経済学部 経営学科 近藤明人教授
私はこれまで企業の経営やコンサルタント(経営指導・助言)をしていました。
そうした経験もふまえ「中小企業が成長するには、どのような経営戦略が必要か」などあるテーマを決めてディスカッションをすることもあれば、事前にテーマに沿った資料を作成してプレゼンテーションをしてもらうこともあります。
また、教室内で学ぶだけではなく、企業に足を運び、実際の現場の問題点を見つけ、企業の方と話す機会も設けています。自分の目で見て、体験することで、実務的に学べるようにしています。
私が皆さんに伝えたいことは「経営学とは学んだ知識やアイデアを活用して、企業の目的を実現し、成長させ、利益に繋げていくこと」です。
経営学を学ぶことで、企業が抱えている課題やリスクをクリアできます。つまり、経営学は経営や会社を良くするための技術や道具なのです。
ですから、みなさんが実際に麗澤大学で経営学を学ぶ場合、自分が経営者や管理職になったつもりで、課題を見つけ、考え、学ぶ姿勢がすごく大切ですから、基礎はもちろん実学を用意しています。
麗澤大学の学生は自分のほうから積極的に私達の懐に入り込んで学ぼうとする。その姿勢に日々刺激を受けています。私が伝えたことばかりではなく、学んで得た知識に自分なりの考えを加えて発言する学生もたくさんいます。それは麗澤大学の教職員と学生の距離が近いことも関係しているのかもしれませんね。
私の講義やゼミに参加している学生は、起業したいと考えていたり、実家の企業経営の跡を継ぐという学生、将来は会社でバリバリ働きたいと考えている学生、中小企業診断士の資格にチャレンジしたいと考えている学生等たくさんいます。
そうした「勉強したい!」という向上心が学生を成長させており、私も負けていられないなと感じています。
■経済学部 経営学科 経営専攻 2022年3月卒業 京須 百香
そもそも経営専攻を選んだきっかけは、高校の進路指導の中で適性を知るために様々な分野の授業を受ける機会があり、経済系の中でも経営の授業を受けた際「私が学びたいのはこれだ!」と思ったことです。
印象的だったのは「1本100円のペットボトル飲料って、中身は10円くらいでできるんだよ」と聞いて「え、じゃあ残り90円は何に使われているの?」と思ったこと。そこから興味が広がって、価格はどうやって決まるの?私たちが最終的に商品を選ぶまでにはどんな流れがあるんだろう?同じ値段なのに特定のブランドを選ぶ心理は?と、商品の向こう側の世界を知りたくなったのです。
麗澤大学の先生方は、学生一人ひとりと向き合い、学びを深めるために全力でサポートしてくださいます。学生全員が先生にちゃんと見守ってもらえていると感じます。大きな大学だからこそ得られるチャンスもあると思います。けれども、小規模で、面倒見の良い先生方からたくさんの知恵や機会をいただきながら成長できたのは、麗澤大学のこの環境のおかげです。
そして友達もできました!私と同じように、学業に励んでいる人たちです。友達ってやっぱりいいなって思います(笑)。高校までの私は、授業に身が入らず、楽なほうへ逃げてばかり。自分から努力していないのに良い思いをしたがる良くない癖がありました。
大学に入る時「このままじゃダメだ、変わらなくちゃ」と心に誓い、そこからはずっと全力。だから麗澤大学での学生生活に後悔はないです。今となっては、どうしてあんなに有名大学にこだわっていたのかわかりません(笑)。私がここで全力を尽くしたこと。それがすべてだと思います。進路を決める時は、周りからどう見られるか?ではなく、自分軸で決めてほしいです。
そして自分で決めたことに自信を持って、貫いてほしいなと思います。一生懸命に頑張ることは大事だけれど「第一志望に落ちたらどうしよう」と心配しすぎることはありません。
どの大学へ行こうと、どんな環境でも、やる気さえ持てば何とでもなるから。自分次第ですべては変わる。自分を信じて、頑張っていきましょう!
経営学を学んで実社会に活きるマネジメント力をつけよう!
経営学は会社や組織についてばかり学ぶと捉えられがちですが、それ以上に人と人との関わり合いがとても大切な学問です。
企業や組織の中でどのように人の気持ちを捉え、人を動かしていくか、その時々でマネジメントの方法を選んで実行していかなければなりません。経営学を学んで、人から信頼されるマネジメント力を身につけましょう!