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  • 井上 優 井上 優

REITAKU
PROFESSORS

〜思い出の一品〜

ご自身の著書と一緒に

井上 優

INOUE, Masaru

  • 職 名:教授
  • 研究科:言語教育研究科
  • 学 部:外国語学部
  • 学 科:共通科目

現代日本語の文法・意味について研究しています。富山県で生まれ育ったので、自分の方言についても研究します。妻が中国人で、中国人・韓国人の友人(みな日本語に堪能)も多いので、日本語と中国語・韓国語の対照研究もやります。生活の中でいわゆる異文化摩擦を経験することも多いので、コミュニケーションについても研究します。「学問」というよりは、パズルを解くような感覚で、一見不思議な言語やコミュニケーションの現象について直感的にわかりやすい説明を考えるのが好きです。授業でもそのような話をしています。

  • 好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
    一つは「中庸」です。世の中のすべての物事はバランスの上に成り立っていると思うからです。特に理性と感情のバランスをとることは、社会において最も重要なことだと思っています。もう一つは「現実感」です。現実感なしにイメージ先行で考えることほど危険なことはないからです。過去の出来事や異文化の世界のことを「別の時代の話」「よその世界の話」と考えず、できるだけ自分に身近な事柄に引きつけて考えるようにしています。
  • 休日の過ごし方や趣味を教えてください。
    休日はまずゆっくり寝ます。起きたら授業や講演などの準備をしたり、原稿を書いたり、ドライブ(主に日帰り温泉)に出かけたりします。趣味は音楽です。小学生のときは合唱部で、中学・高校・大学ではブラスバンドやオーケストラでクラリネットを吹いていました。最近はもっぱら聞くだけですが、楽譜を見ながら演奏者になった気分で聞くのが好きです。
  • 1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
    ドイツ・チェコ・イギリス・アイルランド・ベルギーのいずれかを旅行して、地元の人が集まる場所でビールを飲み、教会でオルガンの演奏を聞きます。
  • 過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
    「あのときこうすればよかった」ということは数えきれないほどありますが、一方で(あくまで結果論ですが)人生の節目における選択に間違いはなかったと思えるので「もう1度やり直したい過去の1日」は特に思いつきません。ただ、学生のときに外国語をもっとしっかり身につけていたら、活動の場をもっと広げられただろうなとは思います。
  • 大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
    私の研究室です。いろいろおしゃべりをしたいからです。「行ってみてほしい場所」ということであれば、中国・西安の「陝西省歴史博物館」です。あそこにいると中国の明代や日本の戦国時代は「わりと最近のこと」。中国の清代や日本の江戸時代は「この間のこと」のように思えてきて「今とは別の時代」とは思えなくなります。
  • 大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
    半分自著の宣伝になりますが、中川正之先生の『漢語からみえる世界と世間―日本語と中国語はどこでずれるか』(岩波現代文庫)と、私の著書である『相席で黙っていられるか―日中言語行動比較論』(岩波書店)です。言語やコミュニケーションについて「こんなおもしろいことがある」そして「こんな見方もある」ということを知ってほしいからです。中国語を知らなくても十分読めます。

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専門分野

  • 日本語の文法・意味、文法・意味の対照研究

研究テーマ

  • 現代日本語(方言を含む)の文法形式の意味に関する研究、および中国語・韓国語との対照研究

学歴

  • 東京都立大学大学院博士課程 中途退学
  • 東京都立大学大学院修士課程 修了
  • 東北大学文学部文学科 卒業

取得学位

  • 修士(文学)(東京都立大学)
  • 学士(文学)(東北大学)

主要経歴

  • 麗澤大学大学院言語教育研究科 教授
  • 麗澤大学外国語学部 教授
  • 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立国語研究所 言語対照研究系 教授
  • 一橋大学大学院言語社会研究科第2部門 連携教授
  • 独立行政法人国立国語研究所(主任研究員,領域長,センター長)
  • 北京日本学研究センター 派遣教授
  • 国立国語研究所(研究員,主任研究官)

著書

  • 『相席で黙っていられるか』  単著  岩波書店  (2013.7)
  • 第4章「モダリティ」『シリーズ方言学2 方言の文法』  単著  岩波書店  (2006.11)
  • 『日本語文法のしくみ』  単著  研究社  (2002.04)

学術論文

  • 日本語と中国語の真偽疑問文と確認文の意味  『日本語文法研究のフロンティア』  単著  くろしお出版  (2016.5)
  • 「対照研究と通言語的研究」  『日本語学と通言語的研究との対話―テンス・アスペクト・ムード研究を通して』  単著  くろしお出版  (2014.5)
  • 「日中対照から見た中国語の文末助詞」  『日本語史の新視点と現代日本語』  共著(筆頭)  勉誠出版  (2014.3)
  • 「事態の叙述様式と文法現象―日本語から見た韓国語―」  『韓国語教育論講座 第2巻』  単著  くろしお出版  (2012.10)
  • 「テンスの有無と事態の叙述様式―日本語と中国語の対照―」  『日中理論言語学の新展望2 意味と構文』  単著  くろしお出版  (2012.4)
  • 「学習者の母語を考慮した日本語教育文法」  『コミュニケーションのための日本語教育文法』  単著  くろしお出版  (2005.10)
  • 「テンス・アスペクトの比較対照-日本語・朝鮮語・中国語-」  『シリーズ言語科学4 対照言語学』  共著  東京大学出版会  (2002.11)
  • 「日本語と中国語の真偽疑問文」  『国語学』184集  共著  (1996.03)

その他の業績

  • 近い言語,遠い言語(言語距離)(『ことばのおもしろ事典』)  単著  朝倉書店  (2016.4)
  • なぜ対照研究が必要か(招待講演)  単独  韓国日本語学会  (2016.3)

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