国際学部
2019.06.02|最終更新日:2021.07.09|

【後編】国際学部で学ぶ6つのカテゴリーとは?

【後編】国際学部で学ぶ6つのカテゴリーとは?
目次

    ①まずは4技能を徹底して鍛え、3~4年次には英語での学びに挑む

    • "世界の共通語"とも言える英語の力を、まずは1〜2年次に徹底して鍛えます。目標は2年次終了時点でTOEIC550点。そこで身につけた英語力をベースに、3〜4年次は、世界の文化、経済、政治などに関するテーマを英語で学びます。英語でレクチャーを受け、考え、議論する経験は、社会へ出る際、大きな自信となるはずです。
      ※【国際学科】第二外国語(中国語、韓国語、ドイツ語)で留学ができるプログラムも整えています。
      ※【グローバルビジネス学科】1年次夏休みに4週間、全員参加の
      イングリッシュ・サマー・セミナーがあります。

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    ②日本は世界からどう見られているか?まずは自分の足元を照らす

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    • 協働・共生の力を養うためには"他者理解"は不可欠です。しかし他者を理解する前に、まずは自分たちを知るべきである、と本学部は考えます。Japan Studiesの学びでは「日本の文化」「日本の言語」「日本の社会」などについて、外国人教員から学ぶ機会を多く設定。日本人が当たり前だと思っている事柄を外国人はどう見ているのか?異なる価値観の人たちは日本をどう感じているのか?について知り、自分たちを客観視します。常識が常識ではなくなる体験によって、学生は"自分たちを発見"していきます。この学びは本学部の根幹をなすものです。

    ③留学生と同じクラスで学び、異質をつなげる経験をする

    • Japan Studiesの学びで得た"自分たちの発見"をベースに、留学生と日本人学生合同で編成されるクラスの中で、多文化共生について活発にディスカッションしていきます。背景が異なるメンバーと、共に学び、共に助け合う。この経験は、やがて"多様なメンバー、多様な価値の中で、他者を理解し、異質の価値をつなげることが、新しい価値を生み出すことになる"という理解と手応えにつながっていきます。すでに世界の人々は、協働し共生しています。多文化共生に関する学びのプロセスは、将来学生が飛び込む実社会の縮図とも言えます。

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    ④ 世界の様々な状況を知り、自分の行動に結びつけていく

    • 世界に存在する貧富の格差、環境問題、難民問題などの状況を知り、いかに"自分の行動に結びつけるか"を考えていきます。1〜2年次は、国際開発・協力、援助などに関する基礎を学び、PBL(課題発見解決型学習)では、カンボジアやネパール、ミクロネシア、日本で活動して、理論と実践を結びつけます。3〜4年次は、JICAなどでも活用されているPCM(プロジェクトサイクルマネジメント)という手法を用いてプロジェクトの立ち上げ〜運用に関する理論と手法を専門的に学び、将来、実効性あるプロジェクトの立案・運用を担える力を養います。

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    ⑤ アフリカ、イスラム圏など、地域の課題を学習。文化や慣習の違いと「グローバル化」を考える

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    • グローバル化を考える時に避けて通れないのが、それぞれの国や地域固有の文化、宗教、慣習などとの摩擦です。イスラム文化と資本主義が衝突する理由は何か。アフリカの発展にはなぜ時間がかかるのか。アジア圏は今後のグローバル経済にどんな役割を果たすのか。移民や難民問題への対処法は。各地域が持つ歴史的背景や文化、宗教などをしっかり学ぶことで、グローバル化を多面的に理解し考える力を養います。外国人労働者の増加など、「日本の中の世界」問題も考えます。単純な答えのない問題に対処する基礎知識を身につけましょう。

    ⑥ 企業人を招いての講座やインターンシップで、グローバル企業が直面する課題を具体的に学習

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    • 今や中小企業に至るまで、「グローバル化」と無縁の企業は皆無と言っていいでしょう。国境を越えても通用する経営や経済の基礎理論を身につけることは、グローバルリーダーを目指す人材には不可欠です。経済原論などを英語のテキストで学ぶことで、世界を相手に経営・経済を語ることのできる人材の育成を目指します。さらに海外のグローバル企業に赴いてインターンシップ形式で最前線の経営を学んだり、企業人から直接話を聞くなど、演習形式の授業も数多く用意。グローバル経営・経済の「理論と現実」を、深く、具体的に学びます。

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