教職員
2021/11/10

【後編】ダイバーシティにはメリットもデメリットもある。大切なのは、多様性を活かしていくことです

【後編】ダイバーシティにはメリットもデメリットもある。大切なのは、多様性を活かしていくことです

麗澤大学国際学部の開設と同時に本学に着任された内藤先生へのインタビュー。後編は、先生が考える「国際学部」「グローバルビジネス専攻」の学びについて、お話を伺いました。

内藤 知加恵
国際学部 グローバルビジネス学科 助教
早稲田大学大学院国際情報通信研究科修士課程。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程。博士(商学)。専門分野は「ダイバーシティ・マネジメント」。5歳の娘の育児に奮闘中。
目次

    対面授業の再開、キラキラした学生の真剣な眼差しに感動しました

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    • 麗澤大学が国際学部を開設する際、「ダイバーシティ」と大きく打ち出しているのを見た時は「私?私のことを呼んでいますよね?」って思いました(笑)。希望が叶い、今こうして皆さんと学べていることを心から嬉しく思っています。
      麗澤大学は、あったかい大学だなと感じています。廊下で学生に会うと、皆さん話しかけてくれるんですよ。私がかつていた大学ではこんなことは無かったので、本当に嬉しくて。学生と教員の温かい関わりは、小規模にこだわる麗澤大学ならではの良さだと思います。

    • 麗澤大学に着任した2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、前期の授業はすべてオンラインでのスタートでした。着任早々学生と画面越し。常にカメラがオンというわけではないので、顔が見られないまま授業を進めることもあり、皆さんの反応がわかりにくいこともあったので、私の言葉は届いているかな?楽しく受けてもらえているかな?と不安もありました。それが2021年度の前期には、原則、対面で実施することができました。すると学生の皆さんは目をキラキラさせながらすごく真剣に聞いてくれていて、もうびっくり!感動しました。普段の受け答えを見ていると、麗澤大学の学生は本当に素直で真っすぐな学生が多いなと感じます。

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    全員が考え、全員が発言する。授業を通して自分の「強み」に気づいてほしい

    私が担当する「Principles of Management」は、経営学を初めて学ぶ学生のための授業です。前期のクラスでは、経営学ってどういうもの?という切り口で、日本語のテキストで様々なトピックを取り上げ、後期のクラスでは英語のテキストを使い、学習します。

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    • 先日行った授業のテーマは、ちょうど「ダイバーシティ・マネジメント」でした。近年は「ドボジョ(土木女子)」という言葉があるように、土木系の仕事に携わる女性が増えつつありますが、まだまだ男性が多数派の土木業界。そこで働く女性が増えることで、どんなメリット、デメリットがあるのか? 学生に話し合ってもらったところ「男性ばかりの中で少数派として働くのは大変」、「女性だからこそ気づける点もたくさんあるのでは」など、様々な意見が出ました。

    • 授業は、学生参加型で全員が考え、発言してもらうのが基本です。中にはおとなしい学生もいますが「どんな風に考えたの?」とこちらから聞いてみると、思いもよらないようなおもしろい意見を持っているんですよね。素晴らしい発想を持っているのに黙っていたら、皆その発想に気づけないまま授業が終わってしまいます。それはすごくもったいないこと。学生には、自分の考えをアウトプットすることで自分の「強み」に気がついてほしい。今すぐできなくても、授業を通してその力を伸ばしていけると思います。

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    世界と関わるために必要なことをすべて学べる。それが麗澤大学の国際学部です

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    • 国際学部の学生に、どうしてこの専攻を選んだの?と聞くと「グローバル思考を学ぶことはこれからの社会に大切なことだし、ビジネスの勉強は社会に出た時に必ず役立つと思ったから」とグローバルビジネス専攻の学生は答えてくれました。まさにその通りですよね。日本はこれからさらに人口が減少し、いかなる業種も海外進出を避けることはできません。そこで自分がどう生きていくのか、より良い社会をどのように築いていくのかという時に、国際学部の学びが必ず活かされるはずです。

    • では、麗澤大学の国際学部はどういうところかといえば、将来、自分の国から一歩外に出て、世界と関わるために必要なことをすべて学ぶことができる学部だと私は思います。海外に漠然と興味はあるけれど、具体的に何をしたいかわからないという人も、ここでは、言語、ビジネス、文化、国際協力――自分が興味関心のあることから世界とつながることができます。外国語、経済学をはじめ、様々な分野で活躍されている先生方が、皆さんの学びたいことをサポートしてくれますよ。

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    • 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界の人の動きに制限がかかる中、国際交流や国際協力も止まってしまったと感じる高校生もいるかもしれません。しかし、今起きていることは停滞ではなく、「変化」なのです。たとえば、リモート化が急速に進み、ちょっと前までは考えられなかったような柔軟な働き方が可能になり、海外に行かずして海外と仕事ができるようになったのもその一例です。一方、日本の人口減少、グローバル化という大きな流れに変わりはありません。

    大切なのは、現状に振り回されるのではなく、物事を大きな視点でとらえ、変化についていくこと。そして世界の変化についていくには、大学の4年間できちんと学ぶこと。それには常に時代の先端をいく「国際学部」が最適な環境だと思います。

    大学4年間は、身の丈以上の大きなスケールでじっくり考えるチャンス

    • 誰かに言われてするのではなく、自分がやりたいことを自分で選んでできる。そのための時間がたっぷりある。それが大学4年間だと思います。自分がやりたいことをやるのはもちろん、たとえば「世界はこれからどうなるんだろう」「紛争が絶えないあの国はどうしたら平和になるだろう」「世界から飢餓をなくすにはどうすればいいのだろう?」そんな自分一人の力だけでは何もできないようなスケールの大きい物事をじっくり考えるチャンスでもあります。どれほど大きな問題でも、自分で考え、自分の意見を持ち、行動することが今後の世界を変えることにつながると思えたら、それは将来、仕事に就いた時のやりがいにつながります。

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    考えることが職業選択にも影響し、自分でも思いもよらない未来が拓かれるかもしれません。ぜひ、大学4年間をそんな風に活用してほしいと思います。一緒に4年間を楽しく、有意義に過ごしましょう!

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