卒業生の活躍
2020/08/24

【前編】"What is normal?" 海外に来て自分が持っていた世界観が当たりまえ"normal"ではないことを知った

【前編】
盛 健二
JFC ITALIA S.R.L
イタリア ミラノの日本食材の卸会社に勤務。 外国語学部英語学科(現在の英語コミュニケーション専攻/英語・リベラルアーツ専攻)2006年卒業。 1983年東京生まれ。小学校に入る頃から外国に憧れを持っていた。初恋はメグライアン。親の影響で食にも興味関心があり、人とのコミュニケーションも大好き。 イタリア本場のナポリピッツァ職人を経て、現在はより世界に貢献できる「地球人」になるために奮闘中。
目次

    小さい頃から日本の外に憧れていたため進学への迷いがなかった

    私は自分で言うのもなんですが、幼い頃から明るく元気でおしゃべり、目立ちたがり屋だったと思います。そして、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いというハッキリとした性格だったので、思い起こすと学習面では少し偏りがあったかもしれません。でも学校が大好きで、クラスの座席は一番前にしてもらうくらい。もちろん休まず通っていたので、常に皆勤賞をもらっていました。

    • 私の初恋はメグライアンで、小学生の時でした(笑)。好きなTV番組は「世界ふしぎ発見」や「世界まる見え特捜部」など世界の異文化に触れることができるので楽しみに見ていました。中学生になると英語教育が始まりましたが、その時の英語の先生が「発言することが大事」という教育方針の先生で、発言する度にいつもほめてくれていたので、英語が大好きになりました。それに、この頃から海外の人たちはみんな自己主張が強いイメージがあって、私も自己主張が強いほうでしたから、私の居場所は日本ではなくて海外ではないかと思っていたのです。そんな訳で英語専科がある高校を探していたら麗澤高校を見つけました。頑張って推薦試験と一般試験を受験、麗澤高校の国際コースに進学しました。それから麗澤大学へ。麗澤大学進学の一番の理由は、外国語学科があり、何よりも少人数の参加型授業であることと先生と学生の距離が近いということにとても魅力を感じたからです。

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    充実した大学生活中に「食」への道を見出し自分らしくいられるのは海外だと確信

    大学では、自分で楽しいと思うことや自分がやりたいと思えることを探して行動できます。学びたい科目を自分で選択できるし、時間に都合をつけてアルバイトやサークル活動や部活動もできます。基本的に何事にも積極的に参加するタイプだったので、大学時代は2つのサ部活動に参加しました。

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    • 1つは裏千家である父親の影響を受けて「茶道部裏千家」、そしてもう1つは「ダンス部」(私はあまり踊らない(笑))です。どちらの活動も部員をまとめる役を任されて、皆に支えられながら過ごしたことが大学時代の楽しかった思い出です。こんな風に過ごしていたので、大学生活が辛かったという記憶はなく、強いて言うなら第二外国語として学んていたスペイン語の文法が難しくて必死で勉強をしたこと...でしょうか。
      今は同じラテン語圏のイタリアで、スペイン語によく似たイタリア語を使うにあたって、あの時頑張ったことがとても役に立っていて本当に良かったと思っています。

    私の両親は小学校の栄養士と調理師ということもあり、小さい頃から料理を作ることも、食べることも好きでした。良い食育をしてもらったと思います。そしてまた、これも不思議ですが、幼い頃から海外の食に興味がありました。

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    • 大学4年次からパン屋でアルバイトをして、卒業後は都内のイタリアンレストランに就職しました。イタリア料理について2年ほど学び、経験を重ねるうちに本物のナポリピッツァを突き詰めたいと思うようになり、ナポリへ修行に旅立ちました。27歳の春でした。約2年間修行していたのですが、強盗被害にあい、治安に不安を抱き始めていた頃、日本の友人がナポリピッツァのお店を立ち上げることになり、帰国しました。それから会津若松の友人のお店で1年間働きました。

      けれども、やはり自分らしくいられる場所は日本ではないと確信したため、再びイタリアへ行くことを決意。その資金調達のために、世界一周の豪華客船に半年間乗船し、ピッツァを焼いていました。そこでは世界中のたくさんの人々と出会いました。

      船上の公用語が英語だったので、この間に自身の英語力がブラッシュアップしました。私は31歳で乗船したのですが、これはとても良い経験だったと思います。

    30代になり、ミラノで2年間の和食店で働き、海外で何をしたらいいのか探し続けた結果、現在の職へとたどり着きました。2020年現在2年目を迎えます。次は北欧やアメリカにも住んでみたいという夢があります。

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