卒業生の活躍
2019/11/29

【後編】将来の"なりたい自分像"を思い浮かべて、今できることをする

【後編】将来の
コーケリー愛子(旧姓:廣瀬)
アメリカ ワシントン州在住
福岡県出身。2006年外国語学部英語学科(現在の外国語学科)卒業。卒業後は福岡県で英語教師になる夢を叶える。結婚を機にアメリカ合衆国のワシントン州に移住。日本語教師を経て現在は2児の子育てに専念している。
目次

    「失敗しないように」という軸で考える生き方では、いつまで経っても前に進めない

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    (前編はこちらから)

    大学在学中は、文化祭の実行委員会の一員としてみんなでひとつのものを作り上げる達成感を味わったり、大学寮の寮長として日本各地から集まった学生や様々な国々から来た留学生をサポートしたり、後の人生にも影響を与えるようなたくさんの貴重な経験ができました。麗澤大学は本当に多様なバックグランドを持つ人たちと価値観、文化をシェアできる「小さな海外」だと思います。私自身、この経験は現在の海外生活のための礎になっていると感じています。そしてみなさんも、そうした恵まれた環境の中でたくさんの経験を積んでみてください。

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    日本は「石橋を叩いて渡る」ということわざがあるように、「失敗しないためにはどうしたらいいか」という考え方が根付いているような気がします。今でこそ遠慮なく、躊躇することもなく英語を話す私ですが、英語を勉強し始めた時は失敗を恐れて「第2言語である英語を話すなんて恥ずかしい」「相手におかしな英語を話す人だな、なんて思われるのでは?」という気持ちから自分の思ったことを上手に表現できなかったり、友達に「あの人今なんて言った?」って聞いているような性格だったんです。でも留学を経験し、そこに住む現地の人たちと関わるうちに「失敗しないように」という軸で考える生き方ではいつまで経っても前に進めない、と思うようになりました。

    どんな道に進むにしろ、困難なことはあります。失敗して心が折れそうになっても、次何ができるかな?とプラスに考えてみてください。今、できそうなことを探して実行してみてください。大好きなバスケができなくなり落ち込んでいた中学生の私が、次は何ができるかな?と考えた時にやってみようと思った英語が私の人生を広げてくれたように、きっといろんな道や可能性が世界には広がっています。

    アメリカに移住して7年が経ち、今は2人の子どもの子育てに奔走しています。上の子は体を動かすことが大好きなので、野球やサッカー、ブラジリアン柔術などスポーツにつき合う毎日です。ワシントン州は日本の本州と同じく温暖湿潤な気候ですが、夏は湿度が低く晴天が続きます。この街の人々はこの明るく過ごしやすい季節を毎年心待ちにしています。私たちも裏庭でプールをしたり、キャンプに出かけたりと、ここでの生活を楽しんでいます。

    日本のことはアメリカに移住してから、より好きになりました。年に一度帰国しているのですが、不思議なことに当たり前だと思っていた日本の文化を見たり感じたりして、逆カルチャーショックを受けることもあります。自分が生まれ育った日本なはずなのに、だいぶアメリカに馴染んでいることを実感しますね。アメリカに来て自分らしいライフスタイルが送れるようになったということでしょう。これからはアメリカの地で、2カ国を行き来できるからこそ、両国の良いところを感じながら、日本人としての視点も大事に、社会に恩返しができたらいいなと考えています。

    「将来の自分像」を思い浮かべ、目標設定。ひとつずつクリアにして夢を掴もう

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    教員免許と留学を両立しようと奮闘していた中、それでも一時は「留年しようかな」と頭をよぎったこともありました。でも、自分が目標とする「将来の自分像」を思い浮かべ、「自分はこうしたい、こうなりたいんだ!」という強い意志を持てたからこそ、乗り越えられたと思います。また、自分の持つ夢の大小に関わらず目標を設定し、具体的に今の自分に何ができるかを考え、実行してみるということも大事なことだということも学びました。大きな夢を漠然と持つのではなく、「将来の自分像」に対して具体的な小さな目標設定をし、それをひとつずつクリアしていく。そうすると夢を掴むということは難しいことではありません。失敗を恐れず何事にも挑戦してみてください。

    行動を起こしてみてください。結果がどうであれ、そこから得るものはたくさんあるに違いありません。そして壁にぶつかったとしても今の自分に何ができるかを考えて行動すれば、その小さな行動の積み重ねが自分の夢へとつながることは間違いないと思います。

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