外国語学部
2015.10.26|最終更新日:2020.09.24|

道徳は、社会を生きる基礎力になる。

道徳は、社会を生きる基礎力になる。
中山 理
特任教授
麗澤大学外国語学部イギリス語学科卒業、上智大学大学院英米文学専攻博士後期課程修了、イギリス留学(エジンバラ大学・エセックス大学)を経て、上智大学博士(文学)学位取得。平成19年より現職。千葉県教育委員会の「光り輝く『教育立県ちば』を実現するためのの有識者会議」座長。著書は専門の英文学をはじめ日本文化や道徳に関する著書、翻訳書等多数。

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目次

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    2006年、経済産業省は「職場や地域社会で、多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」を社会人基礎力として定めました。その中には「前に踏み出す力」「考え抜く力」そして「チームとして働く力」の3つの力があるのですが、実はこれらの能力に共通する要素こそが、麗澤大学が大事にしている"道徳力"なのです。

    たとえば「前に踏み出す力」とは「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」と言われています。では、失敗にめげず、どうしたら粘り強く取りくめるでしょうか。道徳の世界では、ある物ごとがうまくいかなくても、それを「失敗」として受け止めるのではなく、「成長するチャンス」と捉えます。それは地域や社会が抱える課題から、みなさん自身が抱える個人的な悩みごとまであてはまりますね。麗澤大学では、課題を成長のチャンスとして捉え、自ら解決策を導きだし、一歩前に進む力を身につけるよう支援する教育を行っています。

    また「チームとして働く力」を養うためには、自己中心的な「私が、私が」といった自分だけの利益を追求したくなる気持ちを抑え、道徳的な「利他の精神」を学び、チームのために何ができるのかを考えられることが大切ですね。

    麗澤大学は、1935年の創立以来、道徳教育に力を入れてきた日本でも有数の大学です。そのため、最新の科学思想や心理学など様々な学問の視点から学ぶ環境が整っています。社会人として生き抜くための基礎力を養い、いつの時代も、どんな場所でも、人から頼られ、信頼される人間になるための人格形成の場でありたいと考えています。

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