

教師として、そして人として魅力ある人間になりたい。
「英語の先生になりたい」。両親が二人とも教員であった私にとって小さなころからの夢でした。そのため実家から通学できる範囲にあり、英語の勉強もできる麗澤大学に中学のときから憧れていましたね。高校のときに麗澤大学の大学祭へいき、入学したい気持ちがますます高まりました。アジア圏や欧米圏の人たちがワイワイと楽しそうな会話をしていて、とてもアットホームな大学だなと感じたことを覚えています。まさに小さな地球。
この大学へ行くぞ!と決意しました。また、麗澤大学を目指した目的は、教員免許をとる以外に、もう一つありました。それは「生徒が学びたいと思える、魅力ある先生になる」ということ。単純に文法や単語を教えるのではなく、英語に関する歴史的なバックグラウンドや最新のアメリカ事情など、英語を通じて生徒たちに人生に役に立つ様々なことを教えたかったのです。その点でもネイティブの先生が校内を歩いていて、教科書だけでは学べない"生きた情報"が得られる麗澤大学はベストな環境だと思いました。
大学生活は受け身になったらあっというまに終わる。
入学後はとにかく主体的に行動しようと心がけました。というのも、1年生のとき、先輩から「大学は受け身になったら、あっというまに終わるぞ」と言われたんですね。何気ない会話の中の一言でしたが、とても印象に残っています。大学生活が有意義な時間になるかどうかは、自分次第なんだって気がつきました。そこで何でもチャレンジしてみようと思いました。
バレーボールサークルでの活動に、音楽活動、大学生活には色々な思い出がありますが、その中でも一番印象に残っているのは谷川オリエンテーションキャンプ※での経験です。1年生のときに参加して、ここまで学生が主体的になって行われるイベントがあるんだなと感動しました。タイムプログラムを組んで、誰がどの役割に適しているか考えて、ゼロからみんなでつくっていく。自分がやりたいことはこれだな、と思いました。担当の先生にお願いし、2年次のときはスタッフ、3年次にはリーダーをやらせてもらいました。
この経験は中学校の教師となったいま、生徒会活動や学年の宿泊行事等の運営で活きています。
※入学後行われるオリエンテーションキャンプ。学部・専攻によって内容は異なる。
後悔したことは一度もありません!
ステキな仲間や先生に巡りあい、自分とは違う価値観を持った人たちに出会えたのは、人生の中で大きな財産になりました。規模は小さいけれど、その分色んな個性がギュッと凝縮されているのが麗澤大学。いつも重たい辞書を3~4冊持ち歩いて勉強していた友人や、学生時代に、一度も日本語を使わずに卒業したと語る先生なんかもいます。みなさんも、そんな人の話を聞くと「会ってみたい」と思いませんか。
大学祭や谷川オリエンテーションキャンプをはじめとする数々の大学行事、そして様々なサークルや部活動にユニークな授業。それぞれの個性が光る舞台が麗澤大学には用意されています。私は麗澤大学での日々が本当に楽しく、一度も後悔をしたことがありません。今でも、あの頃に戻りたいと思うぐらいです。自分から動き出せば、きっとかけがえのないキャンパスライフを送ることができますよ。