教職員
2017.03.29|最終更新日:2022.03.31|

経験は自信へ。新しい世界の扉は自分で開け!

経験は自信へ。新しい世界の扉は自分で開け!
籠 義樹
経済学部 経済学科 教授
会計ファイナンス専攻の教授である他、キャリアセンター副センター長、学修支援センター長でもある。学外ではNPO法人かしわ環境ステーションの理事長も務めている。無類のヘビーメタル好き。
目次

    学生をサポートするプログラムが充実しています!

    197-1.jpg

    私は経済学部でファイナンスの基礎などの授業を受け持っていますが、実は授業以外にもいくつか携わっているものがあります。その中の一つである、"学修支援センター"についてご紹介します。学生の自発的な勉強をサポートする"学修支援センター"には3つの大きな機能があります。1つ目は英語や数学など基礎学力に不安のある学生のサポート。2つ目は様々な疑問や質問を持つ学生と、それに対応できる先生を繋ぐ仕組みを作ること。つまり、学生と先生を繋ぐ橋渡し的な役割ですね。そして3つ目が「自主企画ゼミ」を大学全体に広げることです。

    197-2.jpg

    「自主企画ゼミ」とは、学びたいテーマと指導を受ける教員を選び、オリジナルの授業を作ることができるプログラムです。麗澤大学にはこうした「自主企画ゼミ」がいくつもありますが、今、この取り組みをもっと増やすための施策を考えています。というのも、私の目で見ていても「自主企画ゼミ」に積極的に取り組んだ学生の成長は著しく、より多くの学生に参加してもらうことで「自ら何かを企画し、行動に移す経験」をしてほしいのです。

    先ずは知ってもらうことが重要ですから、1年生の夏休みの段階で、試しに自主企画ゼミを体験してもらえる「麗澤・地域連携実習」というプログラムに参加してもらい、もっと多くの学生に積極的に「自主企画ゼミ」を立ち上げてほしいと思っています。

    ゼミはもうひとつのHome

    197-3.jpg

    大学の授業でも特徴的なものが、3年次よりスタートする「ゼミ」ではないかと思います。私自身もゼミを受け持っていますが、やはりゼミの学生とは必然的に交流も多くなりますので、私にとっても、ゼミはもう一つのHomeみたいな存在。ゼミの卒業生と一緒に、共通の趣味で盛り上がることもあるんですよ(笑)。

    私のゼミでは積極的に「社会」と繋がる経験をしてもらえるようにしています。例えば3年生になると、"かしわ環境ステーション"というNPO法人にインターンとして参加。また秋には関東の経済系のゼミが参加するプレゼン大会にも出場します。

    本学には優しくて真面目な学生が多い反面、少しのんびりしたところもあるので、社会との繋がりに目を向けることの大切さも伝えていきたいと思っています。これらの貴重な経験を通じて学生たちは成長していきます。そういう成長している学生の姿を見るのも私の喜びですね。

    先ずはやってみること。それが未来へ繋がるのだから

    197-4.jpg

    高校生の皆さんには、大学を単なる知識を得る場所ということだけではなく、自分の学びたいこと、やりたいことを見つけ、実行に移すためにも、先生達や様々な施設・制度を十分に活用してほしいですね。

    麗澤大学は「自主企画ゼミ」を初め、自らの体験を通じて学ぶことを尊重していますし、それを積極的にサポートする先生も揃っています。是非、大学で将来に向けて自分自身で計画を立て、経験を積み重ねていただきたいと思います。そうすることが自信に繋がり、どんどん新しいことにチャレンジしていきたくなるのです。正直に申し上げますと、私は学生に「やりたいかどうか」を聞くことはしていません。「先ずやってみること」それが大切なことだと思うからです。
    物事はやってみないとわかりません。ゼミ生を見ていても最初は消極的だった学生が最後は積極的にチャレンジしているなんてしょっちゅうですよ(笑)

    大学で経験した「成功や失敗」があなたの自信に繋がります。また「人と人」の繋がりは、これからの人生の宝となります。仕事や世代、環境を越えた、大切なネットワークのベースとなるものを、是非、麗澤大学で築いてほしいですね。もちろん、ヘビーメタル好きという方、大歓迎ですよ!それも大事な"繋がり"でしょ!?(笑)

    SNSでこの記事をシェア