学長の想いを、そのままの形で伝える
主な業務は、学長のスケジュール調整、海外出張の手配、学長の講演会やシンポジウムへの同行といった秘書業務の他、学長の"想い"を発信するウェブサイト(http://www.reitaku-u.ac.jp/president/)の更新も担当しています。また、授業以外で学生と教員が共同で実施するプロジェクトのお手伝いも大切な業務の一つ。
「麗澤大学は、コミュニケーションを大切にし、学生も教職員も学業や仕事を楽しみながらお互いが向上できる場所」。学長の"想い"を、そのままの形で学内外に発信できるよう心がけています。「学長」と聞くと、皆さんにとっては少し遠い存在のように感じるかもしれません。しかし麗澤大学では、学長を訪ねて学生がやって来ることも珍しくありません。「活動の報告に来ました!」とついこの間も学生が学長室を訪れていましたよ。また、学長は多くの教職員の名前だけでなく人柄も把握し、積極的にコミュニケーションをとり、楽しく仕事ができているかどうかを気にかけていらっしゃる情景もよく見かけています。
学長の授業を受けられる!?
麗澤大学では6年ほど前から、学生自ら企画し作り上げる授業「自主企画ゼミ」※を開講しており、その一つには中山学長と井出副学長が、担当しているゼミがあります。麗澤大学の建学の精神を学ぶことがメインテーマですが、授業内容は学生からのリクエストで変更することも多く、人間関係の相談から結婚感、家族のことにまで発展し、ディスカッションすることもしばしば。
学長自らが授業を担当するというのは珍しいことだと思いますが、学生と教員の距離が近い麗澤大学だからこそ。私も学長のゼミに同行し、ゼミの内容について意見や感想を求められたり、いろいろなアレンジメントのお手伝いをすることがありますこのゼミを通じて知り合った学生から相談や質問を受けたりすることも多々ありますが、学生の皆さんの考え方の変化や成長する姿にいつも感心しています。
また、私自身、学長の授業を受講すると、たくさん刺激を受けるので、職員でありながら学生に戻ったような気持ちで参加しています。
※学びたいテーマと指導を受ける教員を選び、オリジナルの授業を作ることができるプログラム
"やりたいこと"を見つけるところからお手伝いしたい
学生と接していて感じるのは、素直で、しっかりとした考えも持っている学生が多いということ。課外活動などグループやチームで活動する際には、相手の立場に立ってグループ全体の調和を考えるなど、自分のことは一歩引いて考えることができる学生が多いように感じます。しかし、話を聞いてみると、入学前から全員がそうだったわけではないようです。高校時代は、まだ自分の進みたい道や夢がぼんやりしていたり、自分を客観的に見つめる機会も少なかった学生が麗澤大学に入学し、学生同士はもちろん、教職員との交流などによって、見方が変わってきたと言う学生も少なくありません。
麗澤大学には「学生を応援したい」という意欲を持った教職員がたくさんいます。そして皆さんの要望や希望をバックアップする環境も整っています。ですから、今は自分のやりたいことや進路に迷っている人も是非、麗澤大学で自分自身の視野を拡げてほしいですね。というのも、私自身も麗澤大学の卒業生。当時はまさに「将来、何をすればいいんだろう」って悩んでいたような学生でした(笑)。でも今は「いつか麗澤大学に戻って貢献したい」という夢がまさに実現し、毎日がとても充実しています。自分自身で経験したからこそ、自信を持ってお薦めしたいですね。これからも、皆さんの活躍を陰ながら応援しています。キャンパスで見かけたら気軽に声をかけてくださいね!