意欲と行動力のある学生がたくさん集まっている
国際交流・国際協力専攻(以下、IEC)の授業は、フィールドワークやPBL(課題発見解決型学習)が多いのが特徴です。地域活性、観光インターンシップ、途上国の教育向上やごみ問題への取り組みなど、実践的かつ多彩な活動を通して、社会の課題を発見する力、解決する力、提案力(プレゼンテーション力を含む)を習得していきます。
「IECの学生は行動力があって頼もしい」「授業中も発言が多く、語学力の伸びもいい」これは他の専攻の先生方からいただく、IECの学生に対する評価です。実際、IECには毎年、意欲的でアクティブな学生が集まり、海外で文化交流やプロジェクトを展開する学生団体を立ち上げるなど、積極的に活動しています。熱意ある仲間から刺激を受け、互いに切磋琢磨していくことができるでしょう。
目的意識があるから伸びる!高い語学力も自慢
IECの学生は語学力も高く、TOEIC-IPの平均点が英語系専攻を上回ることもあります。その理由は2つあります。1つ目はIECでは語学力の向上に力を入れていて、たとえば、英語力を伸ばしたい人は「MLEXプログラム」で英語系専攻の授業を履修できるなど、実力がつく環境があることです。他専攻より、第二外国語の授業数が多いのも特徴です。
もう一つは、IECの学生は、海外で自らプロジェクトを実施する機会が多いこと。必要に迫られて一生懸命に英語学習に励むため、実践的な英語力がいち早く身につくのです。しかし、実際の現場では行動力と語学力だけでは足りず、幅広い知識が不可欠。学生時代に「学習する癖」と「学習スキル」を身につけておくことが大切です。その点も、私たち教員がしっかりと指導しますよ。
「どろくさい」体験が力に 将来への足がかりとなる
IECの学生に挑戦してほしいのが「トビタテ留学 JAPAN!」です。これは2014年からスタートした文部科学省による奨学金制度で、毎年100人前後の若者が選抜されており、IECの学生もこれまでに2名合格しています。※ 自分で海外の受け入れ先を見つけるなど、行動力が求められますが、それだけに得るものが多いプログラムです。
「国際交流・協力」や「観光」というと華やかなイメージがありますが、現実はシビアです。だからこそ、大学時代に様々なチャレンジを通して「どろくさい」現場を経験し、対応力をつけることが大事です。就職活動の際も、自分が何を成してきたか自信を持って伝えることができ、相手からも関心を持たれ、将来につながるでしょう。
IECは、みなさんが成長する機会、未来へのエネルギーを補充する機会をたくさん用意しています。チャンスを活かし、ここから世界に羽ばたいていってください。※2019年2月現在