

※取材時、3年次生
きっかけは、カッコいいから
英語をサラッと話す人ってなんだかカッコいいな!高校生の私がそう思ったのは英語の授業中でした。留学経験のある先生が、授業中に英単語の意味までを、全部英語で説明していて、私もそんな風に自由に英語を話してみたいと、留学に憧れたのを覚えています。
「今は英語が得意じゃなくても大丈夫。やってみたいと思った人は留学を目指しましょう」。麗澤大学の留学説明会で、先生がそう説明してくださった瞬間、「これしかない!」とやる気が出てきました。留学が夢ではないことを実感し、嬉しかったですね。どうせならただ話せるだけでなく、専門分野の経済学についても英語で学べるレベルまで英語力を高めたい!私の麗澤大学での挑戦がはじまりました。
憧れだった海外留学へ
留学への想いを胸に、私の大学生活はスタート!最初の1年は本当に毎日が英語漬けでしたね。経済学の授業よりも英語の授業の方が多くて、水曜日は丸1日、木曜日もほとんどが英語の授業でした。リスニングやリーディングはもちろん、高校ではあまりやらなかったスピーキングとライティングもたくさん練習しました。もうお腹いっぱいというくらい英語を勉強した1年でしたね(笑)。そんな努力は、しっかり実を結び、オランダのフォンティス応用科学大学への留学も決まりました。憧れだった海外での生活!!大きな期待と少しの不安を胸に、飛行機に乗ったことを今でも覚えています。留学先の大学で学んだのは、マーケティングとヨーロピアン・カルチャー。
マーケティング科目ではプレゼンテーションの方法や、ビジネステーマについてグループ・ディスカッションをするなど、将来役に立つスキルと一緒に経済を学びました。ヨーロピアン・カルチャーは、欧州の文化を深く学ぶ科目。宗教や食文化、伝統行事などについて触れ、「日本とこんなにも違うんだ!」と毎日が驚きの連続でしたね。
まずは、飛び込む。その一歩が大事
留学中に学んだのは授業の内容だけではないんです。むしろ、授業以外の時間こそ、今の私に深く影響を与えているといってもいいでしょう。現地での生活は他国の留学生3人とのルームシェア。つまり、日常生活そのものが異文化コミュニケーションなんです。例えば、誰かがお皿を洗わない、服を脱ぎ散らかしている。そのとき、どう言えば、お互いに気持ちよく、理解し合えるのか。一つひとつの言葉を丁寧に選び抜き、細かい所まで英語で考えなければいけません。毎日の生活を通じて、英語だけではなく、人間的にも成長できたと自分でも思います。
そういえば、ホームパーティーにもよく行きました。欧州の人は、国籍と関係なく、楽しいひとときをシェアしようとい気持ちが強いので、普段は人見知りの私飛び込んでいけました。そうすると「あの漫画やタレントが好きなんだ!」なんて風に、向こうから話しかけてくれるんです!すごくうれしかったですね。
異文化交流は、自分からアクションを起こさないと、何もはじまりません。英語が上手じゃないからと消極的になるのではなく、まずは飛び込んでみる。留学生活はそんな気づきを得た、貴重な経験でしたね。
留学に少しでも興味がある人は一度、キャンパスに来てみるといいともいます。麗澤大学は、学生にヤル気があれば、その分だけ背中を押してくれる校風。あなたの第一歩が自分の将来を変える経験につながるかもしれませんよ。