

※経済学検定とは、日本で初めて経済学の実力を全国レベルでランク判定(SからDランクまで)する試験。A+ランクは偏差値約70。
※取材時、3年次生
初の就職活動、無念の惜敗。
[写真:指導してくださる佐藤先生と一緒に]
「早く社会に出たい!」
そんな想いで、僕は高校時代から就職活動をしていました。受けていたのは、柏市役所。父親が公務員という影響が大きかったですね。最終試験まで進んだのですが、結局落ちてしまいました。最終まで進んだ分、へこみましたね。でも、よくよく考えてみると、世の中で何が起こっているのか知らなかったし、そもそも市役所がどんな仕事をするのかもわからなかった。いまの自分じゃ、まだ知識も経験も足りない。やっぱり大学へ行こう。そして、そこでちゃんと腰を据えて勉強しよう。そう思う良いきっかけになったと、いまでは思います。
麗澤大学との出会いは、親の勧めでした。親の知り合いの方が麗澤に通っていたそうで、勉強するのにとても良い環境ということを聞いていました。実際に大学見学に訪れたとき、都会の喧噪を離れた緑に囲まれたキャンパスで、また授業は少人数制というお話もあり、聞いていたことは本当に違いないと感じました。
また、経済学部を選んだきっかけは、リーマンショックでした。人や世の中の雰囲気をも大きく変えてしまう経済の影響力を感じ、経済というものに非常に興味を持ちました。気づいたら、リーマンショックの背景などを調べている自分がいて驚きました。公務員を目指す上でも、経済の知識は必要ですし、大学ではがっつり経済を学ぼうと決めました。
もう最終では落ちません!
がっつり経済!と意気込んで入学したあと、まず取り組んだのは実は英語でした。麗澤大学は、英語や留学に非常に力を入れている大学でしたので、英語強化クラスに入り、1年間英語を鍛えようと思ったのです。このクラスではモチベーションが高い学生が多く、刺激をたくさんもらいながら英語を学ぶことができました。成果は自分でもびっくりの、TOEIC300ポイントアップ!麗澤で学ぶなら、ぜひ英語にも挑戦するべきだと思いますよ!
2年目からは予定通り経済学を学びました。僕は公務員志望ということで、公共経済学を専門にしているのですが、ビジネスゲームという授業では、ワークショップを通して簿記の資格が取れたりと広く学べるのが魅力的でした。こういった麗澤の授業で、より経済に興味を持てたことが、「経済学検定」の受験にも繋がったんだと思います。授業で検定のお知らせがあり、すぐに受験を決めたのを覚えています。
1回目の結果は「B+」。はじめて受けたのに意外と点数が高く、自信になりました。ただ、せっかくなので大学院の入試や公務員試験に活用できる「A」を取るべく、さらに学習を積みました。たとえば、ゼミのメンバーで週に一度勉強の時間を作ったり、授業の空き時間に教授に教えてもらったりしました。おかげさまで、3回目の成績は「A+」!素直に嬉しかったです。公務員試験にも、ミクロ経済とマクロ経済の科目があるので、非常に役立っています。もしも、経済学検定に出会わなければ、こんなにも勉強は頑張れず、公務員試験までの期間を怠けてしまったかもしれません。
来年はいよいよ公務員試験本番!一度は志半ばで途絶えてしまった道ですが、次こそは麗澤で学んだ4年間が自信になります。しっかり経済に向き合ってきた自分に誇りを持って臨みます!