

(現在のスポーツビジネス専攻)2020年3月卒業
強豪大学ではなく、麗澤大学を選んだ理由
私は小学生の頃からずっとスポーツをしていて、高校では陸上競技に打ち込んでいました。麗澤大学に進学を決めたきっかけは、陸上競技部の監督からのスカウト。他の陸上競技部の強豪大学に行く選択肢もありましたが、麗澤大学の監督が高校まで会いに来てくださり「一緒に箱根を目指そう!みんなで闘おう!」と熱心に誘ってくださいました。この時「この監督のもとで、麗澤大学で頑張ってみたい」と心を動かされました。他にも、麗澤大学の陸上競技部は少数精鋭で一人ひとりの力を伸ばす環境があることや、たくさんの留学生と触れ合えること、広々としたきれいなキャンパスなどにも魅力を感じて、麗澤大学への進学を決めました。
入学した時は、キャンパスの桜がすごくきれいに咲いていて感動したのを覚えています。春はその桜の下をランニングするんですが、とても気持ちがいいですよ。大学生活はというと、陸上競技部は寮生活が必須なので、高校の時よりもさらに陸上に集中する日々。箱根駅伝出場を目指して、皆で毎日トレーニングに邁進しています。アルバイトや遊びたい気持ちが全く無いわけではないですし、サボりたくなる時も正直あります!(笑)でも仲間と本気で目標を持って向き合っているので日々充実しています。先輩方も「やって良かった!」と充実感に満たされた笑顔で卒業していくので「今やっていることは無駄じゃない、大切な時間を過ごしているんだ」って自信を持って打ち込んでいます。
寮生活は慣れるまでの半年間は大変でしたが、今はとても楽しんで生活しています。仲間と365日一緒に生活していると「シャワー、こっちにかけるなよ!」とか、些細なことでケンカをすることはあるけれど(笑)、みんなでワイワイご飯を食べたり、お風呂に入ったりするのは楽しいし、何かあった時常に傍に仲間がいてくれる。それも寮生活の良いところだと思います。また、陸上競技部の学生は全国から集まってきているので、方言や生活習慣、気質など、地域によって様々な特色があります。キャンパスも国際的だけど、寮生活も同じ日本人同士とはいえ、多文化が集まっている感覚で楽しんでいます。
漠然としていた夢が目標に変わった授業
私が所属するスポーツマネジメントコースは、2018年度から「スポーツビジネス専攻」として生まれ変わります。私達学生の取り組みが大学に認められた成果だと思うと、素直に嬉しいです。今年度、授業内ではJ1リーグのサッカークラブ、柏レイソルとの提携によるプロジェクトに取り組んでいます。具体的な内容は「どうしたら観客動員数やチームのファンをもっと増やせるか」という柏レイソルが現在直面している課題に学生が挑むというもの。授業には、実際スポーツビジネスの世界で活躍されている柏レイソルフロントスタッフの方が直々にチームの現状を説明して、課題を共有してくださいました。
柏レイソルの皆さんが麗澤大学に、私達学生に本気で向き合ってくれているのが伝わるから、私達も本気で取り組める。「何としても結果を出さなければ!」と思うんです。もともとサッカーは大好きだし、真剣に、そして心から楽しみながら取り組める、とてもやりがいのある授業です。
高校時代から漠然と「スポーツ関連の仕事をしたい」と思っていましたが、授業を通して「大好きなサッカーを仕事にする、それも、柏レイソルのクラブスタッフになる!」と目標が明確になりました。サッカー選手としての経験はありませんが、授業での取り組みやインターンシップなどを通し、夢を叶えたいと思っています。実際、サッカー未経験で、インターンシップから柏レイソルのクラブスタッフになった麗澤大学の卒業生のお話を聞く機会があり、もっと身近に夢を感じられるようになりました。夢に向かって頑張りますよ!
今は何の役に立つかわからなくても、いつか、夢の足がかりになる
私は高校時代、スポーツのことしか頭になくて「英語なんて必要ない」と勉強しなかったんです。それが今は、スポーツに関わる仕事をするにはスポーツができるだけではダメなんだと、ひしひしと感じています...。現に柏レイソルのチームメンバーには海外からの選手も多く、英語が出来ると仕事の幅が広がるというお話も伺いました。そんな経験から高校生の皆さんに伝えたいのは、高校時代は広い視野を持って、色々なことにチャレンジして学んでほしいということ。今は何の役に立つのかわからなくても、いつかきっと、夢の足がかりになるはず。それにどんなことも、一生懸命にやって後悔することは絶対にない!そう思って、私も様々なことに挑戦していこうと思っています。