学生の活躍・課外活動
2017.12.02|最終更新日:2021.12.10|

卒業後の目標は「起業」。だからこそ"今"の過ごし方を大切にしています

卒業後の目標は「起業」。だからこそ
矢島 孝倫
経済学部 経営専攻 2020年3月卒業
茨城県出身。茨城県立藤代紫水高等学校から麗澤大学に進学。中学時代はサッカー、高校時代は陸上部マネジャーと体育会系だったのが、大学入学後は一転してフォークソングサークルに入り、4人組のバンドを結成。ボーカルを担当し、年5回のライブを目標に楽しく活動中。
目次

    本気で勉強したいから...妥協しなかった学部・学科・専攻選び

    132-1.jpg

    高校2年生の後半から、様々な大学のオープンキャンパスに数多く足を運ぶようにしました。私の希望は、実家の茨城県から通学しやすく、自分と相性の合う大学や学部への進学でした。先に決めたのが「学部」。「自分が本当に興味の持てる学問は何か」「そもそも大学には何を求めに行くのか」。当時の自分なりに深く考えて、行き着いたのが「経営」という分野。オープンキャンパスで行われていた授業の講義内容が最もしっくりきたのが経営で、将来は「自らが経営者となってビジネスに携わりたい!」と考えるようになったのです。

    132-2.jpg

    そこで、経営学科のある大学の中で最も気になったのが麗澤大学。麗澤大学といえば語学教育が有名で、ネイティヴスピーカーの教員による英語の授業が充実していることがわかりました。将来は海外のビジネスシーンに触れてみたいという希望もあり、また短期留学にも興味があったのでとても魅力的でした。麗澤大学のオープンキャンパスには4回参加しました。できるだけ事前にたくさんの情報を収集し、心から納得した上で大学を決定したいと思ったからです。

    私が麗澤大学を志望校にした決め手は経営学科の存在でした。今でも印象に残っているのが、先生や学生スタッフの皆さんがとても親身になってくれたこと。とりわけ学生一人ひとりが主体的に率先して動く、生き生きとした姿が記憶に残っています。「この大学に入学したら、あの学生スタッフの皆さんのように自分もなれるのかなぁ」と想像していました。

    大学は「なぜ?」を追求する場所

    132-3.jpg

    入学後、一番驚いたのが先生と学生の距離が近いこと。オープンキャンパスでも「距離が近い」とは聞いていましたが、実際はさらに近い!プライベートなことも含めて、気軽に先生に相談できるところは、麗澤大学ならではの良さだと感じます。

    私が受けている授業のほとんどが10人~15人の少人数体制。多くても30人くらいの授業ばかりですから、先生との距離が自然と近くなります。グループワークやプレゼンテーションの機会も多く、そのような授業を望んでいた私にはうってつけ。様々な授業で回ってくるプレゼンテーションには毎回意欲的に臨んでいます。

    132-4.jpg

    高校時代までは「1+1=2」という、知識を貯めていく授業だったのが、大学は「1+1が"なぜ"2になるのか」を追求していく授業が多いです。自らの考えを深め、自分の意見を相手に示していく。私が大学に求めていたのが、まさしくこうした授業スタイル。他大学に通う友人と話をすると大人数の講義型授業が多いようで、かえってそのことに違和感を覚えるほどです。

    私は1コマの授業に出席すると、どれくらいのお金を支払うことになるのか、とよく考えるんです。決して安い金額ではないと思います。ただ、そう現実的に考えるほど、1コマ1コマの授業がさらに貴重な瞬間になる。

    「麗澤大学は課題が多い」とも言われますが、全く苦に感じません。むしろ楽しむようにしています。何だか「真面目」「勉強好き」なんて思われそうですが、大学に入ってからなんですよ、こう思えるようになったのは。環境が人を変える、ということですね(笑)。

    将来はあっと驚くビジネスプランで勝負したい

    132-5.jpg

    お気に入りの授業の一つが、1年次の後期から受講する「自主企画ゼミナール」※です。下田健人教授と近藤明人准教授のもとで、「経営とは・ビジネスとは」を考える授業で、特に印象深かったのが差別や道徳について取り上げた回です。正直「差別や道徳が、経営に何の関わりがあるの?」と疑問でしたが、会社内での差別問題や、差別に対して在るべき人間のあり方という観点へと考えを深めていくと、経営にこそ必要な視座であることに気づかされました。将来は「起業」したいと思っているからこそ、自分が思いもつかない視点や学びの重要性にはどんどん触れたいし、吸収しておきたいと思っています。

    また学生の今だからこそ、外部のビジネスセミナーにも足を運んでいます。ビジネスパーソンや経営者向けのセミナーにも顔を出して、実際の経営者のプレゼンテーション方法や資料の作り方などを参考にさせてもらっています。たまに友人も誘って一緒に参加しています。互いに切磋琢磨し合える存在でありたい。こうした在り方も、麗澤大学での生活で意識改革されたことです。

    132-6.jpg

    卒業までにはきちんとしたビジネスプランを固めておくことが、私の当面の目標です。「このアイデアで勝負する!」というプランを立てて、起業の足がかりを築いておきたいのです。

    皆さんの中には大学生活に不安を感じる方がいるかもしれませんが、一人ひとりが生き生きとした学生生活が送れる麗澤大学の雰囲気が伝わっていると嬉しいです。思い切って飛び込んできてくれれば(笑)、快適な環境のもとで学生生活を謳歌できるのが麗澤大学ですよ!

    ※自主企画ゼミナール...学生が主体となって学びたいテーマと指導を受ける教員を選び、オリジナルの授業をつくることができるプログラム。

    SNSでこの記事をシェア