(現在の国際学部 グローバルビジネス専攻)2020年3月卒業
「海外に行きたい」「留学したい」麗澤大学なら、そんな「思い」を実現できる
小学生の頃ファッションデザイナーに憧れていて、中学生になると「国内で服飾の強い大学」を自分なりに探すようになっていました。姉が麗澤大学に進学して、カナダへの留学も経験していたので、我が家にはよく海外から友人が遊びに来ていました。姉の姿を見ながら、私も国籍を問わず様々な友達がほしいと思うように。当時は、ファッションやデザインを海外の大学で勉強したいと思っていました。
海外を意識して高校では英語科に進学。卒業後の進路で悩んでいると、知り合いのパタンナーの方から、「まずは4年制の大学に行くと、視野が広がるよ」というアドバイスをいただいて。 姉の存在はもちろんですが、国際社会へ羽ばたくためのカリキュラムが充実しているので、「ここならば!」と麗澤大学を志望しました。
苦しいけれど楽しい、留学中の日々
大学入学当初から「絶対に留学する」と心に決めていました。高校時代、早々に留学を経験した友人も多くいたので、私も早く留学したくてしょうがなかったです。麗澤大学で留学するのはやはり外国語学部の学生が多いのですが、学部や専攻を問わず、全ての学生にチャンスがあります。私は経済学部の学生として留学して、経済学の専門課程を海外で勉強したかったのです。
各留学先で決められた英語能力などの条件があるためTOEFLのスコアはいつも気にしていました。私の留学先は留学中もスコアが基準を満たしていないと、3カ月の語学留学期間のみで帰国するというルールがあるので、絶対基準を満たそうと心に決めていました。語学留学だけではなく、学部生として正規に留学するとなると、クラスには日本人学生がほとんどいない状態です。異国の地で授業に食らいつくだけで精一杯でした。
留学中に身に染みたのは、会話のスピードと授業スタイルの違い。あれほど英語を勉強してきたと思っていたのに、先生や学生達が話す速度が速くて聞き取れない。最初は何をどうすれば良いかわからない日々が続きました。それにアメリカでは、どの授業もインタラクティブで、先生も学生も、自分の考えを堂々と伝えてくる。言わなくてもわかる、という日本人の感覚が通用しません。わからないなら、何がどうわからないからできないのか。
何事も「はっきり言葉にして説明すること」が求められました。辛いこと、苦しいこともいっぱいありましたが、留学したからこそ得られた財産がたくさんあります。「苦しいけれど本当に楽しい」それが私の留学でした。
語学留学期間が終わり、本格的な正規留学に突入して1カ月ほど経った時のことです。クラスメイトが私に質問をしたり、意見を求めてきたりするようになったんです。その時「私はクラスメイトの一員として認められているんだ」と感じてとても嬉しかった。「日本人留学生」から「日本語も話せるクラスメイトの一人」として認識された。この感覚が自信につながり、帰国した今も、自らを奮い立たせる原動力になっています。
先生との距離の近さは、麗澤大学だからこその魅力
麗澤大学に入学したら、先生と学生との「距離の近さ」には誰もが驚くと思います。先生が学生一人ひとりのことをよく認識してくれているし、メール等で気兼ねなく連絡のやり取りもしてくれます。私も留学中で麗澤大学のキャンパスにいない時ですら、ずっと気にかけていただき、連絡をもらったりしていました。
留学先では、主体的・積極的な姿勢で臨む学生が本当に多く、先生にもアクティブにコミュニケーションを取ります。私は先生との距離感が近い麗澤大学での経験もあり、物怖じせずに先生とコミュニケーションを取ることができました。
また、私が好きな授業の一つに、八木エドワード教授が担当するマーケティングの授業があります。留学前から受講していて、少人数の環境と英語による専門的な授業は、毎回難しいけれど楽しい。どちらかというと留学中に受けていた授業に似ていて、帰国後もこうしたインタラクティブな授業を受けられるのは嬉しいです。先生もすごく私達に対し、熱い授業をしてくださるので、難しいけれど頑張ろうと思える授業です。
やりたいことはたくさんある。貪欲に何事にも挑み続けたい!
帰国してから、やりたいことがどんどん湧いています。卒業までにはTOEICで満点に近いスコアを獲得したいし、元々興味のあった服飾を意識して色彩検定も取得したい。最近は、国際会計士という資格にも挑戦したいと思うように。経済学や経営学を学ぶには会計学は欠かせません。麗澤大学での会計学の授業が留学中の授業にとても役立ちました。経済学を追求するには、この資格取得を通じて得られる会計学の知識が重要であると考えていて、資格取得に挑戦しようと思うようになりました。
経済学部へ入学を検討されている高校生の皆さんにも、ぜひ留学も視野に入れてほしいです。留学経験者としては、英語を話せない、と引け目を感じずどんと構えてほしい。国籍や言葉なんて関係ない!留学先では「日本語を母語とし、経済学を専攻している学生である」という姿勢が大切だと思います。留学生も、正規の学生も同じ専門分野を学ぶ学生です。そう思えるようになったのも麗澤大学で留学したおかげ。少しでも海外に興味がある人には、麗澤大学はきっとやりがいのある環境で勉強ができると思いますよ。