イェーナ・フリードリヒ・シラー大学 [ドイツ]

Friedrich-Schiller-Universität Jena25-26_01

大学案内

主な対象学部

外国語学部

所在地

Fürstengraben 1, 07742 Jena, Germany

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学ホームページ

 

沿革

「ドイツの緑の心」と呼ばれる大学都市イェーナは、光学機械・ガラス・薬品を中心とした工業の盛んなことでも知られる。イェーナ大学の名称は詩人、劇作家として有名なシラーが同大学で歴史学を教えたことに由来する。また、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルなどの哲学者も教鞭をとり、ゲーテが総長だった由緒ある総合大学である。創立は1558年。学生数は約20,000名。

特色

ドイツ語学習の場合は2年次第2学期の期間では、各週に、演習科目(ドイツ語)の授業が週12時間(6コマに相当)、基礎科目(言語、文学、文化・社会)にあたる授業が3コマ、英語が2コマの履修。3年次第1学期の期間では演習科目(ドイツ語)が10時間(5コマに相当)、講義科目が4コマ、英語が2コマの履修が可能。これらは本学留学生のみの授業で、能力のある学生は、演習科目等を各国の留学生と一緒の「マルチクラス」で履修することもできる。クロス留学の場合は、イギリス・アメリカ学学科の授業を現地学生と共に履修する。英独プログラムの場合は英語・ドイツ語の授業週12時間を履修する。また、授業と並行してドイツ人学生と1対1で勉強するタンデムや、ドイツの実状を見学する研修旅行がある。なお、イェーナ/ハレ大学に留学する学生を対象として、ドイツの生活環境に慣れることを主な目的とした語学研修が9月にヴェスターヴァルトのVHS(市民大学)で行われ、希望者はそれに参加してから各留学先に向かうことになる。

宿泊

各学生は、学生寮(個室)に入る。

生活

イェーナは自然にあふれた小ぢんまりとした町で、充実したドイツライフを楽しむと同時に、学業に専念できる最適な環境である。寮の近くに大きなスーパーマーケットがあり、生活に必要なものはそこで揃うが、大学に隣接する「ゲーテ・ギャラリー」というショッピングセンターでも、お洒落な買い物が楽しめる。
これまでに麗澤大学に留学したことのあるドイツ人学生が多く、生活面でいろいろな助言をしてくれる。他に、タンデム、日本語教室、大学、イェーナ市の各種のクラブ・サークルで現地の学生や社会人と知り合いになる機会が多いのが特徴。

条件

ドイツ語学習:2年次第1学期終了時までにドイツ語基礎演習Ⅲを修了し、「独検3級」、「OSD初級」または「StartDeutsch 2」のいずれかに合格していること。なお、条件を満たしている場合でも、本人の特性等を考慮し、留学先や留学期間等についてドイツ語・ドイツ文学専攻で指導する場合がある。

クロス留学:ドイツ語Ⅲを修了していること。英語能力については、TOEFL PBT/ITP 480点(iBT55点)以上、もしくはTOEIC585点以上が必要。

英独プログラム:ドイツ語Ⅲを修了していること。TOEIC 450点以上。

留学時期

ドイツ語学習:1年留学:2年次第2学期から1年間。(定員15名)半年留学:2年次第2学期。(定員10名)

クロス留学:2年次第2学期、3年次第1学期、3年次第2学期から。半年または1年間。

英独プログラム:2年次または3年次の2学期から、半年または1年。

留学体験談

JENAでの一年

外国語学部英語学科 2008年留学 安谷未来

昨年の9月から約一ヶ月間、私はMontabaurで研修を受け、10月からは創立450周年を迎えた歴史あるJENA大学に留学しました。
この留学中に、語学力の向上はもちろんのこと、いろいろなことを吸収したいという思いがありました。留学の初めのころは、日常会話や、特に授業の聞き取りは難しく悪戦苦闘しました。生活面では、初めての一人暮らしだったので、慣れるまでは大変な思いをしました。しかし、今では料理は得意分野で、よくドイツ人の友達を呼んでは度々日本料理でもてなす機会がありました。今考えると、日本の文化を相手に伝える良いきっかけができ、自然とコミュニケーションをとる中で語学力向上の手助けになったと思います。

授業は、Phonetikの授業が私は一番印象に残っています。その都度、授業の最初に予習復習のミニテストを行い、その直後に先生が他の生徒もいる中で自分の成績を発表します。日本にいたときは、そのように自分の成績が皆の前で発表される授業は一つもなかったので、より一層「誰よりも努力して頑張らなきゃいけない」と気持ちが高まり、予習はもちろん毎回毎回テストの練習は欠かさずに取り組みました。また、毎回程よい緊張感の中ドイツ語のテキストを完璧に読み上げなければならなかったので、私たち日本人には難しいドイツ語の発音をよくマスターできたと思います。
ドイツは日本とは違い、大学生の誰もが本当に勉強したい人たちであり、自分の将来の夢を叶えるためのステップとして学んでいました。そのため、彼らと話していると、目的意識を明確にしている人ばかりで、私自身も、留学の目的、今何のために学んでいるのか、そういった経験が将来どのように活かせるのか、といったことを問われることがよくありました。この留学生活は自分を見つめ直す良い機会になりました。自分の語学力のなさに失望することも初めのころは多々ありましたが、知り合った他国からの留学生も同じように自分の語学力に不安を感じながら、ドイツ語の上達に向けて努力していることを知り、私も自分の語学力を恥じたり、背伸びしたりする必要はないのだと感じたのを覚えています。
私は、会話練習で二人のドイツ人とタンデムを組んでもらい大変仲良くなり、彼らとの交流は本当に楽しい思い出ばかりが残っています。留学する前に比べるとドイツ語を使って意志表現することが、特にこのタンデム制度のおかげで上達したのではないかと感じています。
この留学での様々な経験、思いを忘れることなく胸に留めて、それを糧に良い面は伸ばす努力を、弱い面は直す努力を少しずつしていければと思います。私はこれからもドイツ語とかかわった生活をしたいと思っています。
この留学生活は私にとって一生心に残る宝物となりました。