約4ヵ月のカンバセーション・パートナーシップの活動を通して、仲を深めた徐さんと林田さん。後編では、留学生と日本人学生がともに暮らす学生寮"Global Dormitory"での生活について、そしてお二人から見た麗澤大学の印象や、将来の夢について伺います。
※取材時、4年次生。
※取材時、4年次生。
ホームシックにかかる暇もない楽しい寮生活
―徐さんが滞在している麗澤大学の学生寮"Global Dormitory"について教えてください。
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徐:Global Dormitoryは大学のすぐ側にあり、とても便利な場所にあります。ルームメイトは、日本人1名、台湾人1名、私を含む中国人2名で、計4人で一緒に暮らしています。居室は個室ですが、キッチンは共同なので一緒に料理をして食事をしたり、誰かの誕生日にはケーキを買ってきてパーティをしたりして、楽しく過ごしています。女同士だと話が弾むので、少々騒がしいと管理人さんに注意されることもあります(笑)。寮のイベントも充実していてとても楽しいので、皆とお別れする帰国の時が迫っているのが寂しいです。
本当にやりたいことをしっかり見据えて実現させるそれぞれの夢
―お二人の将来の夢を教えてください。
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林田:私は日本の航空会社に内定を頂いており、大学卒業後はCAとして勤務する予定です。航空会社で働くことは私の小さい頃からの夢であり、麗澤大学への進学を決めたのも、ANA総合研究所との連携授業に定評があることを知ったからでした。CAとして今後海外の方と接する機会が多くなると思うので、日本の魅力を最大限伝えられるように、そして、円滑なコミュニケーションが取れるように、日々励んでいきたいと思います。国際線で中国へ飛んで、イゼンさんと再会することも私の大切な目標のひとつです。
徐:私は中国で日本語を教える教師になりたいです。そのためには日本語の能力をまだまだ高める必要があり、まずは日本の大学院に進学することが目標です。大学院受験で求められる日本語のレベルは高いので、スキルを上げるために、中国に帰国してからは受験勉強を必死に頑張りたいと思います。倫実ちゃんがこれからCAとして頑張っていくことも、私の励みになっています。
小規模だからこそ、縁を活かせてチャンスに恵まれる麗澤大学
―お二人の思う麗澤大学の魅力を語ってください。
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徐:良いところは、大学が学生に多くの便宜を提供していることです。色々な部活動やイベントが充実していることで、学生生活が有意義なものになると思います。
林田:授業が少人数制なので先生や友達との距離が近く、わからないところを気軽に質問でき、グループワークなどが充実しているところが魅力だと思います。課外活動団体も豊富なので、自分の興味のある団体に所属し、仲間と楽しく交流を深められます。将来航空業界を目指している方にとっては、元CAの講師の方が指導してくださるホスピタリティの授業が外国語学部にあるので、同じ夢を持つ同志が切磋琢磨しながら互いのホスピタリティ力を向上させていくにはすごく良い環境があると思います。
―最後に高校生へのメッセージをお願いします。
徐:麗澤大学は景色が良く、秋には銀杏と紅葉がとてもきれいで癒やされました。大学の国際性もすごいし、部活動も面白いです。短い間でしたが、ここで勉強する日々はとても楽しいものでした。中国からの留学を考えている学生にも、日本の高校生の皆さんにも、どちらにも心からおすすめです。
林田:一番の想いは、麗澤大学の魅力がもっと広まってほしいということです。自分で動けば動くほど、チャンスを与えてもらえる大学です。私が第1志望を含む企業からの内定をいくつも頂けたのは、社会人になるまでの細かいステップを学ぶことができ、経験を積める環境が整っていたからだと思っています。
小規模にこだわる麗澤大学だからこそ、1クラスに十数名しかいなくて、皆の顔を知っているし、皆の名前を覚えていて、とてもいい雰囲気です。4年間この大学で過ごして、卒業を控えた今、進路を迷っている皆さんには麗澤大学に来てほしい、ぜひ受けてほしいなと強く思っています。