淡江大学 [台湾]

Tamkang University
35-36_011

大学案内

主な対象学部

外国語学部・経済学部(中国語学習・英語学習)

所在地

台湾省台北県淡水鎮英専路1 5 1
淡江大学ホームページ

沿革

1950 年に淡水英語専門学校として設立、その後、淡江文理学院となり、1979 年に淡江大学となる。現在では11 学部49 学科と大学院があり、約62 万平方メートルのキャンパスには約27,000 名の学生が学ぶ台湾では有名な私立総合大学となった。
台湾の最北部に位置し、台北市より車で約30 分、MRT(モノレール)で約35分。淡水の山々にも囲まれ、自然環境にも恵まれている。

特色

<中国語・中国文化専攻/国際交流・国際協力専攻>
他の留学生と合同の「華語班」の授業と選択科目を履修する。北京語のほか台湾語にも触れる機会がある
<日本語・日本文化専攻>
「華語班」の特別カリキュラムと淡江大学日本語学科の演習・講義をあわせて履修する。一部の授業は本学の中国語専攻学生と一緒に勉強するので、留学前に中国語専攻の授業を聴講する等、事前に十分勉強しておくことが望ましい。「日本語教育実習A」は、前半に淡江大学日本語学科の授業を見学しながら中国語を母語とする学習者に対する教授法の学習・研究を行う。後半は週2 時間の日本語教育実習を行う。
<英語コミュニケーション専攻/英語・英米文化専攻/国際交流・国際協力専攻>
淡江大学の英語学科の授業および「華語班」の中国語の授業を受講する。英語の授業レベルは高い。
<経済学部>
淡江大学のビジネス関係の専門コースに入る。授業は英語で行われているものを履修する。そのほかに、中国語の語学習得の授業なども履修することができる。

宿泊

寮は1989 年に建築された「麗澤国際学舎」。同じ部屋で本学の留学生と淡江大学生が共同生活する。
シャワー室・トイレは共同。

生活

淡水河の河口近くの高台にあり、キャンパスからは台湾海峡を一望の下に見渡すことができ、台湾海峡に沈む夕日の眺めは台湾一の絶景のひとつといわれている。パノラマエレベーターを備えた大学本館、明朝スタイルの宮殿教室などもある。キャンパス内には
レストラン、購買部などがあり便利。大学周辺にはたくさんの安い食堂もあり生活に不自由はしない。クラブ活動が盛んで自由に参加できる。

条件

中国語専攻 : 中国語基礎演習ⅢまたはⅣを修了していること。
日本語専攻/IEC : 中国語ⅢまたはⅣを修了していること。後期専門科目が履修できること。
英語・クロス留学 : 中国語Ⅲを修了していること。英語能力については、TOEFL ITP500 点またはTOEIC IP585 点以上。
経済学部 : TOEFL ITP475 点以上。

留学時期

中国語専攻/IEC : 2年次第学2期または3年次第1学期の半年間。
日本語専攻 : 2年次第2学期または3年次第1学期の半年間。
英語・クロス留学 : 2年次第2学期または3年次第2学期の半年間または1 年間。
経済学部 : 2年次または3年次第2学期から、6ヶ月または10ヶ月。

留学体験談

台湾留学報告

外国語学部中国語学科 2008年留学 小西執仁

淡江大学では中国語の授業として華語班と華語会話という授業があり、留学生はこの華語班の授業に出ていました。華語班はレベルが4つにわかれており、自分にあったレベルで授業を受けることができます。私のいたクラスでは、アジア人8割で欧米人が3,4人と比較的日本人にはやりやすい環境にもかかわらず、欧米人の発言力におされていました。しかし、次第にそんな欧米人たちに影響されてか、みんな自分から発言するようになりました。華語班は文法と語彙を中心に、それを日常ではどう使うか、どういう文が作れるか等の授業で、とてもためになりました。授業でやったことをすぐそのあと使えるこの環境は日本にはなく、力がついたように感じます。華語班の先生は明るく、雰囲気作りが上手で、授業後にバスケットボールをしに行ったり、鍋を食べにいったりとコミュニケーションの場をたくさん作ってくれました。また華語会話では、先生のほかに1人TA がお
り、2グループに分かれてテーマにそって話し合います。ここでは、発音とより自然な文法を学ぶことができ実践的でした。またTAと親しくなって、寮で話したり一緒に御飯を食べたりして、授業外でもいろいろ中国語を教えてもらいました。その他にも一般生徒と一緒に受ける、書道、英語、日本名著選読、大陸問題研究、日本史などの授業があります。これらの授業ははじめの内は何を言っているかチンプンカンプンで、何度もくじけそうになりましたが、一緒に受けていた麗澤の仲間たちに励まされたことで、何とか乗り越えられたと思います。
私たちが住んでいた麗澤国際寮にはさまざまな国や年齢の人たちがいます。考え方も文化も違うので、新しい発見の連続でした。母国語の違う人たちと中国語で、くだらないことや恋の話や将来の話、ときには悩みを語り合ったことはとてもおもしろく、私自身の長所短所をしることができ、一回りも二回りも成長できました。寮内には常に誰かがいて、話がしたくなったらロビーに行けばできます。食事に行こうと思えば誰でも誘えます。そんな寮で一緒に暮らしていると、彼らは友達というより兄弟のようで、家族が増えたような感覚がして、一度もさみしいと思ったことはありませんでした。
私の今回の留学目的は「自分のコミュニケーション能力を知る」ことと「普段体験できない体験をする」ことでした。自分のコミュニケーション能力が外国人に通用するのかを知りたかったのです。私は留学中、授業時間以外で教科書をひらいたことが数えるくらいしかありません。しかし、私の主な中国語の先生は、教科書ではなくコミュニケーションだったのです。私はひたすら友達や先生、町の人達とコミュニケーションをとりました。それによって外国人に臆することなく発言する自信がついたし、言語(中国語)の大事さや楽しさに気づくこともでき、言語に対する勉強意識も上がりました。
最後に、様々な出会いと経験ができた留学をさせてくれた両親に感謝したいと思います。