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  3. 感謝のドイツ訪問-あらためて実感する「絆」の大切さ-②

2015/07/13

感謝のドイツ訪問-あらためて実感する「絆」の大切さ-②

3)イェーナ大学訪問と講演会

滞在3日目、フランクフルトからイェーナへ列車で移動した。それにしてもドイツに到着してから、35度を超える猛暑が続いているのには驚かされる。涼しいヨーロッパの夏を期待していただけに、期待と現実の落差は大きい。

 おまけにイェーナの宿泊先のホテル、シュタイゲンベルガー・エスプラナーデ・イェーナのエアコンが全く利かない。あまりにも部屋が蒸し暑いので、温度調節器のある部屋に変えてもらったが、いくら温度を下げるよう操作しても、すぐに設定温度が29度に戻ってしまう。

左から、奥野教授、Hillinger博士、中山学長、副学長、草本准教授

左から、奥野教授、Hillinger博士、中山学長、副学長、草本准教授

イエーナ大教員との昼食会の様子

イェーナ大教員との昼食会の様子

 イェー ナ大学を訪問する7日も猛暑だった。イェーナ大学には、1986年より28年間、本学から554名の学生を1年および半年間のプログラムで派遣してきた実 績がある。そこで午前中はまず副学長のHeinzel教授を表敬訪問し(あいにくRosenthal学長は急用で不在だった)、インターナショナル・オ フィスのHillinger博士とともに両校の情報交換をし、その後、インターナショナル・オフィスを訪問した。

 イェーナ大の招待によ る 昼食会がドイツ名物料理で評判のHotel Schwarzer Bär Hanfriedzimmerというホテル内のレストランで催され、外国語としてのドイツ語教育を研究しているFunk教授や麗澤プログラムも担当されて いるイェーナ側から5名の先生方が同席された。

 

特別授業を受ける学生たち

特別授業を受ける学生たち

夕方の18時よりイェーナ大学派遣講師 前園京子先生の日本語の授業で、奥野先生と小生が講演をすることになった。 期末試験を次週に控えているにもかかわらず、日本語を第二言語として学ぶドイツ人学生や諸外国からの留学生、本学からの留学生、ドイツ人教員の方々が聴講 に来てくださり、教室の席はほぼ埋まっていたように思う。奥野先生はユーモアを交えた流暢なドイツ語で「ドイツ再統一前後の日本との交流」と題し、小生は 英語で“Tradition is to pass on the flame, not worship the ash”(“Tradition ist Bewahrung des Feuers und nicht Anbetung der Asche”by Gustav Mahler)—-from a viewpoint of Japanese traditional culture, business and morality—と題し、それぞれ講演をした。 以下は草本先生の感想である。

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中山先生の講演は、日本に100年以上続く企業や老舗が多いことをドイツの老舗企業と比較をして紹介し、その長続きの秘訣が日本文化に基づいた独特の経営モラルにあることを説明するもの で、ところどころ場内の聴衆に問いかけて答えてもらうなど、わかりやすいものだった。終了後には、ドイツ人学生から資料がほしいとの要望もでるなど好評で あった。会場には30年近くにわたる交流のなかでともに仕事をした教員も10名近く集まり、麗澤とイェーナの絆の深さをあらためて感じることができた。 (草本 晶 外国語学部准教授)

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講演をする中山学長

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奥野客員教授

 

 講演後、Zur Rosen というカフェテリアで、イェーナ大招待のバーベキュー・パーティ兼ミニ同窓会があり、講演を聴いてくださった先生方、イェーナ在学生、麗澤留学生、麗澤卒業生が集い、猛暑にもかかわらず、大いに親睦を深めることができた。

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盛り上がりを見せるミニ同窓会

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バーベキューパーティでドイツ名産を堪能

  今回の訪問は、創立者生誕150年を祝うプレ記念行事の一環として、麗澤会欧州支部の発足、本学とイェーナ大学の相互理解と交流をさらに発展させるため、ドイツ語・ドイツ文化専攻の草本先生を中心に企画されたものだが、その目的は十分に達成されたように思う。