キャリア・企業との関わり
2017.06.07|最終更新日:2020.09.24|

皆さんが安心して学べる環境を提供したい

皆さんが安心して学べる環境を提供したい
三浦 昌廣
警備
宮崎県出身。1997年(平成9)より、麗澤大学にて警備を担う。以来、警備長、指導教育責任者を歴任。現在69歳。
目次

    校内の安全のため365日守り続ける

    • 麗澤大学で警備の仕事に就いて、20年になりました。車、人、モノなどの出入構管理をするのが主な役目です。麗澤大学に立ち入る資格及び正当な目的・理由があるのかを日々、確認しています。それ以外に、校内の巡回や、各施設の施錠と開錠も重要な日課。皆さんが帰られた後、照明の消灯、窓の鍵、残留者がいないかなどを確認しながら、校内全ての建物の施錠を行い、翌朝にはまた開錠を行います。朝7時には全ての開錠を終えているよう、夜勤の者が朝4時には起床して、開錠を始めます。皆さんが登校する前のこの時間が私達の一番忙しい闘いの時間です。(笑)

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    • 勤務体制は、日勤、24時間勤務、明け、公休を繰り返します。「休みがなくて大変ですね」と皆さん声をかけて下さいますが、元旦でさえも、12月31日の翌日という感覚で勤務しています。それが20年続くと当たり前となり、特に辛いとか感じることはありません。学校内が安全に保たれることは、自分自身の業務を全うしているという証で、何よりも誇りに思っています。

      現在は15人の警備員が勤務しています。勤続年数が一番長いのは私ですね。これまでに、警備長や指導教育責任者も務めてきました。

    警備員になるためには、最初に30時間の教育を受け、さらに年に2回は教育の機会が義務づけられています。警察の立ち入りでしっかり確認されていて、それが行われていないと判断されると、警備業の認定が取り消されてしまうんです。このような教育も校内の安全を守るための大事な仕事です。

    麗澤大学ならではの温かさに救われます

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    • 麗澤大学には、約14万坪の広大な敷地があります。隅々まで正常な状態を熟知しておかないと、些細な異常な状態を察知することができませんよね。日常の巡回の際には、ただ巡回するだけではなく、隠れやすい場所をチェックするなど徹底して業務を遂行しています。

      麗澤大学ならではの面白いエピソードがあります。麗澤大学には馬術部があり、馬が2頭飼われています。今はもうありませんが、過去に馬小屋から逃げ出してきたことがありました(笑)とにかく馬にも、人間にも怪我がないように急いで門を閉めたことは忘れられない思い出の一つです。

    学園は幼稚園児から中学・高校生、そして大学生までが学ぶ環境なので、よく生徒さんや学生さんはもちろん、教職員の方々も声をかけてくれるのが嬉しいです。

    • 「寒いですから風邪引かないで下さいね」「暑いですから気をつけて下さい!」と言われると、本当にありがたいですね。実は、真冬の雨の日が一番辛く、レインコートを着ていても雨が首元から入ってくることがあり、声が出てしまうほど辛く感じる時もあります。そんな状況なので、皆さんからの温かい言葉が本当に励みになりますね。「お疲れ様です!」って差し入れをしてくれる学生さんもいました。嬉しかったです。

      私は誇りを持ってこの警備の仕事を続けています。気力と体力が必要な仕事なので、心や身体の管理にも気をつけています。いざという時にも対応できるよう、時間のある時は積極的にウォーキングを行うなど、体力づくりを心がけています。

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    これからも皆さんが安全に、そして楽しいキャンパスライフを送れるよう、警備員一同、連携をとりながら警備に努めますので、どうか安心して麗澤大学に来てください!お待ちしています。

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