国際学部
2019.06.03|最終更新日:2020.09.24|

国際学部 グローバルビジネス学科 グローバルビジネス専攻とは

国際学部 グローバルビジネス学科 グローバルビジネス専攻とは
目次

    経済学・経営学の基本を学びながら、留学を前提に徹底的に英語力を強化し、留学中は正規留学※として英語で経済学・経営学を学びながら国際感覚も養い、グローバル社会の中で活躍するグローバルリーダーを育成する。

    ※正規留学...語学留学だけに留まらず、留学先大学の経済学部に学部生として所属し、現地の学生と共に学ぶスタイル

    目標とする進路イメージ:メーカー・商社・国際運輸・ホテル・旅行会社などのグローバル企業、日系企業の海外駐在員など

    本専攻4つのポイント

    1. ポイント①
      英語で経済・ビジネスを学ぶ...を主要コンセプトに「グローバルスタンダードな学び」を提供していく
    2. ポイント②
      「英語で学ぶ」スタイルを実現するため、「全員留学」を掲げる
      例:1年次にはイングリッシュ・サマー・セミナーを開催。全員、フィリピンのセブ島あるいはオーストラリアでの語学研修に参加。
    3. ポイント③
      「ダブル・ディグリー制度」(いわゆる2つの学位を取得する制度)を実施。入学後、さらに海外の大学に留学し、新たな学びにつなげることも可能。
    4. ポイント④
      グローバル企業への就職や、金融のスペシャリストとして活躍するようなグローバル人材を育成。

    グローバルビジネス専攻特別プログラム

    • イングリッシュ・サマー・セミナー
      1年次の夏休みに海外の大学で4週間の語学留学を経験する必修セミナー(有料/奨学金制度あり)です。この時期に参加できない学生のために春期留学や90時間のeラーニングも用意しています。

      ダブル・ディグリー・プログラム
      オーストラリア・サザンクロス大学との提携により、本学で取得した単位を留学先での学習単位が合算されます。本学で3年間学んだ後、1年~1年半の正規留学で、両校の卒業資格(学士号)を得ることができる制度です。サザンクロス大学卒業後、オーストラリアでの就労ビザが取得可能。海外での就職に有利になります。

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    ヒューマンライブラリー

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    • 山下美樹准教授のゼミナールが中心となり2015年からヒューマンライブラリーという語りのイベントを研究・実施しています。ヒューマンライブラリーとは、対話の場を「図書館」に見立て、語り手を「本」、聞き手を「読者」と呼び、語り手が1人、聞き手が1~3人という小グループで傾聴し対話をするイベントです。これまで語り手には、大学生、留学生、大学近隣の方々、起業家、社会活動家、芸術家、障がいを持つ方々、他が登場されています。

      語りのジャンルは、社会、経済、歴史問題などに見られる、偏見・差別を体験した人々の話や、芸術や文化的な内容まで多岐にわたります。他者を知り自己を知り、自己の無知に気づく機会を得ることができる、偏見の低減や多様性に開かれた社会の実現が期待できる取り組みです。

      北欧最大の野外音楽祭「ロスキレ・フェスティバル」の一角にブースを設け始まったヒューマンライブラリーは、現在60カ国以上に広がり、国内では2008年から開催されています。

    • 今までの本(語り手)の内容例

      「戦略コンサルの眼鏡に映る日本人にとっての不愉快な事実、血沸き肉躍る可能性」

      「宇宙の仕事は我が人生-考え方一つで人生は変わる」
      「インターナショナルに生きる為に私が身につけた幾つかのアイデンティティー」
      「 知ってもらいたい本当のイスラム教 」
      「ミャンマーで私がお坊さんになった理由」
      「中国の一人っ子政策のなかで育った私」
      「子供の目線から見た戦争体験の語り」
      「わたしの徴兵体験」
      「LGBTの世界:日本と中国の違い」他

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    グローバル社会と日本企業

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    • 進出が盛んな新興国・途上国には、国内とは異なるビジネスの慣習があります。海外でビジネスを行なうならば、当然ながら現地の文化・慣習上のルールに従って取引を行なわなければなりません。新年の先進国においては、自国のルールを他国で行なわれる行為に対して適用する傾向が見られるようになりました。(これを法律の「域外適応」といいます)。

      特に米英の法令は広範な適用範囲を持ち、日本企業がアジアなどの新興国で行なう取引もその対象になり得るのです。日本企業としては、現地の文化・慣習上のルールに従いつつ、同時に先進国の法律上のルールも遵守するという、ダブル・スタンダードに直面するのです。先進国のルールと新興国・途上国のルール。時に矛盾する規範とどう向き合い、折り合いをつけていくか。必要なのは異なる価値観を持った「国家」「企業」「市民」の間で対話を繰り返し、そこから新たな道を模索するというプロセスです。

      他者の価値観に耳を傾けるとともに、自らの価値観を語り、それらを調和させつつ新たなストーリーを生み出していく「クリエイティブな対話力」こそが、これからの社会を生き抜くために最も必要な能力だと言えるでしょう。

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