

(現在の国際学部 国際交流・国際協力専攻)2022年3月卒業
※関係者のみ閲覧可
※取材時、3年次生
先輩にしてもらったことを、今度は私が1年次生に返したい
-
新入生向け支援サイト『SUNRISE』を立ち上げたのは、新型コロナウイルスの影響で、私が取り組んでいる課外活動や周りの団体でも新入生と在校生が交流する機会が失われてしまい、このような状況をどうにかしたいと思ったのがきっかけです。私自身、1年次生の頃から先輩方に色々な話を聞かせてもらったり、授業でも、それ以外の活動でも大変お世話になっていました。だからこそ、自分がしてもらったことを少しでも新入生にお返ししたかったんです。最初はTwitterやInstagramなどのSNSで何かできないかと考えていましたが、せっかくなら皆を巻き込んで、色々な投稿ができたり、アイデアを集められるようなホームページがいいかなと。
大学のホームページや入学案内だけでは伝えきれない、リアルな学生の声を届ける。その使命のもと創り上げたWebサイトです
『SUNRISE』という名前は、明るくて、ちょっとカッコ良くて、言いやすい、覚えやすいものと思って決めました。後輩がロゴのデザインをしてくれて、SNSとも連動しながら、今は課外活動の紹介や履修方法、留学や寮生活の体験談、学生食堂の紹介といった、学生たちのリアルな声を届ける内容になっています。 前期では『SUNRISE』を利用してくれている新入生と直接会う機会はありませんでしたが、後期になってからは私がTA(授業の補佐を行うティーチングアシスタント)になったこともあり、今は外国語学部の1年次生、100人ぐらいと実際の授業で会えるようになりました。『SUNRISE』を通じて、私が参加している団体に入ってくれた新入生もいたり、SNSで私が動画をアップしていたからか、初対面の1年次生からは「ホンモノですよね?」なんて言われたこともありました(笑)。恥ずかしいような嬉しいような、ちょっとした有名人気分でしたが、そんな風に声をかけてもらえたのは嬉しかったですね。
『SUNRISE』の立ち上げは、自分自身にとっても大きな意味を持つものだった
実は『SUNRISE』の立ち上げは、私自身にとっても元気になるきっかけとなりました。「人のために動けるチャンスがある。じゃあ、今自分ができることを頑張ろう」って。最近では各種団体や地域の活動もオンラインで再開し始めています。新型コロナウイルスの影響で、外出自粛や3蜜の回避など日常生活も大きく変化しました。アルバイトも休業になり、家にいる時間が辛い時期もありました。けれども今は感染対策をしながら、皆さんと情報共有をして一緒に頑張れたらいいなと思います。