学生の活躍・課外活動
2020.11.10|最終更新日:2022.06.15|

【後編】 今だからこそできることがある そんな思いで新入生向け支援サイト『SUNRISE』を立ち上げました

【後編】 今だからこそできることがある そんな思いで新入生向け支援サイト『SUNRISE』を立ち上げました
吉原 美優
外国語学部 外国語学科 国際交流・国際協力専攻(IEC専攻)
(現在の国際学部 国際交流・国際協力専攻)2022年3月卒業
市立柏高等学校(国際教養クラス)出身。英語で世界の事象を学ぶうちに、国際協力に興味を持つように。 友達と会うことが難しい今は、小学校5年生の時から吹奏楽部で演奏していたアルトサックスを吹くのが息抜き。2020年4月に自ら作成した新入生支援サイト『SUNRISE※』を企画・公開した。 ※関係者のみ閲覧可
※取材時、3年次生
目次

    大学で経験した全ての活動が、『SUNRISE』の立ち上げにつながった

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    • 新入生向け支援サイト『SUNRISE』を立ち上げ、運営する上で支えとなったのは、大学生活を通じて構築してきた交友関係です。たとえば、今、Web上で公開しているたくさんの学生の声を集めることができたのは、1年次生から参加している全米模擬国連の活動(世界中の大学生が一国の大使として会議に臨み、世界各国と議論・交渉し、決議を採択する学生団体の活動)や、柏市と連携した活動、仲間と設立したボランティア団体など、大学生活で様々な活動を積み重ねてきたからできたことなのかなと思います。

    • ただ、私も入学当初からやる気があったわけではなくて、「大学生活は人生の夏休み」と思っていたぐらいなんです。バイトして、髪を染めて、何となく楽しく過ごして、就職活動だけしっかりやればいいかと(笑)。でも大学に進学してみると、多様性に富んだ先生方や、頼もしい先輩方との出会いがありました。自分の好きなことに夢中で取り組んでいる仲間や先輩方が麗澤大学にはたくさんいて、そうした人達から刺激を受けて、私もやりたいことをたくさん見つけることができました。『SUNRISE』の立ち上げに教職員の皆さんがサポートしてくださったように、麗澤大学には何かをやりたいと思った時に、それを受け入れ、応援してくれる環境があります。

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    ですから「こんなことがしたい!」と自ら発信できる学生がもっともっと増えればいいと思いますし、そうすることでより一層
    先生方も積極的に関わってくださると思います。

    4年間の経験を後輩に受け継ぐ"終活"をしたい

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    • 私は来年4年次生になるので、これからは就職活動も始まりますが、大学生活を締めくくるための"終活"もしなければいけないと思っています。ずっと麗澤大学にいて、学生でいられたらいいのですが(笑)。私が先輩にしてもらったように、4年間で自分が経験したことを後輩に引き継いでいきたい。そして同じように、『SUNRISE』も受け継いでくれる後輩が見つかればいいなと思っています。 あとは1年次生の横のつながりにも貢献できたらと思っています。『SUNRISE』が共通の話題になって新しい友達ができたり、何かの活動に興味を持つきっかけになることができれば嬉しいし、それが『SUNRISE』を立ち上げた大きな目的でもあります。

    一日も早く今の状況がおさまり、緑豊かなキャンパスで皆が会えるようになり、話をしたり、情報交換できるようになることを心待ちにしています。ただ、来年はまだ難しいかもしれないので、次の新入生に向けて益々情報を充実させていきたいですね。

    きっと自分が輝ける居場所がある

    • 私自身のことで言えば、今年の全米模擬国連大会はオンラインでの参加でしたが、4年次生になる来年は団体を引き継いでくれる後輩の成長をサポートしていきたいです。子どもたちの情操教育を支援するボランティア活動もしています。実際にフィリピンのセブ島では音楽を使ったワークショップを実施しました。ゼミナールでは国際協力を勉強しているので、卒業論文はそうした活動と貧困問題を結びつけたテーマにしようと思っています。麗澤大学では国際交流・国際協力について学び、ボランティア団体の運営も経験してきたので、卒業後はビジネスを学んで、一緒に活動できるような人材を増やしてから、改めて国際協力活動に関わりたいですね。

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    • そして今の1年次生にはこの状況下でも決して悲観的にならずに大学生活をしっかり楽しんでほしいです。また、高校生の皆さんの中には新型コロナウイルスの影響で受験勉強が思い通りに進まない。また大学生活のことなど不安に思う人もいると思いますが、前向きに捉え麗澤大学に関心を持ってもらえると嬉しいです。自分が何をしたいのかを軸に考え続けていれば、今はわからなくてもいずれ見つかるはずです。そして麗澤大学には自分が輝ける場所がきっとあるよって伝えたいです。

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