国際学部
2022.02.15|最終更新日:2022.05.26|

【後編】留学生から見た麗澤大学 ~国際学部の日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻では留学生とともに学ぶ~

【後編】留学生から見た麗澤大学 ~国際学部の日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻では留学生とともに学ぶ~

日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻で学ぶ3人の留学生へインタビュー。後編では、麗澤大学やともに学ぶ日本人学生について、印象を伺いました!

羅 程允(ナ ジョンユン)
国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 2020年入学
韓国 礼山郡出身。趣味は、釣りとロードバイク。日本の居酒屋巡りも好き。将来は、いろんな国に向けて発信できる仕事に携わりたい。「日本のメーカー業界に就職して、海外営業の仕事をすることが今の目標です」。
※取材時、2年次生
カク センイ
国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 2020年入学
マレーシア クアラルンプール出身。趣味は、旅行と咀嚼音のASMR動画を見ること。「動画を見ていると気持ちがすっきりします(笑)」。将来の夢は、グランドスタッフ。
※取材時、2年次生
グェン ゴック タン タオ
国際学部 国際学科 日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻 2020年入学
ベトナム ニャチャン出身。趣味は、旅行とおいしいものを食べること。「とんこつラーメン専門店『一蘭』が大好きです」。将来の夢は、日本語と英語のスキルを活かし、ホテルのフロントスタッフになることです。
※取材時、2年次生
目次

    日本という国をまるごと受け容れ、日本人のように振る舞う!

    ―留学生活で大変なことはありますか?

    グェン:一番は言葉の壁です。私は入学当初、日本語が上手く話せなかったので、皆と友達になりたくても話しかける勇気がありませんでした。今思えば、皆と話ができるようになりたい一心で、日本語の勉強を頑張ることができたのだと思います。日本人の友達がオンラインで一生懸命になって日本語を教えてくれたのも、嬉しかったです。

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    • カク:私は去年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、大学の授業がオンラインになったことが大変でした。入学前から、皆と一緒に和気あいあいと過ごすことを楽しみにしていたので残念な気持ちでいっぱいでした。そして、日本での慣れない一人暮らしで「もし地震などの災害が起きたらどうすれば良いのか?」とすごく不安でした。けれども地震発生時には、日本人の友達が「大丈夫?」とすぐに連絡をくれたのが嬉しくて、心強かったです。コロナ禍は大変なことも多いですが、友達のおかげで日本に留学したことは間違いではなかったと思っています。

    羅:1年次は多くの授業がオンラインだったため、友達に会えなくて残念でしたが、2年次になり対面授業が増えてからは、友達もたくさんできて毎日楽しく過ごしています。日本語の上達に関しては、留学年数はあまり関係なく、大事なのは心構えだと思います。私が心掛けていることは、日本という国をまるごと受け容れること。たとえば、日本人に自分の意見を伝える時には、ストレートに言うのではなく、日本人のように角が立たない穏やかな表現をするように意識しています。そうすると、スムーズに会話ができ、目的に早く到達できます。自分自身が日本人のように振る舞うことで、日本文化への理解を深めることができるようになります。これは、外国のことや外国語を学ぶ上で、大切な姿勢だと思います。

    留学生として、麗澤大学で学んでいることを誇りに思う

    ―麗澤大学や国際学部、日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻(以下、JIC専攻)の印象を聞かせてください

    グェン:JIC専攻のコンセプトの通り、日本人学生や他の留学生とともに、多文化共生や日本のこと、世界のことについて学ぶことができ、私はJIC専攻を選んで本当に良かったと思っています。友達に会えることが嬉しくて楽しくて、今では大学に行く一番のモチベーションになっています。

    羅:国際学部の学生は、皆偏見など一切ないと思います。国籍や何かで人を判断することなく、一人の人間として接してくれます。私は、そこに真の国際性を感じます。そして、麗澤大学はキャンパスも素晴らしいです。"森と共生するキャンパス"をコンセプトに設計された「校舎あすなろ」は、グッドデザイン賞も受賞している美しい建物です。私は、留学生として麗澤大学で学んでいることを心から誇りに思います。

    • カク:麗澤大学は、学生に対して親身になってくれる大学です。2020年は、コロナ禍により母国マレーシアでも大変な状況になりました。特に、留学費用においては心配していましたが、麗澤大学の奨学金のおかげで、留学を継続することができ、学び続けられています。先生方は、いつも私たち学生に寄り添ってくださいます。奨学金の情報も先生がすぐに教えてくださり、審査に必要な書類の準備まで大変お世話になりました。奨学金の給付が決まった時には、「おめでとう!」と一緒に喜んでくださったことも嬉しかったです。

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    ―麗澤大学の日本人学生はどんな印象ですか?

    カク:私は、日本人学生は恥ずかしがり屋の人が多いのかなと思います。授業中、答えがわかっているのになかなか発言しないところなど、もったいないですね。もっと自信を持ってください!

    グェン:日本人の友達は、授業の発表などで少しのミスでも「すみません、失礼しました」と、すぐに謝ります。ベトナムでは、友達同士は特に「ごめんなさい」などと謝ることはあまりしません。日本人は遠慮しすぎなのではないかと思います。遠慮しすぎない方が、もっと早く打ち解けて、仲良くなれると思いますよ。

    羅:私が日本人の友達に対して思うのは、自分の感情をもっと素直に表現してほしいということ。辛いことがあれば辛い、悲しいことがあれば悲しいと言ってほしいです。少しでも力になりたいと思うから。迷惑をかけたくないのかもしれませんが、「友達だから我慢しないで大丈夫だよ」って伝えたいです。

    日本学・国際コミュニケーション(JIC)専攻は、ミニチュア版国際社会。多文化共生を学びたい人におすすめです!

    ―最後に、高校生へのメッセージをお願いします!

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    • 羅:麗澤大学は本当に素晴らしい大学です。将来、グローバルな舞台で活躍することを目指すのであれば、選択肢のひとつとしてぜひ、麗澤大学を検討してみると良いと思いますよ。

      グェン:JIC専攻は、国際社会のミニチュアのような環境です。多文化に触れながら学んでみたい、国際性を身につけたい人にぴったりだと思います。

    カク:大学生になれば、自分の学びたいことを学ぶことができますし、サークルなどの課外活動にも挑戦できます。また様々な国の友達と出会い、国際的な感覚を養うこともできます。4年間の充実した大学生活を楽しみに、高校での勉強を頑張ってください!

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