外国語学部
2015.11.02|最終更新日:2020.09.24|

好きな映画がある ... きっかけはなんでも大丈夫です。

好きな映画がある ... きっかけはなんでも大丈夫です。
日影 尚之
英語・リベラルアーツ専攻
東京大学文学部英文学科を卒業後、東京大学大学院に進み文学修士を取得。専門分野はアメリカ文学で、主に英米映画、 アメリカ西部の文学・文化や映画英語教育を研究している。映画を題材にした授業も担当し、身近なところから英語を学ぶ切り口を学生に提供している。

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目次

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    みなさんには、好きな洋画や洋楽などがありますか?英語・リベラルアーツ専攻は、「英語で世界とつながり、世界へ飛び出し、世界の文化に貢献する」そんなひとに育ってほしい専攻。まずは例えば自分の好きな映画や音楽について、その国のことを調べ、作品の背景にある社会問題や、歴史を知ることが、英語・リベラルアーツ専攻のスタートラインです。そして、ますますその国に興味が出た人は、できるだけ現地へ行くのをおすすめします。そうすることで、よりリアルに日本との違いを知ることができ、お互いの文化の良さを認め合うことができます。客観的な視点で日本を見る力こそ、社会が求めるグローバルな人材に必要なスキルといわれています。

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    また、80カ国以上で、世界人口の約4人に1人が英語を話すと言われている現在、それだけ英語を通して自分の世界が広がるということです。英語・リベラルアーツ専攻では、イギリスやアメリカだけでなく、シンガポールやインド、オーストラリアやカナダなど、様々な英語圏の国を授業で扱います。また、文化といっても幅広く、英語の表現のルーツと言われる聖書やギリシャ神話、歴史や社会的問題、食文化や伝統芸能など、英語を通して幅広い知識と教養を身につけることができます。

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    "文化に貢献"というと、堅苦しく聞こえるかもしれませんが、例えば外国人の友達に日本を案内するのだって、日本の文化を理解してもらうための、立派な異文化交流です。日本へくる外国人の方も年々増えていく中、仕事目的ばかりではなく、世界の人と仲良くしたいという理由で英語を学びたいと思うひとも多くなってきました。そのためか、この専攻にも保育士やデザイナーなど、直接は英語と関係のないと思われる職業を志望する学生も在学しています。そんな資格があってしかも英語ができたら、もちろん就職にも有利でしょう。好きな映画がある、あの人と仲良くなりたい。きっかけはなんでもかまいません。でもその気持ちが、グローバルな人材への一歩になるんです。

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