経済学部
2015.09.16|最終更新日:2020.09.01|

すべての課題を地球レベルで考え、語れるように。

すべての課題を地球レベルで考え、語れるように。
下田 健人
経済学部 教授
1980年代中頃から、雇用政策、人材管理に関わる多くの調査プロジェクトに参加し、1992年より麗澤大学で勤務される。2000年〜2002年でスタンフォード大学フーバー研究所研究員、2003年〜2013年でAPEC職業能力開発国際フォーラムコーディネータ及び議長を務める。麗澤大学テニス部の顧問を務め、コート上で見せる闘魂は卒業生、現役生を奮い立たせている。

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    目指すは、真の国際人!

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    いま経済社会では非常にグローバルな意識が求められています。ご存知の通り、日々どんどん国際化が進んでいますから。では、みなさん、この国際社会を生きる上で、どんな能力が必要だと思いますか。

    いくつかあると思いますが、一番大切なものは英語力だと思います。麗澤大学では入学後、全員がTOEICを受験し、個人にあったクラスで英語を学んでいます。いま英語に苦手意識がある人は基礎英語から、すでにネイティブレベルにある人は、より高度なビジネス英語へ。週、最大で10コマもの英語の授業があります。

    しかし、英語力だけでは、十分とは言えません。そこで大切になるのが、麗澤大学が大切にしている「道徳」です。私たちが思う道徳とは、互いの国の文化や思想を尊重して学ぶ姿勢(麗澤では、この姿勢を「互敬」と呼びます)です。たとえば、海外工場では食品偽装という問題が起きますが、偽装とは取引先や消費者を欺く行為なので、多大な経営リスクになります。でも、人を欺いたり、騙す行為は、人々のことを思いやる道徳の心がしっかりと育まれていれば、絶対に起こらないはずです。

    みなさんにも普段から互敬の心を併せ持ち、品性のある真の国際人になってもらいたい。「人対人」の意識を常に持ち、心を通わせ合う。この教育姿勢こそが、麗澤大学の最も誇れる文化です。

    共に寄り添い、共に成長していく

    皆さんの成長に寄り添うため、麗澤大学は様々な工夫をしています。皆さんは「師弟同学」という言葉を知っていますか。教師は学生に対して教えるだけの立場ではなく、学生と共に常に学び続ける存在でもあるという意味です。師弟同学こそ、麗澤大学の教育の真髄です。。教職員が学生一人ひとりの顔と名前を知り、お互いに深く関わり、学び合うことによって、共に成長し続ける姿勢を大事にしています。授業も教員1名に対して学生20名という少人数教育。勉強だけに限らず、将来の夢や悩みを教員にどんどんぶつけている光景をよく目にします。

    すべての課題を地球レベルで考えよう。

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    いまの時代、航空関係や商社、ホテル業だけでなく、一般企業でも海外と関わる機会が増えてきています。技術や交通手段の進歩により、もはや経済的な国境はなくなっていると言ってもいいでしょう。自分の国だけが利益を出せばいいのではなく、地球全体を一つの経済圏として、経済の循環を考えていく思考が大切です。

    この先、みなさんがどんな道に進もうとも、麗澤大学で身につけた経験や考え方は、必ず役に立つことでしょう。英語と経済、そして人と心を通わせ合う道徳の心を養うことで、地球規模で物事を考えられる真の国際人に成長してください。

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