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Reitaku Episode

【後編】ネイティブスピーカーが熱血指導 英語劇グループで培う度胸と英語力

Reitaku
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在校生・卒業生メッセージ, 先生からのメッセージ
【後編】ネイティブスピーカーが熱血指導 英語劇グループで培う度胸と英語力
英語劇グループ
浦田 和喜(うらた かずき)

外国語学部 外国語学科 英語コミュニケーション専攻 4年(2019年3月卒業)

麗澤高校出身。高校時代は演劇部に所属。麗澤大学の大学祭で英語劇グループによる「青い鳥」を観劇し感銘を受け、麗澤大学進学を決意。入学当初より、歴史と伝統を誇る英語劇グループで活動。2019年4月からは高知県の私立高校の英語教諭として、そして英語劇顧問として新社会人生活が始まる。

和智 太誠(わち たいせい)

経済学部 経済学科 グローバル人材育成専攻 3年

麗澤高校出身。高校時代はバトミントン部に所属するなど体育会系。入学前の説明会で英語劇グループの存在を知り、興味をそそられ演劇未経験だったが入部を決意。大学2年から3年の冬まで、英語劇グループ内を統括する部長を務めてきた。

Merwyn Torikian(マーウィン トリキアン)

外国語学部 外国語学科 准教授

イギリス出身。イギリス・ブリストル大学教育学研究科修了(教育学修士)。研究テーマは「外国語としての英語教育」および「コンピュータを使った言語教育」。1994年より長きにわたり英語劇グループの顧問兼演出家を務める。

※2019.2.14現在の情報です。

公開日: 2019年02月15日

活動期間にメリハリがあるから、部活動以外の時間も大切に過ごせる

【前編はこちらから】

演劇といえば、1年中練習で忙しい、という先入観を持つ人もいるかもしれません。その点を聞くと、1年に3回の公演があり、特に忙しい時期は約5カ月に凝縮されているとのこと。学生は、「“徹底した短期集中型”文化部です」と声を揃えます。

浦田:このサイクルで生活すると、大学生活にメリハリができます。例えば、公演のは1、2カ月前からほとんど休みなく活動に集中します。大事なのは、皆で同じ目標を共有すること。それが驚くべきパワーをもらたすのです。もし予定していた人が一人でも抜けると配役が崩れて、劇が成り立たなくなります。仲間に迷惑をかけられない、という互いを思いやる気持ちが芽生える経験は、大変貴重なものではないでしょうか。その分、公演が終われば、今度は違うことに没頭できる時間を楽しめます。

つまり、部活動の繁忙期がはっきりして、生活サイクルにメリハリがつけやすいからこそ、英語劇の活動以外の自由時間の過ごし方が貪欲になる、というわけです。

和智:部員を見ていると、公演期間前には時間が取りづらいアルバイトに励んだり、短期留学プログラムに参加したりして、新たな体験を意欲的に取り組む姿をよく見かけます。みんな、自由な時間を満喫している、というか。私もその一人で、これまでにも空いた期間にオーストラリアやインド、イギリスへの短期留学プログラムを体験してきました。英語劇で培った英語力と度胸によって、大学入学前まで海外未体験だった私が、ごく自然に躊躇なく海外へと足が向かっています。

プレゼンテーションへの自信、留学への後押し 英語劇で広がる活動の数々

顧問のトリキアン先生はイギリス出身の英語ネイティブ。発音やイントネーションなどへの指摘もその場で日常的に助言してもらえる環境は、大きなアドバンテージ。公演前には、トリキアン先生が演者全員に、セリフを吹き込んだ音声データを支給するそうです。それぞれの演者は、まず音声データを聴きながらセリフを覚えて、発声練習に励みます。

浦田:確かに劇を作り上げる工程はハードだと感じることもあるけれど、一緒に乗り越える仲間の存在は大きいです。ハードだけれど楽しい、不安を感じない雰囲気がある。これまで在籍してきた実感ですね。

 

メリハリをきかせた濃厚な活動を行うからこそ、日頃の学業へのフィードバックも強く感じることがあるそうです。具体例として浦田さんは、「顕著に現れるのはプレゼンテーション」だと語ります。

浦田:麗澤大学のカリキュラムは少人数授業でプレゼンテーションを行う機会が多く、私も頻繁にプレゼンテーションを英語で行ないます。英語劇グループの一員として、たくさんの観客を前にして英語で演技してきた度胸のおかげで、緊張した記憶がありません。英語劇のセリフ量に比べれば、あらかじめ覚えておくべきスクリプト(原稿)も他の学生よりぐっと少なく感じられます(笑)。

上演される演目は『リア王』『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『レ・ミゼラブル』『三銃士』やグリム童話など、世界を代表する数々の文学、戯曲作品ばかり。それらを下敷きに、トリキアン先生が脚本を作り演出していきます。こうした数々の作品によって、和智さんは、知識の幅が圧倒的に広がり行動範囲も広がった、と話してくれました。

和智:私が主人公を務めさせていただいた劇が、フランスの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』でした。そもそも入部していなかったら、こうした文学作品に出会うこともないし、興味を持つこともなかったでしょう。けれども、時代に自分の目で本場の劇を見てみたいと思うようになり、昨年の夏、フランスに実際行って見てきました。視野と行動範囲が一気に広がりましたね。

 

知らなかった世界に触れられた!英語劇活動が広げる自らの可能性

取材の最後、トリキアン先生にメッセージを求めると、改めて英語劇グループの活動を通じて得られることが「共通の目的のもと、仲間と一緒に目標を達成すること」だと強調します。

トリキアン:皆さんと4年間、一緒に過ごせる機会が持てると嬉しいですね!4年の間に、本当に学生達は見違える成長を遂げて、羽ばたいていきます。1年次は、身振り手振りで寄り添うように指導していたのが、2年次にはだいぶ助言の機会が少なくなり、3年次では学生側からどんどんとアイデアが出てくるようになります。それらを取り入れるように私も努力を惜しみません。4年次にもなれば、逆に私に助言をしてくれる存在になっています。もう好きにやって(笑)、と言えるほどです。英語に関しても、3年次4年次の学生にはネイティブ同士で会話をするような感覚で私も話をしています。ぜひ、いつでも遊びに来てください!

浦田さんや和智さんにも、最後に受験生や高校生に向けたメッセージを求めると、英語劇グループの活動によって広がった可能性について、実感を込めて話してくれました。

浦田:同じ目標に向かって英語劇を作り上げる経験が、きっと今後の皆さんにとって大きな刺激になるはずです。私は卒業論文のテーマに『シェイクスピア』を選び、全編英語で何とか書き上げましたが(笑)、テーマの選び方や当然のように英語を使う姿勢は、知らず知らずのうちに英語劇の活動で培われて、自然と興味や関心が広がった証なのだと思っています。

卒業後に赴任する私立高校には英語劇があって、新任ながらその顧問も担う予定です。ここで身をもって体感したことを、今度は高校生と一緒に共有していきたいと思っています。

和智:大学2年に478行にもなる全編英語のセリフを覚えました、あれほど英語が苦手だった私がやり遂げられた。ものすごく自信に繋がりました。入部していなければ考えられない進歩だと自負しています。英語劇グループはとても雰囲気がいいんです。そこは自信を持ってオススメします。内容は異なりますが、社会に出て、ビジネスの場で役立つ大切なスキルも学べていると思います。未来に向けて確かな手応えを掴みたい、という方にはオススメしたい部活動です。

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