キャリア・企業との関わり
2021/06/22

【前編】クレディセゾンと連携し、コロナ禍でも学びを止めない!対面×オンライン 産学連携のハイブリッド型PBL授業の全貌に迫る

【前編】クレディセゾンと連携し、コロナ禍でも学びを止めない!対面×オンライン 産学連携のハイブリッド型PBL授業の全貌に迫る

経済学部経営学科経営専攻の1年次の必修科目「基礎ゼミナールB」の授業では、企業が直面する課題に対して、学生が解決策を提案するPBL(Project Based Learning:課題発見解決型学習)を導入し、企業連携講座(産学連携)を実施しています。2020年度は3社の企業・団体と連携し、学生がチームごとにアクションプランを作成。企業の担当者に向けてプレゼンテーションを行いました。今回はその中から株式会社クレディセゾンの増山佳奈さんに、実際の授業の具体的な内容や麗澤大学の印象などをお伺いしました。

増山 佳奈
株式会社クレディセゾン 営業推進事業部 千葉支社 営業課 係長
商業施設のセゾンカウンターでショップマスターを歴任した後、2021年より現職。
旅行が趣味で、お気に入りのハワイには何度も訪れている。
目次

    クレディセゾンが実際に抱える課題に、学生が解決策を提案する「企業連携講座」。求められるのは"クレディセゾンらしさ"を学生目線で考えること

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    • 私は、営業推進事業部の千葉支社に所属し、千葉エリアにある提携商業施設のセゾンカウンターの運営管理をしています。麗澤大学のPBL授業を担当していた当時は、主に新入社員研修、社員の営業や業務研修など、クレディセゾンに勤務している社員のサポートを担当していました。クレディセゾンが麗澤大学の企業連携講座に参加するようになったのは2016年。きっかけは、クレディセゾン本社が「クエストカップ2016全国大会」(主催:クエストカップ実行委員会/教育と探求社)というイベントに参加したことでした。

    クエストカップとは、全国の小中高生の選ばれた代表チームが実在の企業や社会、先人を題材に、正解のない課題に取り組むという探求学習プログラムです。弊社には北海道から九州まで全国10ヵ所に支社があり、地域との関わりを大切にしたいという思いから参加していました。当時、クエストカップで麗澤高校の生徒が最終選考に残り、大きな講堂で真剣かつイキイキとした表情で発表されていました。ちょうどその発表を麗澤大学の近藤明人先生が参観していらっしゃったことをきっかけに、麗澤大学との企業連携講座がスタートしました。私が企業連携講座を担当したのは2019年度からですが、2020年度の授業は新型コロナウイルスの影響もあり、学生の皆さんと私たちのやり取りはオンラインで実施しました。10月にクレディセゾンから課題を提示して、11月の終わりに中間報告、12月に最終発表というスケジュールです。45人ずつの4チームにプランを考えてもらいました。

    • 私たちが学生の皆さんにお願いした課題は、「クレディセゾンらしい、クレジットカード入会企画を考えてほしい」というものです。いわゆる入会促進キャンペーンですね。クレジットカード会社にはそれぞれ特色がありますが、弊社はまず多くの会員様にご加入いただき、そこからカードの利用を促進するスタイルです。そのため、まず最初に会員様の裾野を広げたいということを説明しました。ポイントは、 "クレディセゾンらしさ"という点。他社のカード入会企画を真似るのではなく、クレディセゾンのビジネスモデルを知っていただいた上で、学生ならではの斬新な提案がほしいと考えました。

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    このテーマを麗澤大学の学生の皆さんに提示したのには理由があります。弊社は商業施設の中のセゾンカウンターというセゾンカード専用窓口でお買い物の際に加入していただくことが多いのですが、若年層の方はインターネットでのお買い物の利用が多く、店舗での接触が減り、クレディセゾンのカードを利用してくださる若年層が減少してきています。そこで、私たちが加入を促進したい若年層向けのキャンペーンを、同世代の学生の皆さんに提案していただきたいという思いから、今回のテーマを考えました。

    千本ノックのような質問の嵐!徹底的に下調べして挑んだ学生たち

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    • 10月に課題を提示し、その次に学生の皆さんとお会いしたのが11月の中間報告でした。この時は、まるで私が質問の「千本ノック」を受けているような気分でした(笑)。学生の皆さんが企画を考える上で出てくる疑問や質問に答えるのですが、私自身でさえも調べないとわからない具体的なものばかりで驚かされました。たとえば、収益性の高いリボ払い手数料についての質問では、「実際にリボ払いを使っているお客様の収益は何割程度ですか」といった具体的な数字に関する質問がありました。

    • 他にも、新規事業である国内初のナンバーレスカード「SAISON CARD Digital」についての質問を受けましたが、これは弊社のホームページやIRレポートを徹底的に調べてきているからこそできる質問ですので、本当に感心しました。また、弊社の社員アイドルグループ「東池袋52」についての質問もありましたね。弊社の女性社員による人気アイドルグループを真似たプロモーションなのですが、「男性社員でもうひとつグループを作っても良いのでは」と提案してくれた学生もいて、様々な視点から弊社を調べて、企画を提案しようとしてくれていることが大変よく分かりました。

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    私たちは、ほかの大学とも同様に授業内で関わらせていただいておりますが、麗澤大学の学生の皆さんは下調べを良くしていて、質問の内容も非常に濃かったのがとても印象に残っています。

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