経済学部
2025.02.27|最終更新日:2025.03.06|

【後編】地域のプロとともに、若者の魚離れに挑む! 経済学の学びを活かしたイベント「ふくしま常磐もの振る舞い」

【後編】地域のプロとともに、若者の魚離れに挑む! 経済学の学びを活かしたイベント「ふくしま常磐もの振る舞い」

経済学部の大越利之ゼミナールに所属する3年次生の岡野一太さんと海老原遥人さん。同じゼミナールの仲間とともに地域の方々と連携し、若者の魚離れをテーマに、柏市にある道の駅「しょうなん」で開催されたイベント「ふくしま常磐もの振る舞い」の企画・運営に参加しました。高校時代から経済学への興味を深めていた二人は、大学で得た学びを活かし、地域社会の課題に挑むことを目標に掲げています。後編では、イベントを通じて成長できた点や大越ゼミの魅力、将来への想いなどについて伺います。

岡野 一太
経済学部 経済学科 経済専攻 2021年入学
茨城県出身。中学校時代は陸上部で中距離走に挑戦し、仲間と努力を重ねた。高校では友人の誘いで簿記部に所属し、部員一人ひとりに向き合ってくれる少人数の指導環境の中で簿記2級を取得。この経験を通じて「学びやすさ」と「温かい環境」の大切さを実感し、それを麗澤大学の教育に感じて進学を決意。世の中の仕組みを学んで、人や社会の役に立つ仕事がしたいという想いから経済学を専攻している。
※取材時、3年次生
海老原 遥人
経済学部 経済学科 経済専攻 2021年入学
茨城県出身。高校時代はバレーボール部でスポーツと仲間との時間を楽しみながら、学校の授業で需要と供給の関係やお金の流れを学ぶ中で経済学への興味を深めていった。アルバイト先の憧れの先輩が麗澤大学に通っていたことから本学に興味を持つようになり、自然あふれる広々としたキャンパスに魅力を感じて進学を決意。現在は学業とアルバイトを通じて多忙ながらも充実した日々を過ごしている。
※取材時、3年次生
目次

    新たな学びと気づきにあふれた経験

    ―イベントを通じて学んだことや、成長を感じた部分を教えてください。

    • 岡野さん:今回、準備から運営まで一貫して関わったことで感じたのは、行動に移すことの大切さです。行動を起こさなければ何も始まらないことを実感しましたし、自分たちが以前から興味を持っていた地域復興に関連するイベントを実施することができてとても良い経験になりました。その過程では、大越先生やURリンケージの方々、漁連の方々から、企画の進め方や参加者目線を意識したプレゼン方法など、ビジネス視点での具体的なアドバイスをいただきました。来場された方からもあたたかい声をたくさんいただけて、こうしたイベントをきっかけに常磐ものの魅力、魚や水産物の魅力を伝えられたことに大きな達成感を感じました。

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    海老原さん:私は予想外の状況に直面した時でも、臨機応変に対応する力がついたと感じています。たとえば今回、ゴミの量については入念な下調べをして計画を立てていましたが、来場者が想定以上に多かったり、個人のゴミが捨てられたりしたことで、当初の想定よりも多くのゴミが出ました。それでもリアルタイムで状況を把握し、みんなで連携して無事に対応し切れたことは成長になりましたし、次回同じようなイベントを行う際の改善点が具体的に見えたことも大きな収穫でした。

    どんな時も本気で向き合ってくれる先生

    ―今回の経験も踏まえた上で、大越ゼミの魅力はどんなところですか?

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    • 海老原さん:社会課題に向き合いながら、仲間と一緒に実践的な力を身につけられるところです。たとえば、問題を分析して具体的な解決策を提案するスキルを磨いたり、関係する方々と協力して物事を進める経験を積んだりすることができます。大越ゼミでの学びを通して世の中の課題に対する向き合い方や考え方が変わりましたし、大学を卒業して社会人になった時、経済専攻や大越ゼミで学んだ知識は大きな武器になると思います。また、大越先生ご本人もとても魅力的です。雰囲気を明るくしてくださる面白い先生ですし、学生一人ひとりに本気で向き合ってくださいます。良い所はほめ、課題に対しては的確に指導してくださるので、これが私たちの成長につながっている主な要素だと思います。

    岡野さん:大越先生は時に厳しく、時に優しく学生と向き合ってくださいます。私は相手にわかりやすく伝えることが課題でしたが、大越先生が「どう文章を組み立てれば相手に伝わるのか」をいつも的確にアドバイスしてくださったことで、自分の考えを整理し、相手に伝わるように話すスキルを磨くことができました。このスキルは、今回のイベントでURリンケージや漁連の方々と打ち合わせをする際にも活かすことができました。

    未来を描く! 学びを活かした将来の展望

    ―麗澤大学での学びを、どのように将来に活かしていきたいですか?

    海老原さん:私は飲食店でアルバイトをしているのですが、接客をするのがとても楽しいです。そのため、人と関わることができ、かつ、経済学を活かせる仕事として、今は営業職に興味を持っています。お客様と対話をしてニーズを引き出し、最適な解決策を提供できるような社会人になりたいです。

    • 岡野さん:経済学の講義とゼミナールで様々な社会問題と向き合い、課題はどこにあるか、解決には何が必要かを考え続けています。この経験はお客様の課題と向き合って解決策を提案する職業に活かせるのではないかと考えているので、私も営業職に興味があります。課題を解決して、誰かの役に立てる、誰かを笑顔にできる仕事をしていきたいです。

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    ―最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

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    • 海老原さん:自然豊かで気持ちの良いキャンパスで、先生たちの優しさを日々感じながら大学生活を送ることができています。麗澤大学は経済学以外にも英語や情報系など、興味のある授業を幅広く学ぶことができます。自分の視野を広げて、可能性を見つけられる絶好の環境だと思うので、成長していきたい人にとっては良い大学だと思っています。興味を持った分野には積極的に飛び込み、自分の力を試してみてください。

    岡野さん:麗澤大学は、少人数制で一人ひとりに寄り添った教育を提供してくれる環境です。先生だけでなく学生課の方、広報課の方などとの距離がとても近いですし、サポートも手厚く、私たちの成長を本気で考えてくれています。自分の興味を深めたい人や新しいことに挑戦したい人にはぴったりの場所だと思います。ぜひ一緒にチャレンジを楽しみましょう。

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