【後編】ペットの悲しい現実を変えるため、企業は何ができるか?箱根駅伝を目指す中で「自分で考える」大切さに気づきました

陸上競技部で箱根駅伝を目指しながら、経営専攻で経営学を学んできた小林さんへのインタビュー。 後編は、陸上競技部で4年間を過ごし、どんな変化や成長があったのか?お話を伺いました。

体験合宿で風通しの良さを実感。麗澤大学陸上競技部は仲がいいんです
箱根駅伝を走る夢を叶えるため、大学は関東の大学への進学を目指していました。麗澤大学を選んだのは、陸上競技部の山川監督に声をかけていただいたのがきっかけです。高校の陸上競技部の監督から「次に箱根駅伝初出場を決めるのは麗澤大学だ」と聞いていたこともあり、高校3年の7月、体験合宿に参加してみたんです。
「やらされる」のではなく、自分で「考える」ようになったら伸び始めた
そもそも1年次の時は練習についていくだけで精一杯、とても考える余裕など無かったのです。自分で考えて練習に取り組むようになると、徐々に力がついて、部内でも上級グループに入って練習できるようになりました。
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3年次の時には箱根駅伝のエースたちが集結する関東インカレ(関東学生陸上競技対校選手権大会)に出場。
そして3年次、4年次と2年連続、箱根駅伝の予選会を走ることができました。
陸上でも何でも自分が「やらされている」と感じている内は伸びないと思います。強制的にやらされている状態は、やっていても楽しくないし、そもそも、自分自身が陸上とちゃんと向き合えていない。伸び悩んでいる時はまず、「やらされる」から自分で「やる」と意識を変えていくことが大切だと思います。自分で考えて、やること一つひとつ、意識的に取り組むようになると、面白さも、成長速度も大きく変わります。大学4年間陸上に打ちこんできて、私が学んだことです。
いつも応援してくださる先生方がいる。麗澤大学に入学して良かった
麗澤大学に入学して一番良かったと思うのは、環境に恵まれたことです。監督は温かい人柄で、陸上競技部の同学年の仲間は皆頑張り屋。「誰々が何キロ走ったから、自分はプラス何キロ走る」という仲間が多くて、お互いに切磋琢磨しながら強くなることができました。
一生懸命になれるものがあると、成長できる
私は大学の4年間で、大きく成長することができました。それは、陸上があったから。皆さんも、大学では何か一つでも、自分が一生懸命に打ちこめるものを見つけて努力すれば、きっと成長できると思いますよ。私もこの4年間で学んだこと、気づいたことを、次は社会人という新たなステージで活かしていきたいと思っています。