


心から「誇り」に思える魅力を皆さんに伝えたい
模擬授業や個別相談など、本来は対面で行っていたものをすべてオンラインで実施し、徐々に皆さんとコミュニケーションが取れるようになったことで手応えを感じることができました。皆さんが、麗澤大学のことを知ろうと、私たちの動きについてきてくれたおかげだと思っています。
麗澤大学を「誰もが知る、誰もが行きたいと思う大学」にするため、これからも様々な挑戦をしていきたいですね。実は、私の妻は麗澤大学の卒業生で、在学中は当時の就職課(現在のキャリアセンター)でとてもお世話になったと聞いています。妻が卒業して20年が経ちますが、教職員と学生が話している姿を見ると、教職員の面倒見の良さは変わらないんだなと。それが麗澤大学であり、伝統として、これからも受け継がれていくのだと思います。
そして何より、その学生のチャレンジを、心から応援してくれる先生や職員がいるということです。一歩踏み出すのを迷っている学生にも、声をかけたり、背中を押したりして、学生が持っている力を引き出してくれる教職員ばかり。小規模で、一人ひとりの顔がわかる大学だからこそできることだと思います。
大学時代、私は「これ」を頑張った!と言えるものを見つけて
長尾:私が麗澤大学の学生だったころに所属していたのは中国語専攻(現在の中国語・グローバルコミュニケーション専攻)でした。実はこの専攻、今だけでなく当時から、ものすごく厳しい専攻として有名でした。とにかく勉強は大変でしたが、勉強だけでなく、色々なチャレンジをした4年間を送ることができました。
大本:私の大学時代は長尾さんのように委員長を務めたりしておらず、単位を落としたこともあったり、とくに胸を張れるようなエピソードはないのですが(笑)、子どもの頃から大好きだった「三国志」の研究だけは、一生懸命に取り組みました。
だからこそ「流行りだからこの学部にしよう」「これは苦手だからこっちにしておこう」などと安易な理由で決めるのではなく、まずは、自分がやりたいことは何なのか、とことん、見つめてみてほしい。そして大学では、自分が本当に好きなこと、学びたいことを学びましょう。それが一番、納得できる結果につながるはずです。