【後編】<産学連携>株式会社クレディセゾン×経営学科の学生による「麗澤大学オリジナルクレジットカード」プロジェクトが始動
経営学科の学生が、株式会社クレディセゾンとの産学連携教育を通して、2023年1月に「SAISON CARD Digital〈麗澤大学オリジナルクレジットカード〉」をリリースしました。本学の経営学科には、企業と連携し、企業から提供された課題の解決策を検討することを通じて「生きた経営学」を学ぶ授業があり、「ビジネスイノベーションプロジェクト」もそのひとつです。今回、「学生による学生のためのデジタルカード発行」というミッションに、株式会社クレディセゾンの社員様のご協力のもと 15 名の学生が挑みました。後編では、担当社員の千葉さんと学生4名に、プロジェクトを通して感じたことや麗澤大学について、お話を伺いました。
※取材時、3年次生。
※取材時、3年次生。
※取材時、3年次生。
※取材時、3年次生。
「私も頑張らなければ」と思わされた、学生の真摯な姿勢
―今回のプロジェクトを経て、麗澤大学の学生に対してどのような印象を持ちましたか?
千葉さん:真摯に取り組む姿勢は本当に期待以上でした。正直はじめは、このプロジェクトに対してどんな反応を持たれるか不安もありましたが、全く心配する必要はありませんでした。私が出した課題に対しても、きっちりと資料をつくって素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました。そうした姿勢を見て「私も頑張らなければ」と思ったのです。改めて、学生の皆さんが自分ごととして取り組んでくれた姿勢は本当に嬉しく、心強かったです。
社会で必要な「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」の大切さを学んだ
―このプロジェクトを通して学んだことを、今後どのように活かしていきたいですか?
荒井(営業チーム):今回のプロジェクトは、実際に自分たちが考えたカードが世の中にリリースされるというものなので、「学生だから」と甘えられる状況ではありませんでした。だからこそ体感できた緊張感や責任感は、今後、社会に出た後に活かしていきたいと思っています。今回のプロジェクトを経験して、将来は商品開発や企画提案などもしてみたいという思いが芽生えました。
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秋山(デザインチーム):「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」の大切さを改めて学びました。私たちはSlackというツールやグループLINEなどでコミュニケーションをとりながら進行していたのですが、その中で勝山さん(デザインチーム)が中心となって、互いの進捗ややるべきことの共有を図ってくれていました。そのおかげで、スムーズに計画的に活動することができ、納期に間に合うこともできました。報告、連絡、相談は社会に出てからもしっかりと実行していきたいと思いました。
後輩に引き継いでもらい、ブラッシュアップを続けてほしい
―麗澤大学オリジナルクレジットカードの今後の展望を教えてください。
千葉さん:最終的には若い世代にクレディセゾンを知ってほしいという想いがあります。ただ、今回、学生自身が自分たちの生活を良くするようなものを自分たちでつくって、それをリリースしたという実績をつくってくれました。これが1番の成果だと思っているので、今回できあがったものを後輩たちに引き継いで、今後もブラッシュアップし続けてもらえればと思っています。
―麗澤大学の印象を教えてください。
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千葉さん:学生に対する協力体制が本当にすばらしいと思います。そもそも大学がクレジットカードをつくるという金融に関わる今回の産学連携のプロジェクトを受け入れてくれたこともそうですし、プロジェクト進行の過程でも大学の協力をたくさん頂きました。例えば勝山さん(デザインチーム)が動いてくれていた学内でのポスターの掲示に関しても、「我々は何でも協力しますよ」という姿勢で、時にはアドバイスもくださいました。こうして新しいことに門戸を開いてくれる大学全体の姿勢が嬉しかったです。
挑戦できる環境が麗澤大学には揃っている
―高校生へのメッセージをお願いします。
勝山(デザインチーム):社会に出る時のために力をつけたい人にはとても良い環境が整っていると思います。失敗してもよい、大人のサポートがある中で挑戦させてもらえる環境は大学生だからこそ経験できるものだと感じました。これから挑戦したいことがある方にとって、とても良い環境だと思うので、ぜひ麗澤大学に来てほしいなと思います。
秋山(デザインチーム):私は今回の授業で、責任感や行動力が身につきました。何をしたらよいか悩んでいる学生や、自信がないという学生のことも成長させてくれる環境が麗澤大学にはあります。ぜひそういう方こそ、ビジネスイノベーションプロジェクトを履修してチャレンジしてみてほしいと思います。
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荒井(営業チーム):挑戦できる環境が整っているのは本当に大きいと思います。私と同じ経営学科であれば、1年次生の段階から企業の方と一緒に実務の経験を積める土台がありますし、国際学部なども留学プログラムなどが充実していて、学生の挑戦に対するサポートが手厚いです。麗澤大学自体が新しいことを積極的に行い成長を続けているので、何かに挑戦してみたい方はぜひ来てほしいと思います。
金子(営業チーム):高校生までの学びは、先生から教わる知識を吸収することが多いですが、大学は学んだことについて考えて発信していく力を身につけられる場所だと感じています。そういった意味でも、今回のビジネスイノベーションプロジェクトなど、麗澤大学にはほかの大学ではできない実践的な学びがたくさんあります。ぜひ一度見に来ていただきたいです!