教職員
2021/07/12

【前編】社会で活躍する卒業生が、私たちの原動力、モチベーションです!

【前編】社会で活躍する卒業生が、私たちの原動力、モチベーションです!
関根 那美
キャリアセンター課長代行
3女(13歳、8歳、4歳)の母として、家庭と仕事を両立するワーキングマザー。麗澤大学を卒業後、ブライダル業界へ就職。印刷会社での結婚式のペーパーアイテムのコーディネートや、株式会社リクルート「ゼクシィ」の相談カウンターで結婚式場のコーディネートなどに携わる。第1子出産後に母校である麗澤大学のキャリアセンターに就職。学生の皆さんの就職活動をサポート。
将来の夢は「子どもたちがそれぞれに自分の夢を叶えて、幸せな家庭を築き、家族みんなで集まってBBQをすること」。
目次

    本当の「個別サポート」は学生一人ひとりと向き合い、じっくりと話すことから始まる

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    • 私たちが一番大切にしているのは、「学生一人ひとりに合わせた就職サポートをすること」です。将来やりたいことや仕事に対する価値観、抱える問題は学生一人ひとり違うので、個別の面談・相談業務を通して、それぞれに最適なサポートをしたいと思っています。ただ、それらのサポートを実施するためには、学生全員と会わないことには始まらない!ということで、毎年6月から行っているのが、3年次生との「全員面談」です。5年前から始めた全員面談ですが、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止するべきか悩みました。

    しかし、こんな時だからこそ、学生の進路選択の悩みや不安は大きいはずだと、オンラインでの面談体制を整え、直接会えなくとも、画面越しに顔を合わせて実施することができました。面談では、就職活動の進め方をお話ししたり、学生一人ひとりの状況や人柄を把握したりすることも大事ですが、一番の目的は、学生に「キャリアセンターって気軽に利用できるんだ」と思ってもらうことです。

    • キャリアセンターのイメージとしては、敷居が高く入りづらい、あまり話したくない就職の話をされるといった、ネガティブなイメージを持っていることが多いと思います。全員面談では、まずその負のイメージを取り払うこと、そして「私たちキャリアセンターのスタッフを気軽に頼ってくださいね!」と職員の顔を覚えてもらう大切な場でもあるんです。その後「また個別に相談したい」と2度目、3度目の面談につながれば大成功。そこからが、本当の個別のサポートが始まると考えています。

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    留学生も障がいを持つ学生も、どの学生も変わらず一人ひとりに合わせたサポートをしています

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    キャリアセンターの最も重要な業務は、4年次生の就職活動サポートです。就職活動はなかなかスムーズに進まないことのほうが多いと思います。就職活動のスタートに乗り遅れてしまったり、内定が思うように決まらなかったり...。精神的ダメージを受けることもあると思います。そんな時私たちは、アナログな方法ではありますが、とにかく一人ひとりとじっくり話をします。キャリアセンターに積極的に来てくれる学生はいいのですが、活動の様子が見えない学生には、一人ずつ電話をかけています。「大丈夫?」「どうしてる?」と様子を聞いて、状況確認をしています。学生を一人きりにはさせません。そこからは、ちょっと背中を押せば頑張れる学生、職員が伴走することで前に進める学生など、一人ひとりと個別に向き合い最適なスピード・支援方法を考えながらサポートしていきます。

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    • 麗澤大学には留学生もたくさんいますし、障がいを持つ学生もいます。留学生に対しては「日本の就職活動とは」から始めます。というのも、日本と海外の就職活動事情は全く違っていて、たとえば海外では卒業後に就職活動を始める国も多いのです。しかし日本では在学中、それも1年以上前から活動を開始するので、その就職活動スケジュールを知らないと、彼らは就職できなくなってしまう可能性もあるのです。まずは日本の就職活動の事情をよく理解してもらい、場合によっては、就職活動に必要な日本語やビジネスマナーの指導をすることもあります。

    • 障がいを持つ学生への就職支援は、専門部署の「CDSCenter for Disabled Students)」をはじめ、関連部署と連携をとりながらサポートしています。情報共有が不十分な場合、学生を不安にさせてしまうこともあるので、大学全体で密に連携を図る体制を整えています。
      留学生や障がいを持つ学生向けの特別なサポートも必要ですが、学生皆それぞれに必要な配慮や、やりたいこと、できることは違います。「留学生」などと一括りにせず、「この学生には何が必要か?」と一人ひとりの顔を思い浮かべ、常に最善の方法を考えています。

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    学生が成長し、就職するまでの全てを見届ける。大きなやりがいを感じています

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    • こうした個別サポートのほか、私は、全学部の1年次生から4年次生までが履修する「キャリア科目」の授業の企画運営も担当しています。キャリア科目とは、学生が社会人として自立し、仕事を通して自己実現していけるよう支援するための授業で、ステップに応じて複数の授業が展開されています。「将来どんなキャリアを築いていこう?」とキャリアデザインを考えるところから始まり、主体性やチームワーク力など社会人に必要な社会人基礎力の養成、就職活動の実践的な対策まで、段階に応じたプログラムを実施しています。

    • 2020年度、就職活動の形は新型コロナウイルスの影響を受け大きく変わりました。しかし実は、就職活動は毎年変わっているのです。スケジュールやルール、企業のニーズも時代に合わせて変化しています。今の学生に必要なものは何か、学生をどう育てたら良いか。世の中の動きを見ながら、また、就職支援の現場にいるからこそわかる学生の課題も反映させながら、授業の内容を構成しています。個別の就職支援、そして4年間のキャリア科目を通して、学生が成長し、就職するまでの全てを見届ける。職員として、大きなやりがいを感じるところです。

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    手を取り合いながら励ましたい!でも今はオンラインでできるサポートを

    2020年度の就職活動サポートはすべてオンラインで行いました。これまではキャリアセンターを開放し、学生がいつでも立ち寄り、キャリアスタッフと気軽に話ができるような体制を整えていましたが、今は、それをオンライン上で実現するための「オンラインキャリアセンター」を立ち上げ、学生が職員と話したい時に、いつでも話せるようにしています。

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    • はじめは、オンラインだけで学生のサポートができるのか、キャリア科目もオンラインでは一方的な授業しかできないのでは?と不安もありましたが、実際やってみると、オンラインでもアプリケーションの機能をうまく使えば活発なグループワークも可能ですし、好きな場所から好きな時に気軽に利用できるオンライン相談は、学生にもすぐに浸透し、利用者が増えてきています。本当は、手を取り合いながら励ましたり喜び合ったりしたいのですが、それが難しい今は、オンラインをフル活用して、学生のために他にも何かできることはないか?といつも考えてサポートしています。

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