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2016/09/12

インド・タゴール国際大学と国際会議を共催②

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講演する中山学長

 国際会議の二日目のテーマは「日本の諸側面とその文化」で、会場を中央図書館大会議室に移して開催されました。二日目の最初のセッション、第4セッション「日本の文化」では、麗澤大学中山 理学長が「日本式庭園とその自然観」と題して発表しました。その他、短歌、新渡戸稲造と武士道、日本人の時間に対する意識といったテーマで発表がありました。

 第5セッション「日本語と日本文学」では、柿本人麻呂の歌に現れたアニミズム、日本語とヒンディー語の関係節と主格・所有格の変化、日本文の読解における古文理解の有益性、石川啄木の文学作品を通しての日印の交流、タゴール国際大学で柔道を教えた佐野甚之助、日本語の「います」と「あります」の違い、といったテーマでの発表がありました。

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講演する犬飼教授

 第6セッション「日本の歴史と社会」では、麗澤大学外国語学部教授の犬飼孝夫教授が「日本の道徳の起源:聖徳太子の十七条憲法」と題して発表しました。その他、日本の社会的変化と若者の変化、日本の伝統と近代の転換点としての1916年、タゴール国際大学の学園における岡倉天心、日印の小学校教育史の比較研究、といった発表がありました。

 第7セッション「日本像の視覚化」では、タゴール国際大学の博士課程の学生を中心に、タゴールと日本語と日本人、タゴールと岡倉天心の強い絆、グルーバル化するアジアにおける外国語学習、ベンガル語と日本語の擬音語と重複形、宮沢賢治の作品における動物の描写、といった発表がありました。

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会場に入りきらず、床に座って聴講する学生たち

 最後に、閉会のセッションがあり、タゴール国際大学副学長が、発表者の数人に、今回の国際会議についての感想、今後への提案などについて発言を求めました。それらの発言を受けて、副学長がまとめの言葉を述べられました。その後、副学長が発表者に一人ずつ、中山理本学学長、宮本薫国際交流基金ニューデリー日本文化センター所長、ギータ・キーニ日本語学科科長の署名のある参加証明書を授与しました。最後に、全員起立し、タゴール作詞作曲のタゴール国際大学の学園歌を歌い、記念写真をとって、2日間に亘って、インド、日本、バングラデシュの多くの発表者がタゴールと日本のかかわりや同時代人との比較、日本文化の諸相について示唆に富む発表を行った国際会議を閉じました。

 この国際会議の報告書は、来年3月末までに出版されます。