

(現在の国際学部 日本学・国際コミュニケーション専攻)2019年3月卒業
海外留学を経験し「日本」を知りたくなった
高校生の時、麗澤大学のオープンキャンパスに参加し、そのフレンドリーで温かい雰囲気に魅了され「大学ならここしかない!」と即決しました。もちろん、入学してからも優しい先輩や先生にはお世話になりっぱなしです(笑)。少人数制の授業は分かりやすく、疑問があればその場で教えていただけるので、分からないままになることはありません。また授業中に質問できなかったことも、先生方の研究室はオープンに開放されているので、直接研究室を訪ねて教えてもらっています。
私は日本語・国際コミュニケーション専攻で学んでいるのですが、その理由は海外へのホームステイがきっかけでした。高校2年の夏、オーストラリアにホームステイした私は日本人なのに、ホストファミリーに日本の魅力を伝えることができませんでした。
自分では知っているつもりでいた日本をあまりにも知らないことに愕然としてしまい、しっかりと「日本」を学びたいと思い始めました。この日本語・国際コミュニケーション専攻で正しい日本語や日本の文化を学び、将来は日本を訪れる外国の方々をガイドする仕事に就きたいと考えています。もちろん、それには英語力を身につけなくてはなりませんし、コミュニケーション能力を磨くことも重要だと思っています。
地元の商店会を盛り上げる、サークル活動にも参加しています
今、私は地域の活性化をお手伝いするボランティアサークル"Refree(リフリー)"に参加し、麗澤大学の地元にある「光ヶ丘商店会」の更なる活性化のために色々なイベントを企画・運営しています。イベントの目的は、地域の人達とのコミュニケーションを図ることで、春には近隣の小中学生も参加する「ミュージックフェスティバル」、夏には「子ども天国」や「ちびっこ探偵団」など、商店会の方々や地域の人達のご協力をいただきイベントを開催できるように取り組んでいます!
私にとってサークル活動は「人と人とのコミュニケーション」を学ぶ大切な場所。この活動を通して、商店会の方々との密な繋がりは、私にとって大きな財産になっています。時には活動中に「差し入れだよ~!」とお総菜をいただくこともあります。様々な世代の方々と同じ気持ちで何かをやり遂げる。その経験や達成感は、将来の自分にとって大きな宝物になると信じています。
テキスト通りではなく、自分の言葉で日本の魅力を伝えたい
私の夢は旅行会社に就職して、海外からのお客様をしっかりとサポートできるガイドになること。ただガイドブックに載っている場所をテキスト通りに紹介するのではなく「日本の魅力」を"自分の言葉"で伝えていきたい。それには語学をしっかりと身につけることは当然ですが、私自身が日本を理解して、学ぶ事も重要だと思います。
麗澤大学のキャンパスには様々な国からの留学生が多くいますし、授業では数多くの国の風習、習慣、文化を学ぶことができます。また、同じクラスにも多くの留学生がいて、日本語を学びながらも国際交流ができるのは大きいですね。海外から見た日本の良さやイメージなど、直接情報交換ができるのでとても勉強になります。ここでの学びは私の目指す将来に役立つと信じ、今は楽しみつつも一生懸命頑張っています。
今、挑戦してみたいことは学生のボランティアガイド。これは海外からの旅行者をサポートするお仕事です。ただ私の語学力ではまだまだ不安な部分があるので英語を猛特訓しています。麗澤大学にはネイティブの先生や海外経験の豊富な先生も多く、学内にいながらも海外のお話や実体験が聞けるのでとても参考になります。またiLounge(語学サロン)があるiFloor※では留学生やネイティブの先生方と交流ができるので、積極的に活用して英語を学んでいきたいと思っています。
語学力を磨きながら数多くの経験を積み、その経験を将来に活かしたい。目標は、大学を卒業して10年以内に一人前のガイドになること。私自身が日本と世界の懸け橋になって、日本の素晴らしさを少しでも多くの人達に伝えることができれば嬉しいです!
※校舎「あすなろ」2階にあるInternational Floor(iFloor)にはiLoungeやネイティブ教員のスタッフルーム、国際交流センターが隣接している。
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留学生が多い麗澤大学では、異なる価値観をつなぐ多文化共生や、外からみた「日本」に触れ、世界に「日本」を発信する学びを行っています。