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REITAKU
PROFESSORS
〜思い出の一品〜
先生が学問に入られるきっかけになった本
佐藤 仁志
SATO, Hitoshi
- 職 名:教授 学長補佐
- 研究科:経済研究科
- 学 部:経済学部
- 学 科:経済学科
出身は兵庫県の川西市です。川西市は、神戸よりも大阪の影響を強く受ける郊外都市で、大阪に向かう鉄道駅がある中心市街地を境として南北で街の様相(街の構造)が全く異なります。南部は平坦な土地にスプロール化した市街地が広がり、北部は山の斜面を切り崩し開発された住宅地(いわゆるニュータウン)が広がります。このような街の構造の違いに興味を持ったことが、現在の専門に繋がるきっかけでした。
私の専門は「都市経済学」で、情報化が都市構造に与える影響を中心に研究を行ってきました。最近は、少子化などによって生じた人口減少が、都市部に与える影響についても研究しています。
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- 好きな言葉(座右の銘)を教えて下さい。
- 「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」が目標(理想)です。しかし、実際には「明日は明日の風が吹く」という生き方をしていると思います。
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- 休日の過ごし方や趣味を教えてください。
- 田舎道をのんびりとドライブすることで気分転換をしています。周囲が山に囲まれた場所で過ごしてきたので、海に近い場所にあこがれがあります。そのため、山よりも海に近い場所をドライブする方が好きです。ドライブすること自体が目的なので、あまり観光もせずに帰ってきてしまうので家族もあまりつきあってくれません。
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- 1週間の休みと100万円が自由に使えたら、どこで、何をしますか?
- 岬めぐりのドライブをします。
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- 過去の1日で、「もう1度やり直せる日」があるとしたら、それはいつで、どうしたいですか?
- 色々と失敗をして、そのたびにしばらくは悩みます。ですが、結局のところ、「明日は明日の風が吹く」という考えでここまで来てしまったので、「もう1度やり直したい」とまで切実に思う1日はありません。
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- 大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えて下さい。
- お金はないかもしれませんが、工夫すれば時間は作ることが出来るはずです。
うまく工夫していろいろな場所を訊ねて、様々なことを経験して下さい。
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- 大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えて下さい。
- 学習や経験によって身に付けた知識・能力を活用する際には、身に付けた知識・能力を正確に表現し他者に伝えなければならない場面が必ず訪れます。そのときに、貧弱な語彙力のままでは、他者に内容を正確に伝えることができません。SNSは有益なツールですが、単文を主とするコミュニケーションなので語彙力の身に付き方に偏りができます。やはり、本に書かれた文章を読むことは、語彙力を豊かにするための欠かせない手段の一つです。ですので、何でも良いので本を読んで語彙力を磨いて下さい。
専門分野
- 都市経済学
研究テーマ
- 情報通信技術の発達が都市構造に与える影響
学歴
- 筑波大学大学院博士課程社会工学研究科 修了
- 筑波大学大学院博士課程社会工学研究科 編入
- 筑波大学大学院修士課程環境科学研究科 修了
- 筑波大学第三学群社会工学類 卒業
取得学位
- 博士(社会工学)(筑波大学)
- 修士(環境科学)(筑波大学)
- 学士(工学)(筑波大学)
主要経歴
- 麗澤大学大学院経済研究科 准教授
- 麗澤大学経済学部 准教授
- 麗澤大学国際経済学部 講師
- 麗澤大学国際経済学部 非常勤講師
学術論文
- 「職業間ミスマッチの地域間格差に関する分析 (特集 雇用ミスマッチ : 概念の整理から)」 『日本労働研究雑誌』第54巻第9号 (2012.09)
- 「非階層的クラスタリングによる東京大都市圏の考察」 『麗澤経済研究』第19巻第1号 (2011.03)
- 「小地域統計を用いた都市雇用圏の設定基準の拡張」 『麗澤経済研究』第17巻第1号 (2009.03)
- 「中心市街地の訪問場所の選択構造に関する研究-千葉県柏駅周辺を事例として-」 『麗澤経済研究』第15巻第1号 (2007.03)
- 「首都圏における通勤家計の居住地選択モデル」 『地域学研究』第36巻第4号 (2007.03)
その他の業績
- 基礎的計算ついての学び直しの取組みと今後の課題・日本キャリア教育学会第 36 回研究大会 共著 (2014.11)
- 大学入学前に形成された学習習慣が高大接続教育に与える影響・日本キャリア教育学会第 36 回研究大会 共著 (2014.11)
- 通勤率からみた東京大都市圏の変化・日本地域学会第51回(2014年)年次大会 単著 (2014.10)
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