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学生生活
2015.11.05|最終更新日:2020.07.31|

本学学生が「2015年度 第12回 承徳派遣柏市青少年」に参加

本学外国語学部の長尾麻由さん(中国語専攻)・髙石大輝君・野村恵さん(日本語・国際コミュニケーション専攻)の3人が、今年の夏に実施された柏市の友好都市承徳市(中国河北省)への派遣事業に参加しました。

承徳市主催歓迎宴

承徳市主催歓迎宴

これは、柏市国際交流協会が主催し柏市が共催して行っているものです。その目的は、次世代を担う青少年を友好都市へ派遣し、国際的視野を広めてもらうとともに、両市間の友好と親善を深めることにあります。近年の日中関係の影響で、派遣事業が途絶えていましたが、今年久しぶりに復活し、本学の3人を含む計6名の団員が承徳市を訪問しました。

餃子作り日付なし

餃子作りに挑戦 右手前が高石君

承徳派遣柏市青少年一行 左端が前田和子団長日付なし)

承徳派遣柏市青少年一行 左端が前田和子団長

承徳の学生と交流する野村さん

承徳の学生と交流する野村さん


今回の訪問は8月21日から26日の6日間という短い期間でしたが、現地の学校(承徳一中、河北民族師範学院)を訪問して様々な交流したり、世界文化遺産である避暑山荘を見学などの活動をしました。また承徳滞在中は、ホームステイをして、間近に中国の人々の生活に触れることもできました。日程の後半2日間は北京へ移動して、頤和園や天壇を見学しただけでなく、本場の北京ダックも味わいました。

研修報告会でプレゼンする野村さん

研修報告会でプレゼンする野村さん

柏市長とのパネルディスカッションで発言する高石君

柏市長とのパネルディスカッションで発言する高石君

また、研修終了後10月18日柏市の中央公民館にて、柏市の姉妹・友好都市(承徳・グアム・トーランス・キャムデン)に今年派遣された派遣生の帰国報告会が開催され、本学の3人も研修の報告をしました。報告会では、秋山浩保市長とのパネルディスカッションもあり、最後に市長から研修修了証が授与されました。このプログラムは、こうした事後の報告会だけでなく事前研修として承徳市の歴史や柏市の概況を学ぶ等数回の研修を含んでいます。そのため、外国語学部では、本研修を短期海外研修と位置づけ、参加者には「異文化研究C」として2単位を認定することにしました。

以下は、参加した学生たちの研修レポートからの抜粋です。

*今回の派遣でわかったことは、中国は「近くて遠い国」ではないということ。中国語で"一衣带水的两国"一衣帯水の両国(海ひとつ隔てただけの隣国)という言葉がありますが全くその通りでした。(長尾さん)
*今回の派遣では現地でのホームステイを通じて、日本とは異なる生活面や私生活における行動面など、自分とは異なる価値観に身を以って感じることができた。(高石くん)
*私自身にとっては初めての"目で見た中国"であった。この6日間を通して最も強く感じたことは、民間レベルでの交流を繰り返していけば国家間でもいい関係を築けるのではないかと思ったことだ。(野村さん)

秋山浩保市長(左)より研修修了証を授与される長尾さん

秋山浩保市長(左)より研修修了証を授与される長尾さん 右端は中山陸朗柏市国際交流協会会長