お知らせ

教育・研究
2016.01.29|最終更新日:2020.08.05|

通訳・翻訳家の鈴木小百合客員教授による特別講演が開催されました

2016_01_25_0296

1月25日(月)、外国語学部の客員教授で、日本を代表する通訳・翻訳家の鈴木小百合先生の特別講義が行われました。
鈴木先生による特別講義は、毎回、英語や通訳・翻訳に関心がある学生が多数集まりますが、今回も会場の1304教室はほぼ満席となりました。

2016_01_25_0241

通訳・翻訳の第一線で活躍されている鈴木先生だから知ることができた裏話から駆け出し時代の失敗談まで、様々なエピソードが出てきましたが、一貫して存在していたのは、講義のテーマでもあった「継続は力なり」の精神。学生たちも熱心に聞き入っていました。
実際に講義を聴講した英語コミュニケーション専攻4年の山野愛さんからのレポートも届いており、その文章からも講義後の学生たちの表情を見ていても、充実した時間であったことが充分伝わってくる講義でした。
以下、山野さんのレポートを紹介します。

☆★☆★☆

2016_01_25_0275

鈴木小百合先生は、前回の講義である、昨年の7月では「一期一会」をテーマに出会いが1つのきっかけへとつながることを話してくださりましたが、今回は「継続は力なり」をテーマにお話してくださりました。
鈴木先生の経験談や失敗談から女性が働き続けていくことの大変さや、若いうちはたくさん失敗してしまうものの、その失敗が次へと考えるきっかけになったり、また続けていくことでそれが次の仕事や新しい出会いにもつながることを教えてくださりました。
今年の4月から社会人になる私にとっても、そして学生にとっても、とてもためになるお話でした。

2016_01_25_0281

また他にもたくさんのお写真とともに昨年の仕事のお話もしてくださり、中でも昨年大きく話題となった「スター・ウォーズ フォースの覚醒(原題:Star Wars: The Force Awakens)でのお仕事や、昨年上映された映画や舞台の監督や俳優・女優のエピソードをお話してくださり、聞いていてとてもわくわくしました。その中でもまた一つ一つの出会いの大切さや、また通訳の現場のハプニングなどもお話してくださり、とても楽しい時間を過ごせました。
今回お話を伺って、「継続は力なり」ということで私も失敗を恐れず続けていこうと思いました。そしてどんなに失敗しても諦めず、その失敗を次へと繋げられるよう頑張りたいです。私にとって最後の講演会もまた大変勉強になりました。鈴木先生、貴重なお時間を本当にありがとうございました!