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2016.09.23|最終更新日:2020.07.30|

国際交流・国際協力専攻3年生有志がネパールを訪問

 9月5日から9日までの4日間、外国語学部 国際交流・協力専攻3年の櫛山万葉さん・中島有紀さん・中村花梨さんの3名がネパールを訪問しました。

  2014年度から同専攻の学生有志9名でチームを結成し様々なボランティア活動を行っており、昨年(2015年)4月25日に発生したネパール大地震後に 現地およびJICA事務所への訪問・取材を重ねた結果、「現地の人々が発災時にどのような対応をすれば良いか分からない」や「現地のNPO・NGOの防災 活動はあまり行き渡っておらず、避難訓練など日本で行われているプログラムは無いに等しい」という課題が分かってきました。これを受けて活動テーマを「防災教育」とし、日本で得た知識を共有するのではなく、現地の人々の目線でどのように実践すれば良いかを一緒に考える時間を作り、現地の人々の防災意識を高 めることを目標として今回の訪問に至りました。

主な活動としては、震災による世界遺産の被害状況と復興の経過の視察と、バグマティ県シタパ イラ村に位置する小中一貫校「Shree Sitapaila Higher Secondary School」を1日訪問し、「中学生を対象とした防災教育の実施」と「1学期間に麗澤大学内で募集した支援物資-筆記用具の学校への寄付」です。

現 地の中学生への防災教育では、「非常持ち出し品として何が必要か」と、仮想マップを用いて「どこに避難するべきか」について考えてもらうワークショップを 行いました。皆が集中してワークショップに取り組んでくれたことで、彼らの災害へのイメージや対応策を知ることができ、櫛山さん達にとっても新たな学びと なり、非常に充実した時間を過ごすことが出来ました。

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今後は、今回の活動の良かった点や課題点を踏まえて次回の訪問に向けて計画と立てていくとのことです。また、10月に今回の活動報告会が開催される予定です。

■ネパール活動報告会

日 時  10/17(月) 18:30〜19:30

場 所  I-Lounge(校舎あすなろ2階)

■「Shree Sitapaila Higher Secondary School」へ寄付した支援物資は以下の通りです。

  ・鉛筆...897本

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  ・色鉛筆...60本
  ・ノート...57冊
  ・消しゴム...47個
  ・クレヨン...27本
  ・ボールペン...26本
  ・ペンケース...15個
  ・シャープペンシル...12本
  ・マーカー...11本
  ・油性ペン...9本
  ・鉛筆削り...3個
  ・定規...3本
  ・ふせん...3セット
  ・ロケットペンシル...2本
  ・のり...1本
  ・シャープペンシルの芯...1ケース

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