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教育・研究
2017.12.07|最終更新日:2020.07.24|

本学PBL団体『Japanesia』が経済産業省共催『社会人基礎力育成グランプリ』に参加

 12月3日(日)に社会人基礎力協議会主催、経済産業省共催による『社会人基礎力育成グランプリ』関東地区予選大会が拓殖大学にて開催されました。会場には関東地区の各大学から集まった大学生チームが、普段の活動を通じてどれほど社会人基礎力が身についたかを発表し合いました。

本学からは、ミクロネシア環境教育チーム『Japanesia』が代表として参加し、顧問の成瀬猛外国語学部教授、チームリーダーの大垣直哉さん(国際交流・国際協力専攻4年)が麗澤大学PBL型学習についてプレゼンテーションを行いました。

惜しくも入賞はできませんでしたが、審査員を務められた経済界の方々や、他大学の関係者に麗澤大学での実践型PBL型学習について知ってもらう良い機会になりました。以下、発表者の感想です。


「他大学生の活動、プレゼンテーション能力には大きな刺激を受けました。私の大学生活においては主に語学学習や教養学習に力を注いできましたが、やはり実社会で活かせる実践的な専門知識を更に学ぶ必要性を痛感しました。今後、学内におけるPBL型活動が更に推進され、実践的な活動を通じて、社会人基礎能力として重要なコミュニケーション能力、思考力、チームワーク力などを涵養する機会が増えればいいなと思います。」 ―大垣直哉さん

「実社会がどの様な若者(大学卒業者)を求めているかがよくわかりました。要すれば、ただ知識があるだけではなく、その知識を如何にすれば社会還元できるかを考え出し、実行できる力を持っている若者を欲しているという事です。悔しいですが、他大学の学生は本当によく訓練されていました。でも、麗澤大学は今回が初挑戦でしたので、刺激を受けた学生達がきっと再挑戦して、結果を出してくれるでしょう。期待しています。」 ―成瀬猛教授


◆後記・・・大学事務局応援サイドより 

本大会における「社会人基礎力」とは『前に踏み出す力』『考え抜く力』『チームで働く力』を指します。各出場チームはこれらの力が活動を通じてどれだけ成長したかに加え、大学で学ぶ一般教養や専門知識をどれだけ深めることができたかを審査員にアピールします。本学ではこれらを「グローバル人材力」とも呼んでおり、今回、本学からの出場チームはミクロネシア連邦との国際協力活動で得た力を発表してきました。同チーム下級生からは“自分たちも来年チャレンジしてみたい!”との声が聞かれ、PBL型学習が本学の学生により学年を超えて受け継がれていくことに感銘を受けました。