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2018.10.01|最終更新日:2020.07.24|

【学生の取り組み】ミクロネシアで環境教育活動に取組んでいるJapanesia(ジャパネシア)がクラウドファンディングをスタート!

【Japanesiaの取り組み】

私たちJapanesiaは2018年9月5日~20日までミクロネシア連邦に滞在し、環境教育活動を行ってきました。

今年度の渡航では2つの活動に挑戦しました。1つ目は昨年に引き続き現地小学校(オオミネ小学校、ネッチ小学校)にて環境教育活動の実施です。環境教育活動の目的としてはミクロネシア連邦の子ども達にごみを分別することの大切さとごみを資源として捉え、プラスチックなどの非分解性のごみから新しいものを創り出すという視点を持ってもらうことです。そのために分別の重要性とゴミを資源として捉える視点を組み込んだ啓発劇とワークショップを行いました。私たちの活動に関して、子ども達も積極的にワークショップに参加してくれました。また、協力してくれたミクロネシア短期大学の学生から「子ども達も楽しみながら学べていて良かった」や現地協力隊の方から「すばらしい活動だった。来年も来てほしい」とお褒めの言葉をいただきました。2つの小学校合わせて150人近い子ども達が私たちの活動に参加してくれました。島の未来を担う子ども達が美しい島を守ることの大切さを感じ取ってくれたと信じています。

 

ネッチ小学校の子ども達との集合写真

活動中の様子

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は「タイヤサンダルプロジェクト」です。ミクロネシア連邦はアメリカ合衆国との自由連合協定により国内財政の約4割を米国に依存している状況があります。しかしながら、米国からの財政支援も2023年に終了する予定となっており、経済的自立が求められています。そこで私たちJapanesiaは現地に山積する廃タイヤを利用しサンダルを製作することで、ミクロネシア連邦のごみ問題解決と雇用創出に貢献したいと考え「タイヤサンダルプロジェクト」を始めました。また、単にタイヤでサンダルを作るだけでなく、ミクロネシア連邦ポンペイ島(Japanesiaが訪れた島)独自の価値を生み出すために島の伝統工芸であるポンペイ刺繍とタイヤサンダルをコラボレーションさせるべく、刺繍をしているお店に聞き取り調査に赴き、資金面や実現可能性について議論を重ねました。その結果、ポンペイ刺繍のプロトタイプを作成していただくことができ、今後も協力していく契約を結ぶことができました。さらにミクロネシア短期大学では学内にある起業センターの新事業として学生とともにプロジェクトを進めていくことになりました。私たちの活動がミクロネシアの経済的な課題解決とごみ問題解決のきっかけになればと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

このタイヤサンダルプロジェクトを4年計画で考え、2021年にはポンペイ島で市場販売を実現させたいと思っています。

 

最後に日本で行える活動として「タイヤサンダルプロジェクト」でクラウドファンディングをスタートしました。

 

11月18日まで公開していますので、皆様のあたたかいご支援ご協力をお願い致します。

(文責:外国語学部 英語コミュニケーション専攻2年 JAPANESIA学生代表 池田将太)

クラウドファンディングURLはこちらから