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2019.03.27|最終更新日:2020.08.25|

【開催報告】第20回ホスピタリTee活動(於台場、2019年3月24日)

風はまだ少し冷たいもののすっかり春めいた快晴の3月24日(日)のお台場で、年度内5回目、2014年夏の開始以来通算20回目となるホスピタリTee活動を実施しました。

本学の学生や卒業生、教職員に加えて、麗澤中・高等学校や郁文館学園、そして柏市内や都内の中学・高校の生徒さんも多数参加があり、前回2月10日(於浅草)に続いて80名前後の大規模な活動となりました。午前11:00にお台場海浜公園で集合して、学生運営メンバー(コアメン)リーダー安孫子帆さん(外国語学部英語・英米文化専攻3年生)が中心となってオリエンテーションを行い、全体写真の撮影後、グループに分かれて活動を開始しました。

「お手伝いが必要ですか?(Need Help?)」と書かれたTシャツを着ていますが、尋ねられるのを待つのではなく、こちらから積極的に外国人観光客に話しかけ、写真撮影をしてあげたり、道案内をしたりする活動です。困った時の助けになるだけではなく、日本人との束の間の交流を旅の思い出に加えていただくこと自体をとても重要な要素と考えています。実際、話をしているうちにとても喜んでいただき、一緒に写真に収まるだけでなく、SNSで繋がり、帰国後もやり取りが続く場合も少なくありません。

どちらの国から来たのかと尋ねるのを、皆が話を広げるきっかけにしているようです。浅草寺を中心とした狭い範囲に外国人観光客が殺到する浅草と比べてゆったりとした環境で、今回は、一組一組の観光客とより長く話ができたとの感想が何人もの参加者から聞かれました。麗澤中・高等学校の生徒さんたちは、アンケートに答えてもらってお礼に折り紙を渡すなどの工夫をしながら熱心に活動していましたし、本学学生の中には、「写真を撮りましょうか?」ばかりではなく「すみませんが僕の写真を撮ってください」と話しかけてそれをきっかけに会話を弾ませるツワモノまで現れました。以前に台場で活動した時に比べると外国人観光客の数がやや少な目だった印象で、参加者が会話を弾ませて充実した時間を過ごせるかと心配しながらスタートしたのですが、反省会でのコメントや参加者の表情を見ると全くの杞憂だったようです。うまく話しかけられなかった人こそ、ぜひ次回も参加して頑張って欲しいと思います。

昨年12月から学生の運営体制が代替わりして3回目の実施でしたが、コアメンリーダーの安孫子さんの他、降田義之さん(英語リベラルアーツ専攻2年)、大越涼加さん(同1年)、小林庄太さん(同左)、小部優里菜さん(同左)らのイベント運営も板についてきました。彼らが卒業生や学生、教職員と共に、中学生や高校生をしっかりサポートしながら活動を展開しました。このプロジェクトに関わり続けている外国語学部田中俊弘教授、経済学部吉田健一郎准教授、入試広報グループ職員田中彩音さん、麗澤校友会理事の小柴孝之さんといういつもの顔ぶれに、麗澤中・高等学校からは和田理教諭、越朋美教諭、そして増井都教諭が、郁文館学園から宮坂美奈子教諭が加わり、学生・生徒の活動を見守り、後押ししました。卒業生では、小林湧さん(外国語学部英語コミュニケーション専攻2016年度卒)の皆勤記録がいまだ継続中ですし、その同期の吉野彰馬さん(同左)も今回も加わってくれました。また、常連の科目履修生上野創さんも参加してくれています。 今回は都合が合わず欠席でしたが、企画の発起人の1人で、Tシャツ制作に限らず、当初から活動をずっとサポートくださっている(株)インパクトの飯塚光男さんにも、この場を借りてお礼申し上げます。

なお、通算20回目というのは、一般参加者を募集する「大規模活動」に限った回数です。たとえば2018年度には、英語・中国語・韓国語の力がある学生を集めて事前研修をした後に明治神宮での活動も行いましたし、過去にはコアメンのみで銀座などで実験的な活動をした実績もあります。また、本学提携校から訪日したアメリカやフィンランドの学生との交流や観光のお手伝いなどもしてきました。コアメンを中心に話し合いながら、2019年度はさらに活動の幅を広げて行ければと考えています。

通算21回目の「大規模活動」となる次回は、2019年6月か7月を念頭に日時と開催場所の検討を始めています。ますます多くの参加者が、この活動を楽しんでくれることを願っています。

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P1 Connect社による取材記事はこちら(2017年5月公開)(外部サイトへ移動します)

「培ってきた英語力を役立てる"はじめの一歩"に。ホスピタリTeeプロジェクトとは」Reitaku Journal
(2018年12月1日公開)はこちら

前回第19回ホスピタリTeeプロジェクト(2019年2月)の活動報告はこちら