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教育・研究
2020.02.14|最終更新日:2020.07.24|

【開催報告】第9回 川久保ゼミ卒業論文公開発表会を開催

 2020年1月26日(土) 校舎「あすなろ」の2503教室にて、本学外国語学部 川久保 剛准教授(専門分野: 日本思想史・道徳教育)のゼミナール卒論発表会が開催されました。川久保ゼミナール10期生ゼミ長の外国語学部国際交流・国際協力専攻3年 大倉 一馬さんより開催報告が届きましたので、ご紹介いたします。

-----------------------------------------以下開催報告--------------------------------------------------------------

 
2月1日(土)あすなろ2503教室にて、川久保ゼミ9期生卒業論文公開発表会が行われました。経済学部の江島顕一先生もご参加をしていただきました。
2019年度の川久保ゼミでは人間学を中心とし、各回様々な議題について議論を進めてまいりました。川久保ゼミでは授業で取り扱うテーマは人間学ではありますが、学生の研究テーマは各々自由なテーマを研究するゼミであります。しかし残念ながら、体調不良、企業研修等で9期生全員の卒業論文発表を拝聴することは叶いませんでしたが、出席いただいた川久保ゼミ9期生の多種多様な卒業研究を拝聴することができました。

多く見られたのは、「戦後精神史」、「死生観」、「人間の欲求」などの日頃ゼミ内で取り上げていた人間学、哲学的テーマでした。他にも東日本大震災を実際に間近で感じた「震災論」、「日本風土論」、また、現代社会における問題提起である「障がい者差別問題」、「日米戦争から見る現代日本論」、JIC専攻ならではの「言語と価値観形成の関係性」についての発表等、多くのテーマの発表がみられました。
そして、なによりも来年度よりゼミに本格参加となる2年生の参加が去年より多く見られ、4年生に質問を投げかけていたことが今後のゼミのレベルを高度にしていくものと感じました。

2020年度よりゼミの方針が変わり1年間かけて卒論を精錬していくようになり、我々10期生も9期生のレベルを上回ろうと邁進するといった雰囲気が見受けられました。来年度の卒論公開発表会においても9期生に劣らない論文を発表できるよう、来年度も努力に努めてまいります。

10期生ゼミ長 大倉一馬