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教育・研究
2025.04.21
【開催報告】シンポジウム(廣池学園創立90周年記念)-ウェルビーイングの測定と活用を考える-
麗澤大学ウェルビーイング研究センター(センター長:経済学部教授 桑原進)は、廣池学園創立90周年記念事業の一環として、一橋大学社会科学高等研究院との共催でシンポジウム「ウェルビーイングの測定と活用を考える」を2025年4月9日に開催しました。会場は麗澤大学で、オンライン参加も可能なハイブリッド形式で実施されました。ウェルビーイングの測定方法や日本的幸福概念、国際的な動向について深く掘り下げる充実した内容となりました。
本イベントでは、長年OECDで活躍し、経済統計の発展に貢献してきたポール・シュライヤー氏(英国キングズカレッジ経済統計卓越センター研究所長、萩野覚教授による日本語解説付)や、教育学における長年の経験を活かし、日本的幸福概念とその測定方法に関する研究を進めている高橋史朗本学特別教授(道徳科学研究所教授)による講演が行われ、それぞれの視点からウェルビーイング測定の研究とその実用性についての洞察を共有いただきました。本学の徳永澄憲学長も参画しました。
ウェルビーイング研究センターは、シンポジウムを契機として道徳科学研究所、学生相談室を含む国内外の諸機関との連携を強化し、その成果を教育の場で活用するとともに、国際社会に向けて情報を発信していくことを目指しています。今回のイベントは、こうした目標に向けた大きな一歩となりました。
シュライヤー博士(左)と萩野教授
高橋特別教授(右)と桑原教授